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東京優駿 日本ダービー 予想

先に言っておきます
今からの予想は良馬場想定での予想です
少なくともオークスよりもスピードが生きる馬場での話です

金曜の夜の時点でエフフォーリアが1倍台の圧倒的1番人気
確かにエフフォーリアは強い
強いけど1倍台の信頼度があるのかと問われれば自分はそうは思わない
この世代でレースのレベルが高かったレースに共同通信杯がある
そのレースの勝ち馬がエフフォーリア
しかも後続に0.4秒差の圧勝
ハッキリ言って真ん中の枠に入ればかなり勝つ確率が高いと思っていた
その理由は内で包まれるのも大外を回るのもこの馬にとって・・・いや、この馬の騎手にとって嫌だっただろうから・・・
確かに横山武史がいい騎手だし、昨年関東リーディングを取った騎手で皐月賞もエフフォーリアで制したがダービーは他のレースとは全く違う
全ての馬の目標であり、全ての騎手の目標とするレースでもある
勿論馬主にとっても・・・
3歳クラシックの中でも特別なレース
そこで1倍台の圧倒的な人気馬しかも内枠
果たしてスムーズな競馬でこの馬の能力を発揮できるのか?
そこを考えていきたいと思う

今週からCコースに変更となる
これで傷んでいる場所はほぼカバーされる
週中は木曜日に27.5mmの雨量があった
金曜は晴れ、土曜日も日曜日も今のところ共に晴れ
土曜日は最高気温が29度、日曜日は26.9度の予報
かなり暑くなり馬場の回復もかなり進みそう
風速も最大で約7mありこれも馬場回復の追い風となる
となると、パンパンの良馬場に近い形になると思う

昨年までの過去10年間のラップタイムはこちら

画像2

画像3

まずは展開を考えてみよう

逃げ馬はバスラットレオンとタイトルホルダー
しかしここで問題が一つ
共に外枠発走となってしまった
東京2400mは1コーナーまで直線が長いとはいえ逃げ馬の大外はやはり不利
確かに過去大外の逃げ馬が勝ったことはある
大外スタートでずっと外を走るわけではない
必ずどこかで逃げ馬は内に切り込んでくる
しかもバスラットレオンはマイルの競馬ですら逃げれるほどのスピードを持つ馬
スタート後すぐに先頭に立つと考えられる
タイトルホルダーもいるが無理にバスラットに絡むことはなさそう
恐らくスタート後1ハロン程度で内に切り込んでくると考えられる
そしてそのバスラットと同様にタイトルホルダーもその後を続くように内へとくる
バジオウ、グラティアス、Aハダルなども切り込んでくる
エフフォーリアも前目に付けるのがベストの馬
バスラットが逃げタイトルHが番手、バジオウが3番手その後ろにエフフォーリア、その外にグラティアスやAハダルという隊形か
他の有力馬は勿論エフフォーリアを目標に運ぶのは間違いない
当然マークも厳しくなる
特にシャフリヤールの福永騎手やグレートマジシャンの戸崎騎手は常にエフフォーリアを見れる好位につけてくるだろう
Sレイナスのルメール、Dモンスターの武豊騎手もエフフォーリアを見れる場所から運んでくると思う
でもどの騎手よりも怖いのがヴィクティファルスの池添騎手
大舞台では無類の勝負強さを誇り、恐らくエフフォーリアの直後をとってきそうなのがこの池添騎手
前走後方から進み全く勝負に持ち込むことすらできなかったことを考えればエフフォーリアに勝つにはその場所がベストポジションだと考えていると思う
そんな前につけてくるはずがないと思ってる人が大多数だと思う
でも自分は今回はそんなに後ろからは行かないと思う

さて、1000m通過は58.5-59.0くらいか
しかし、バスラットからタイトルホルダーまでは3-5馬身ほどの差があるかも知れない
特にバスラットは体型からもマイルがベストだと考える関係者も多そうでそんな馬に対してマークがキツくなるはずもない
恐らく好きに行かせてエフフォーリアがどこで動くかに注視する騎手が多いだろう
タイトルホルダーもバスラットをつぶしに行くというよりは自分のペースを大事に運ぶでしょう
レースラップのラスト3Fは33.7-34.2前後

