はじめに

サラブレッドの始祖たちをマガジンで書いていきます。

有名な3代始祖は元より、それ以外の始祖の馬たちについてもスポットを当てていきたいと思います。
基本的には海外の記事を翻訳して書いていきます。
そのため、英字の原文を載せたあとに日本語訳を乗せる形でいきたいと思います。

また、<英語が得意でない>筆者が書いていますので誤変換などあると思います。
   ↑<ここ重要!!>↑

気になる方はコメントにて教えていただけると幸いです。
また、英語に自信のある方は是非原文を読んで頂ければ・・・と思います。

また、馬によって文章量が全く違います。
ほとんど記述の無い馬もいれば、かなりの文量の馬もいます。
全ての記事をカバーして翻訳しているわけではありません。
ここで興味を持たれた方は是非自分でいろいろ調べてもらえればいいと思います。
そういうきっかけになれば、、、いいな。

ではまずは、記事の中に出てくる情報の見方を説明しておきます。

記事の中には大量の馬名が出てきます。
同じ馬であっても、複数の馬名がある馬がいます。
いくつかの別名は書いているつもりですが、全てがカバーできているとは思いません。
なのでカバーできていない別名があるとご了承の上で読んでいただけると幸いです。

ではまずは文中の馬名とその他情報の見方です。

マッチェムを使って説明します。

Matchem (GB) (b c 1748 cade)

Matchemは馬名です。

(GB)は国名です。

GBは英国です。
他には中東の国々などの国名が出てくることがあります。
TUR トルコ
SAU サウジアラビア
SYR シリア
などが希に出てきます。
基本的に国名コードなのでこちらの国名コード表を参考にして頂ければ・・・と思います。

国名コード表

(b c 1748 cade)

こちらは馬の情報が入っています。
b=毛色
c=性別
1748=生年
cade=父馬
といった情報です。

毛色に関しては今のサラブレッドにはない毛色もあります。
b=Bay=鹿毛
dkb/br=Dark Bay/Brown=黒鹿毛/青鹿毛
blk=Black=青毛
ch=Chestnut=栗毛
dkch=Dark Chestnut=栃栗毛
gr=Gray=芦毛
w=White=白毛
bu=Buckskin=河原毛
pal=Palomino=月毛
ro=Roan=粕毛
cr=Cremello=佐目毛
dun=Dun=薄墨毛
pin=Pinto=駁毛

と、なっています。
河原毛から下の5つの毛色に関しては”今の日本では”サラブレッドの毛色として認められていません。
しかし、サラブレッドは人為的に交配し、作られた品種です。
アラブ種、ターク種、バルブ種、ハンター種(イギリスの在来品種)などがその元になった品種だと言われています。
つまり、始祖たちはサラブレッドではないということです。
言うならばサラブレッドの元になった馬だということです。
そのために始祖の時代では今のサラブレッドにはない(喪失してしまった)毛色が存在します。

性別

C(Colt):4歳以下の牡馬
H(Horse):5歳以上の牡馬
F(Filly):4歳以下の牝馬
M(Mare):5歳以上の牝馬
G(Gelding):せん馬
R(Ridgling):片方または両方の睾丸が陰嚢の中に下りていない牡馬
これ以外ですと
Dam = 母馬
もございます。

これらは文中に度々出てきます。
中には一部の情報が書いていない馬もいます。
一番多いのは毛色の情報が載っていないことがありますがこれは今と違って情報が失われている馬もいますのでご了承ください。
また馬によっては記事が違えば生年が違うことや同じ馬名で違う馬だったり・・・
と、いうこともあります。
昔は今ほどひとつの基準によるスタッドブックで完璧に管理されていたわけではありません。
また、スタッドブック編集前の馬も多くいます。
そういう馬に関しては後年に資料を集め、編集されていたりしますので仕方のない面だと思います。

そういったことを頭において記事を読んで頂ければ幸いと感じます。

では次回から始祖たちを紹介していきたいと思います。

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