:1年前の今: 人さえ育てれば、会社は大きくなれる

社長さんに会うと、「いい人はいない」「人さえいれば・・・」ということばをよく聞く。ほとんどの社長さんがいうといって過言ではない。それほど、自分と同じ考えで、自分の期待する能力を発揮してくれえる社員はいないようである。

その一方で、その会社さんをみると社長は超多忙で、忙しくしており、役にたつ社員がいないようにもみえる。社員のみんなも、期待できていないと自覚しつつ、過ごしているようである。場合によっては、「社長だけが忙しくしている」と冷ややかに見ているケースも、多々ある。

そのほとんどの場合、人材を系統的に育成しているとは見えない。教育というとせいぜい、外部の研修に出す程度である。そして「効果がない」とこぼしているケースが多い。

教育とは、”投資”である。設備投資したから、すぐ効果があがるものではない。その設備に習熟して、社内の仕事の中に溶け込んで効果をだすのにはすぐには無理である。多くの社長はそれは理解している。しかし、人間への投資=教育は、即、効果があると理解している。一体、自分の勉強に言って、激変するほど、変われるものでしょうか。

多くの会社で望んでいることのTopは売上増加である。私は、”売上増加”のテーマでお願いされたことはない。(社長も、私の実力をわかっているのですね)しかし、人材、特にマネージャの育成は、実績をあげることができている。そうすると自然と会社は大きくなります。30%、どころか、2倍、3倍にさえなるのです。「人さえいれば・・・」というキーワードが、ある意味、その通りになるのです。「人さえいれば・・・」として、人を育てない会社ではなく、マネージャ、中間管理職が、育つと会社は大きくなります。しかも、自然と・・・・


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