2021.11.27#短編日記
「ネガティブを選ばない意思」
NewsPicksを見ていて紹介された言葉が印象に残りました。
「悲観主義は気分だが、楽観主義は意思である」
フランス哲学者アラン
確信的な対比だ。
ネガティブはいくらでもネガティブになれるが、ポジティブは意識的でないとポジティブになれない。
全くその通りだと思う。
その理由は、2つだ。
1つ目は、人生いいこともあれば、悪いことも必ずあるからである。
2つ目は、人は悪いことに焦点が当たりやすいからである。
1つ目、良いこともあれば悪いこともある。
・宝くじに当たった。
・取引先の大型契約が取れた。
・大好きな家族と楽しい時間を過ごせた。
仕事、趣味、プライベート、家族など様々な場面でえなたは幸せを感じることができるだろう。
一方で、
・財布を落とした。
・上司に怒られた。
・友達と喧嘩した。
など、苦悩、悩み、ストレスなども多数起こる。
当たり前だが、良いことだけが起こる人は世の中に存在しないのだ。
2つ目、さらに人は悪いことに焦点が当たりやすいからである。
そんな悪いことが起こった場合、人は容易に落ち込んでしまう。
Well-Beingの研究で報告されているように、何かの印象というのは、その体験よりも最後の評価で決まる。
彼女とのデートがどんなに素晴らしくても、最後の5分間で大喧嘩をすれば、評価は最悪になり、ネガティブな気持ちになる。
どんなに途中のデートが楽しくて良いものであってもだ。
だからこそ人の捉え方は基本悲観的でおり、悲観主義は気分である。
裏返せば、楽観主義は意思であるのは自明である。しかし、実際にはポジティブシンキングをすればするほど、無理をしたり、自分らしさと乖離していく感覚を持つ。
ポジティブに考えるのではなく、【どんな時でも悲観主義を選ばない】。あるものを感じる、感謝することが大事だと思う。
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