NHKマイルC

予想ポイント 馬場 展開
過去10年間の1-5着馬の通過順
2020年2-2 1-1 5-6      3-3  15-14 
2019年6-7 12-14 12-11        6-7  4-6 
2018年17-15 5-4 11-12      2-2 15-15 
2017年2-2 9-9 1-1          10-10 10-10
2016年1-1 16-16 9-9         6-6 14-13 
2015年5-5 2-2 11-9          14-14 9-9 
2014年1-1 13-7 13-11        17-18 2-2
2013年16-14 12-10 3-4     17-18 2-2
2012年1-1  5-4  11-10       8-8  16-15
2011年6-5  18-16 9-9        2-2   4-2

ここで分かることは、差し馬(9番手以降追走)が台頭する年は、2頭以上絡むことが多いということである。
2016年と2014年に関しては、勝ち馬がメジャーエンブレム、ミッキーアイルと1番人気の2倍前半の馬であり、相当抜けた馬であることがわかる。
では、なぜこうもまとめて来るのかをラップ面から考察する。
2020年 逃げ先行 
12.3 10.4 11.4 11.9 12.0 11.3 11.2 12.0
2019年 差し
12.0 10.4 11.5 11.9 12.0 11.3 11.3 12.0
2018年 差し
12.1 11.1 11.2 11.9 11.7 11.3 11.5 12.0
2017年 逃げ先行
12.4 10.9 11.2 11.6 11.8 11.3 11.3 11.8
2016年 差し
12.3 10.7 11.3 11.7 11.7 11.3 11.5 12.3
2015年 逃げ先行差し
12.4 11.1 11.8 11.9 12.1 11.1 11.3 11.8
2014年 差し
12.0 11.0 11.6 12.0 11.8 11.3 11.5 12.0
2013年 差し
12.3 10.8 11.3 11.7 11.7 11.3 11.6 12.0
2012年 逃げ先行差し
12.1 11.0 12.0 12.2 12.6 11.6 11.3 11.7
2011年 差し
11.9 10.7 11.3 11.8 11.9 11.3 11.4 11.9

2015年は、35.3 34.2、2012年は、35.1 34.6と両年ともに3ハロンが遅くラスト3ハロン勝負となったレース。2015年、前走逃げた馬が2000.1800のレース、2012年、前走逃た馬がいなかったレース。特異な年であり、例外と見て良いのではないか。
他の年では、ほぼラップバランスがにかよっている。
前走34.0くらいで入って、中緩ませて、ラスト3ハロンの勝負。つまり、ラップバランスで逃げ差しを決め打つことはできないことがわかる。
次は、馬場である。
過去10年間の当日芝の7レース以後を分析することにする。1、2番手の人気と着順を見る。
2020年 
9レース 3番人気2着 10番人気3着
8レース 6番人気4着 1番人気1着

2019年
9レース 5番人気6着 7番人気14着
8レース 5番人気5着 6番人気6着

2018年
9レース 8番人気11着 2番人気1着
8レース 8番人気5着 11番人気11着

2017年
9レース 3番人気1着 7番人気3着
8レース 6番人気8着 3番人気5着

2016年
9レース 4番人気5着 11番人気6着
8レース 4番人気7着 7番人気5着

2014年
9レース 9番人気10着 4番人気14着
8レース 7番人気4着 2番人気5着

2013年
9レース 11番人気12着 17番人気14着
8レース 1番人気8着 10番人気2着

2011年
9レース 8番人気11着 10番人気9着
7レース 4番人気8着  3番人気5着

去年の馬場は、相当な前のトラックバイアスがあったことがわかる。
さらに、2017年も前にいった馬が残る馬場であったこともわかる。
先行馬が残るには、それなりのトラックバイアスが毎年あったことがわかる。
今年も、しっかり8.9レースで芝があるためトラックバイアスを見極める必要がある。

では、展開を考える。ルークズネスト、バスラットレオン、ピクシーナイトが逃げ候補。まずは、ルークズネスト。前々走は控える形を見せていたが、前走逃げてしまったこと、さらに内枠ということもあり先行策をとる。バスラットレオンは、前走3ハロン35.0とこのメンバーで逃げるには一足使わないといけない。藤岡佑は、逃げで前走完勝したように、この大一番で控える形にはしてこない。追ってでも逃げの形をうってくる。グレナディアガーズが、気性的にスローでは折り合えないため、仮にルークズネストが行かなくても前半33.9から34.1くらいにはなる。外からピクシーナイトがその3頭を見ながら外から内に切り込んでくる。まず前半35秒台になることはないのではない。
逃げ先行馬が有利な馬場であれば、この時点で前にいけるグレナディアガーズ、ルークズネスト、ピクシーナイトを本線とする。
前有利な馬場なら、6.7番手までの馬を狙う。多分荒れない。
◎グレナディアガーズ
○ピクシーナイト
▲ルークズネスト
△ホウオウアマゾン 点数絞ります。

差し馬が有利は馬場の時
今年は差してきた馬が少ない。前半我慢してきた馬、もしくは距離短縮で差す形になる馬を狙いたい。

◎シュネルマイスター
特筆すべきは、前々走。伸びない内を持続力のある足で差し切り。いい足を長く使うタイプであり、アドマイヤマーズに似たようなタイプか。
前走の止まり方は距離というよりも、スローからのトップスピード不足で負けたと見ている。上がり33秒前半をトップクラスで出せる馬もいなく、差し有利な馬場なら6-7番手から足を長く使えるため本命である。
◎ランドオブリバティ
ランドオブリバティの兄弟であるリバティハイツは、気性が前がかかりで折り合い難であった馬で、阪神牝馬Sから安土城Sの距離短縮で差して2着、中京記念からオパールSへの距離短縮での勝ち鞍。さらに、兄弟馬のディヴァインハイツも2000mから1600mの距離短縮で12番人気3着と穴をあけている。当馬も、距離短縮となるここで穴を開けてもおかしくないのではないか。オッズも狙い目

△シティレインボー
4走前、3走前としっかりと足を使えた。良馬場向きの馬であることは間違いない。2走前は、不良、前走はノリさんが前につけて持ち味を生かせず。
もし、良馬場で溜めた競馬ができれば、面白い
△アナザーリリック
新馬戦、前走と差してきていい足をつかえた。この中でも見劣らない。ただし、馬群が広がなさそうな今回、内からうまく外へ持ち出せるかがポイントとなる。
△ソングライン
桜花賞で評価したように、ハイペース、スローでも足は使えているため、能力はある。不利はあったにせよ、前走の負けは気になる。牝馬を立て直すのは、容易でない。
△ショックアクション
パンパンな良馬場の左回りに変わり、舞台は好転。
差し有利な馬場なら残しておきたい。
△リッケンバッカー
いい意味で相手なり。差しがハマる流れになる今回は狙い目。前走は、直線我慢して我慢してラストスパートしてきた。ただ、未勝利戦をみても使える足は、短い。差し有利でも、前有利でも6.7番手からいい足を使えそう。
△ロードマックス
差し有利な馬場なら。穴。
△ホウオウアマゾン
高速馬場でも早い上がり出せてるが、位置取的に難しい競馬をしいられる




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