リバモアメソッド

リバモアの著書を読んで感じたことを。

・絶対に正しいルールは存在しない。
ルール作りは大事だと思うが、それが正しいものかを判断するには膨大なデータ、実践経験が必要になる。いくら勝率が高くてもそれは一時的かもしれないし相場は丁半博打ではないので損益比率を考えなけれないけない。どういうわけだか自分が作ったルールは試したくなるし、練り上げたものは正解であってほしいと思うものだが、そう上手くはいかないものもあります。テクニカルでのルール、例えばゴールデンクロスが出たらエントリーする等、具体的なことは必要ではあるが絶対ではないということを肝に銘じたいとこです。では、どういったルールを作るのが良いか。

それは、テクニカル上でのサインが出てエントリーした場合、思うような動きじゃなければすぐに撤退する。というルール。これが作るべきルールだと思います。

次に同じサインで再エントリーすればよいだけ。

これはその通りで、勝機のあるルールを持っているならチャンスは何度もやってくる。相場は明日もやってくる。ということです。


トレンドに従い、高値抜けで買い、ナンピンはしない。押し目買い、戻り売りもしない。

損をせず利益をあげるには高値抜けで買い、利確をするということ。
しかし、下落サインにも一貫して注意を払う。何も無ければいつでも相場に戻れる。一度線路から外れ、自分めがけ進んできた列車をやりすごすことが重要だと思いますね。


人間的側面が投資家にとって最大の敵となる。手仕舞う局面において逆行した場合、最後の上昇時に相場は強気を取り戻したと思い込みはしごを外されてしまう。

これはあるあるで、もう一回上がったら利確したいって思うことが多いんですね。その上昇が再度高値抜けに向けた上昇に見えてしまう現象です。一度高値に到達したときの自分の含み利益を見てしまうとそれ以上の金額を見たくなってしまいこういうことが起こります。

そして最後に、真の変動が始まったのならその日に終わることはない。
マーケットが 正しく 動かないとき 

進むべき方向に進ま ないとき はいつ でも それ が 考え を 即座 に 変える 十分 な 理由 と なる。
結局、わからなくなったらすぐ撤退ということでしたね。

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