世界の競馬 特別編 ロンジンワールドレースランキングTOP100

さて、いきなりですが問題です。
パート1国の平地G1レースはいくつあるかご存知ですか?
正解は456レースです。

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レースレーティングは、これらのG1レースの1~4着の馬の平均レーティング値を算出したものです。
それを更に、ランキング化したものがロンジンワールドレースランキングとなります。
日本だとレーティングはあまり重視されていませんが、海外では非常に重要視されています。
例えば、日本だとクラスを上がるのに勝ち上がらなければいけませんが、英愛などですと高いレーティングを出せば飛び級でクラスアップします。
それほどまでに重要視されているのがレーティングという数値になります。
ただ、実際JRAでもレースや馬にレーティングを算出し、公開されています。

JRAレーティング&ランキング

そして、世界中のレースレーティングのトップ100をIFHA(世界競馬統括機関連盟)が発表しています。

では実際に2019年のワールドレースランキングを見てみましょう。

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日本でも聞き馴染みのあるレースが上位に並んでいます。
日本からもベスト5に宝塚記念がランクインしています。

トップ100には11レースが入っています。
5位 宝塚記念
6位 有馬記念
16位 天皇賞秋
22位 安田記念
35位 東京優駿
38位 皐月賞
50位 ジャパンカップ
59位 マイルチャンピオンカップ
65位 大阪杯
78位 天皇賞春
91位 チャンピオンズカップ

と、なっています。

では、昨年まではどうだったのか気になりませんか?

と、いうことで2016~2018年のランキングも用意してありますのでどうぞ。

2018年

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2017年

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2016年

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では次はランキングと、レーティングの数値の流れを見てみましょう。
4年間全てランキング入りしているレースが対象です。

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次は国別です。

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最も多くランキング入りしているのはオーストラリアです。
中でも2018年には31レースもランキング入りしていました。
ついでイギリスですね。
こちらは毎年20レース前後が入っています。
以下、アメリカ、日本、香港と続きます。

次に、各国のG1レースに対するTOP100入りレースの割合を見てみましょう。

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一番高かったのは香港で12R中10Rがランキング入りしており83.3%。
2番目に高いのがイギリスで36R中21Rで58.3%。
次がUAEで7R中4Rで57.1%。
その次が日本で25R中11Rで44.0%となっています。

ただ、日本に関しては出走馬のほとんどが国内馬だというのが他の国と最も違うところですね。
更に言うと、日本馬が上位に入ったレースが数多くランキング入りをしています。

2019年で言うと・・・
9位 AUS コックスプレート(1着)
10位 HK  クイーンエリザベス2世カップ(1.3着)
13位 HK  香港ヴァーズ(1.2.4着)
17位 UAE ドバイターフ(1.2.4着)
18位 IRE アイリッシュチャンピオンステークス(4着)
24位 HK  香港マイル(1.4着)
30位 UAE ドバイシーマクラシック(2.3着)
56位 HK  香港カップ(1着)
95位 AUS ドンカスターマイル(4着)

と、いった感じです。

そう考えれば日本馬が世界で高く評価されているといってもいいでしょう。

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