:1年前の今: ZOOM元年

 1年前の今は、ちょうど、ZOOMをビジネス的に使いだしたときでした。
まだ、そんなのがあるようだ、という程度の理解はありましたが、ZOOMということばはしらない、という状況でした。

 私は、ITの活用を普及するのは得意で、いろいろな方に電話をして「今、メールを送るから、それをクリックしてもらうとつながるから」と言って何人かとトライアルしてゆきました。
その中で、ある業界団体の事務局長様がいて電話をしてZOOMについて聞くと「業者にたのもうとおもっている」との仰々しいお話でした。「いやいや、今簡単につながるからやってみましょう」といってつないでみせました。簡単につながることと、ビデオがつながることの臨場感は、驚きの一瞬だったようです。そのとき、これは団体で大いに使えると事務局長様は、確信されました。
理事会に使うとか、関西事務所との連絡に使うとか、多彩に考えられました。

 そこで話になったのは、当時、関心を集めていた補助金の説明を会員企業にやりたい、との要望でした。経営創研は補助金については豊富なノウハウがありましたので、会員企業全体をあつめるのではなく、一番効果のありそうな個々の企業様の営業マン向けにやろうとのことになしました。募集してみると10社ほどあつまりました。その個々の企業に、ZOOMをつかった1時間の補助金説明会を行いました。

 それが成果を出して、会員企業様が販売促進策としてお客様に補助金の紹介をするスタンスができてきました。具体的な案件が出てくるためには、時間がかかりますが、1年間ふりかえると着実な手ごたえがあります。この10社さんとは、その後、関係性ができて現在、大きな成果となりつつあります。


 そして、世の中では、ZOOMは今や、当たり前のツールになっています。急速な普及です。ほとんどのビジネスの過程で、「ZOOMはできますか」ときくと「大丈夫です」と答えがかえってきます。すごい世の中になりました。昨年がおそらくビジネス的活用の急成長した年になるのでしょう。
考え深い1年でした。


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