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月の光は変わっていないのだけれど

昨日に引き続き月の光のお話。

月の光は遠く離れた太陽光の反射なので黄色いとは思うのだけれど、そこは元写真屋さん。
全体が薄い藍に近いトーンで仕上げれば、人は月夜と感じてくれるのを知っている。
ところが都会だと蛍光色系の光が強いので、街並みの場合はグリーン系に色味を寄せないと夜景と感じない人も多い。
どちらもハズレではないけれど正解でもなくて
それは知識と経験から答えを導いているだけ。
しかもデジタル時代になると、どんなシーンでもきちんと"まっとう"な色で写してくれるので、昼夜を区別する事さえ難しくなったりする場合もありますね。

ここからはジジの戯言。
世の中、あまりしっかりと見えすぎるのは面白くない時があったりして。
ベールに包んで想像力を働かせる見せ方も悪くないと思っていて
そういう絵柄は人によって想うことが違ってくるから余計に面白い。

皆が皆、同じ感じ方をしなくても良いし
そういう事を誰に遠慮せず発信できる世の中は素晴らしいと思うし
ず〜っと続いて欲しいと思う。
そして、自分が何かを発信して手を離れたら"その評価"は気にせず
次の想いに気持ちを振り向ければ良いのだと思っている。



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