世界の競馬 Vol.1 アルゼンチン競馬 <第5回 リーデング情報 2009/7~2010/6>
昨日はすみませんでした。
訂正箇所を発見したのと、賞金も入れたほうがわかりやすいと思ったので一度記事を書き直させていただきました。
と、いうことで追加データとして産駒の総賞金を入れさせていただきました。
また、一部記事の構成を代えさせていただきました。
こちらのほうが状況がわかりやすいかと思います。
では、1シーズンごとにリーディング情報を見ていきたいと思います。
今回は2009/7~1010/6です。
ここで見ていくのは種牡馬、BMS(ブルードメアサイアーつまり母の父)です。
騎手リーディングはまた後ほど見ていきたいと思います。
左から
・リーディング順位
・種牡馬名
・種牡馬系統
・産駒総獲得賞金(単位はドル)
・シーズンの産駒出走頭数
・シーズンの産駒出走回数
・シーズンの産駒勝利頭数
・シーズンの産駒勝利回数
となっています。
では早速ですが見ていくことにしましょう
・種牡馬リーディング
1~10位
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
では系統別に何頭リーディング入りをしているのか見てみましょう。
・ノーザンダンサー系
一番多く入っていたのはノーザンダンサー系ですね。
中でもストームキャットの系統が最も多く6頭、次いでダンジグ系の4頭、ヌレイエフ系が3頭、ヴァイスリージェント系が2頭と続きます。
基本的に平坦な馬場で硬いというのがアルゼンチンの馬場の特徴でもあるのでスピード豊かな種牡馬が上位にきてると言っていいのではないでしょうか?
その証拠にノーザンダンサー系の中でも特にスピードが豊富なストームキャット系が2位Bernstein、3位Pure PrizeとTOP5に2頭、10位以内ではさらに7位にEasing Alongが入るという状況です。
そしてサトノダイヤモンドの母父でもあるダンジグ系のOrpenがトップです。
・ミスタープロスペクター系
2番目に多かったのはミスタープロスペクター系で13頭。
この系統のなかで世界的に主流のフォーティナイナー系や、ファピアノ系、シーキングザゴールド系をおさえ、それ以外の系統が最も多く来ているのが特徴の一つですね。
これもアルゼンチンの馬場に適したスピードを持っている種牡馬が上位に来ているということなんでしょう。
・ナスルーラ系
3番目に多かったのがナスルーラ系で7頭。
ナスルーラ系のなかで最も多いグレイソヴリンだけ別系統にしていますが、ここでもそれ以外の系統が多くなっています。
・ターントゥ系
サザンヘイローがいるターントゥ系は数はそれほど多くなく5頭でした。
Southern Haloが5位、Incurable Optimistが9位でした。
・その他
この中ではインリアリティ系のHonour and Gloryが最も上位で8位ですね。
種牡馬を見ての印象は、相対的にスピードのある種牡馬が上位に来ている印象です。
では次にBMSを見てみましょう。
・BMSリーディング
1~10位
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
では系統別に何頭リーディング入りをしているのか見てみましょう。
・ノーザンダンサー系
ノーザンダンサー系は7頭で2位でした。
しかも主流ではないノーザンダンサー系が多いのが特徴的ですね。
主流で一番多いのはニジンスキー系でした。
ただ、10位以内にはEqualize1頭だけという状況ですね。
・ミスタープロスペクター系
ミスタープロスペクター系は8頭。
10位以内に3頭が入る状況でした。
ただし、10位以内の3頭を足しても1位のサザンヘイローとほぼ同じです。
・ナスルーラ系
最も多かったのはなんとナスルーラ系でした。
しかも全体の1/3にあたる17頭!
非常に多いですね。
ここまで多いのは正直見たことがありません。
10位以内で見ても2位にInterprete、5位にCandy Stripesは入り、11位~20位の間にはなんと6頭がランクイン。
特に2位のInterpreteは出走頭数は200頭に届かないものの出走頭数1頭あたりで見るとサザンヘイローを上回る結果でした。
・ターントゥ系
ターントゥ系ではサザンヘイローが1位ではあるものの全体で2頭のみという結果でした。
・その他
日本と比較するとファラリスやダマスカス系の種牡馬も上位に来てるのが特徴的ですね。
では最後に横に並べて比較してみましょう。
1~10位
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
これが次のシーズン以降どのように変化していくのか楽しみにしていきたいと思います。
>次回予告<
リーディング情報 2010/7~2011/6
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