直線入口でもバスラットは先頭だと思う
そこでスタミナが切れた場合は早々に垂れる、スタミナが持てば・・・アッと言わせるシーンもあるかもしれない
タイトルホルダーは切れる脚が使えるタイプではないのでこの馬も早めに動いてくるでしょう
しかし、問題はこの後ろ
2頭が直線入口で抜けてきた時に後続はどうするか・・・
エフフォーリア以外の馬はエフフォーリアを目標とするでしょう
そうなった時に動かざるを得ないのがエフフォーリア
ここで動かなかった場合スムーズに進路が開くことはない
しかし、早めに動いた場合皐月賞や共同通信杯で使った脚が使えるのか?
鞍上の横山武史騎手にとっては難しい展開になると思う
馬場の真ん中から外は福永騎手のシャフリヤールやルメール騎手のサトノレイナスはほぼ間違いなく伸びてくるし、エフフォーリアに進路を明け渡す事はない
ヴィクティファルスの池添騎手などもそう
武史騎手の親である横山典騎手も息子とは言えダービーでそんな甘い騎乗はしない
進路が厳しい状況になってもおそらくはエフフォーリアは最後は伸びてくるとは思うけど果たして捉え切れる状況なのか?
連軸にするというのならいいと思うけど頭固定できるかと言えば・・・
難しんじゃないでしょうか

と、いうことで・・・
印にいきましょう

◎ 10 シャフリヤール
500kgオーバーの雄大な馬体を誇る全兄アルアインとは違い、こちらは450kg前後の馬体
ディープ産駒にとって最もベストなサイズと言える
そしてサイズが違うこともありアルアインとは競走馬としてのタイプも全く違う
アルアインよりもスピード型で距離も持つだろう
そしてなにより新馬戦の時に自分はこの馬は必ず春のクラシックに出てくると断言した馬(もう1頭同じレースを走っていたヴィヴァンもだったけどそちらは骨折で戦線離脱)
そのとおり毎日杯をレコード勝ちしてここに出てきた
その毎日杯もスムーズだった競馬かといえばそういうわけではなく勝負どころだった直線入口で進路がない状況(下の画像参照)
そこから進路が開くのを待ってスパートし、グレートマジシャンとの争いを制し勝利
終始スムーズだったグレートマジシャンの勝ちレースになるところを勝ったのは能力の証明になる
レコードで勝ったということよりもそこを評価したい
前々走では後方から伸びて3着上がりタイムはエフフォーリアと同じ33.4
当時とは立ち位置が逆
当然マークは薄くなる
前目につけてスムーズに運びさえすれば逆転はできるし、相手がスムーズさを欠くようならその可能性は大きくなる
前走からの乗り代わりとは言え主戦騎手に戻るだけで問題はない
むしろ、他の馬に乗って対戦したことで騎手としては新た馬発見があったのではないかな

画像1

〇 1 エフフォーリア
上にしっかりと書いたのでここは簡単に
ポイントは鞍上横山武史騎手
そこに尽きる
かなり難しいレースになるのは間違いない

▲ 2 ヴィクティファルス
前走はスタート後後方で度外視でいい
継続騎乗で前回の失敗を繰り返さないはず
なにより鞍上池添騎手の勝負強さと共同通信杯の2着を評価したい
人気はないが軽視は禁物
直線でエフフォーリアよりも早く仕掛けてくるだろうし先にいいポジションを取れるようならば・・・

△ 4 レッドジェネシス
2400mにはなんの心配もない
前走もルペルカーリアに競り勝っており能力も非常に高い
ディープxストームキャットはキズナと同じでスピードがある上に母母父サドラーズウェルズで勝負強さもある
贅沢をいえば・・・川田騎手騎乗ならもっと上の評価をしたかったところではあるのだが・・・
ポツンだけはやめてね・・・

△ 11 ステラヴェローチェ
須貝厩舎x吉田隼は先週のソダシと同じ
この世代で常にトップ争いを演じ、朝日杯2着、皐月賞3着と能力は間違いなくある
しかし、逆に言えば勝ちきれていないのも事実
上位争いには入ってくると思うが・・・

△ 16 サトノレイナス
阪神JF、桜花賞共に2着
オークスに出てくるようなら本命も考えていた馬
問題は男馬に入って・・・言うところ
揉まれてしまうのが一番嫌だったので印から消すことも考えたがまさかの外枠
ここで印に残すことを決めた
包まれる心配も少なくなった
非常に切れる足を使えるので外枠は自分としては歓迎

△ 17 バスラットレオン
ほとんどの人が距離は持たないと考えているだろう
確かに馬体的にもマイラー体型に見える
しかも逃げ馬の大外枠
しかし、それであるが故にノーマークになりやすく気持ちよくスムーズに道中運んだ場合アッと言わせるかも
穴ならこれだと思う

馬券
3連複 軸1頭ながし
10-1.2.4.11.16.17 15点

P.S.
現在POG参加者を募集中です
詳しくは前回の記事に書いていますのでそちらを見てくださいね
みなさんのご参加心よりお待ちしています

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