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WJ26:ひとこと感想

今週も速報版の感想を書きました。
※ここで書いた感想はリライトして本感想に使用する場合があります。

  • お品書き

    • 速報版の感想(全作品分)

    • 今週のアンケート

    • 今週のMVP(作品・キャラ・シーン)


鵺の陰陽師

表紙・巻頭カラーを見る限り、複数ヒロイン制バトルもののジャンルとしてやっていくんだな、という雰囲気。ライトノベル最盛期にはめずらしくないジャンルだったものの、最近はやや減っているような印象。ヒロインレースは扱いが難しいところもあるため、この作品がどういうスタンスでその着地点を作るのかが気になるところ。周防先輩の過去が想像以上に悲惨で驚いた。

ウィッチウォッチ

バンの「黙っていればビジュがいい」というキャラクター造形はマンガあるあるだけど、「言うて黙ってなくてもかわいいじゃん」になりがち。この設定を「確かに」と思える立ち振る舞いをちゃんと描けているところが上手い。ネット炎上系はやや時事ネタで、作品に対する時事ネタの割合が多すぎないおかげで今回のような話もしっかりおもしろいという印象。

ONE PIECE

絶対途中で邪魔されて中断するだろうと思っていたスピーチが全然中断されないので、どんどん話が確信に近づいて行く。おもしろすぎる。世界各国の様子を描くことで「世界観」をしっかり固めているのも抜け目ない。世界中の人々が聞いているだろうこの話を「当事者」であるルフィはあんまり聞いてなさそうなところがONE PIECE。

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