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競馬評論家の柏木集保は当たらない?過去の予想結果を詳しく紹介

柏木集保(かしわぎ しゅうほ)さんは、「日刊競馬」で長年にわたり中央競馬の競馬予想を担当していた名編集者です。ネットメディアなどでもコラムを執筆し、競馬界では井﨑脩五郎さんに並ぶ関東競馬のご意見番とも言える存在です。
ご高齢の為、2018年の日本ダービーを持ってレギュラー予想を引退しましたが、その後はメインレースの展望やコラムに専念し、今でも活動を続けています。
競馬界でも有名な柏木集保さんですが、実は予想があまり当たらないという事でも有名になっています。独自のスタイルを貫く姿勢は見事ですが、本命馬が好走しないという口コミやジンクスもあります。
この記事では、そんな柏木集保さんについて詳しくご紹介していきたいと思います。過去の予想結果などもまとめているので是非参考にしてみて下さいね。


柏木集保さんってどんな人?

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冒頭でも簡単にご紹介しましたが、柏木集保さんについて詳しく解説していきたいと思います。1973年に競馬専門紙の日刊競馬に入社しました。
1979年に大きな実績を挙げると、メイン馬柱に名前が載るようになり、1984年からはメイン解説者としても活動を続けてきました。
日刊競馬の看板予想家、競馬予想サイトでのコラムの執筆、その他のメディアやイベントにも積極的に参加しており、多くの競馬ファンから愛される存在です。


予想スタイル


柏木集保さんの予想スタイルは、過去のタイム、血統、ペース配分など、色々な角度からレースを推理し、競走馬の評判にとらわれない独自のスタイルを貫いています。
その為、下位人気馬に突如◎を打ったりすることも多く、視聴者がびっくするような予想も少なくありません。
得意なレースは長距離か短距離と自らコメントしており、中間距離を苦手としているようですね。一貫性がある予想を信条としている為、同じ競走馬をしつこく追い続けることも多くあります。
また、自分が予想した競走馬が思った通りに好走した時には手放しでべた褒めしますが、逆に予想したようなレース展開にならなかった時には、競走馬や騎手に対してつうれつな批判をすることも珍しくありません。


活躍しているメディア


過去には、「中央競馬ワイド中継」や「中央競馬ハイライト」、グリーンチャンネルの「トラックマンTV」などに出演していました。また、ラジオではラジオNIKKEIの「中央競馬実況中継」などにも出演していましたが、今では全て引退されています。
それでもメインレースの展望やコラム掲載に力を入れ、活動を続けています。
特に、大手競馬情報サイトのnetokeiba.comでコラムを投稿しており、独自の視点から先週の重賞レースを振り返る「重賞レース回顧」や、土日のレース予想する「土曜日のメインレース展望」「日曜日のメインレース展望」が掲載されているので、興味がある方は是非チェックしてみて下さいね。


過去の予想結果


逆神とも言われる柏木集保さんの予想ですが、実際に結果はどうなっているのか気になる方も多いと思います。そこで、ここでは有馬記念に絞り、過去の予想が当たっているのかをご紹介していきましょう。
2000年:トーホウシデン(5番人気)、結果14着
2001年:ナリタトップロード(4番人気)、結果10着
2002年:ジャングルポケット(4番人気)、結果10着
2003年:リンカーン(4番人気)、結果2着
2004年:デルタブルース(4番人気)、結果5着
2005年:ディープインパクト(1番人気)、結果2着
2006年:スウィフトカレント(11番人気)、結果12着
2007年:ポップロック(2番人気)、結果5着
2008年:ダイワスカーレット(1番人気)、結果1着
2009年:イコピコ(9番人気)、結果8着
2010年:オウケンブルースリ(8番人気)、結果11着
2011年:オルフェーブル(1番人気)、結果1着
2012年:ダークシャドウ(4番人気)、結果6着
2013年:アドマイヤラクティ(3番人気)、結果11着
2014年:フェノーメノ(6番人気)、結果10着
2015年:アドマイヤデウス(11番人気)、結果7着
2016年:サトノダイヤモンド(1番人気)、結果1着
2017年:スワーヴリチャード(2番人気)、結果4着
2018年:ミッキースワロー(10番人気)、結果11着
2019年:アーモンドアイ(1番人気)、結果9着
20回の内で本命馬が1着となったのは3回となっています。また、1着になった競走馬は全て1番人気という特徴もありますね。
中間から下位人気馬を本命にしていることも多いので、なかなか当たらないのは分かりますが、ディープインパクトやアーモンドアイなどの、ダントツの1番人気を推して外れているのは、確かに逆神と言われてしまうような結果になっています。


まとめ


今回の記事では、競馬評論家で日刊競馬で編集長も務めた経験がある柏木集保さんについて詳しくご紹介させていただきました。
一戦から退いてはいますが、netkeiba.comではコラムを投稿しているので、柏木集保さんの予想を知ることが出来ます。
過去の有馬記念の結果だけを見ると、逆神と言われてしまうのも少し分かるような気もしますが、競走馬を見る力は決して衰えていません。
興味がある方は是非コラムをチェックしてみて下さいね。

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