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6月12、13日 新馬戦

6月12日 札幌5R
曇り 良馬場
芝1000m
クッション値 7.9
含水率
4C 11.8
G前 11.0

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ペースはスロー
レース評価 B-
次走以降の参考度 C

1着 カイカノキセキ
父  キンシャサノキセキ
母  カイカヨソウ
母父 ティンバーカントリー
兄弟 カイカセンゲン
評価 B
スタートを決めて騎手に促され先頭にたち終始先頭を譲らず
最後まで鈍ることなく走りきる
いいスピードを持っており距離の限界はありそうだが1200mはとりあえず大丈夫そう

2着 リトス
父  シルバーステート
母  カルディア
母父 ゼンノロブロイ
兄弟 ロードグリュック
評価 C
スタート後無理することなく楽に番手に付ける
ただし、その後少し行きたがる面を見せるロス
頭が上下する効率がいいとは言えない走り方
最後までよく耐え2着になったが・・・

3着 ブッシュガーデン
父  リオンディーズ
母  フリスコベイ
母父 Hard Spun
兄弟 ナスノダケ、クサヒバリ
評価 C+
まずまずのスタートから先団後方に付ける
4コーナー出口では狭いところを割り外から鋭伸も届かず3着
距離はもう少しあったほうがいい


6月12日 中京5R
曇り 良馬場
芝1600m
クッション値 10.3
含水率
4C 14.5
G前 15.7

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ペースはスロー
レース評価 B
次走以降の参考度 B


1着 セリフォス
父  ダイワメジャー
母  シーフロント
母父 Le Havre
兄弟 フォルテデイマルミ
評価 B
まずますのスタートから5番手追走
3コーナー手前から先頭に並ぶ
直線早々に先頭に立ち、坂で一度迫られるも登りきったあとはもうひと伸びして押し切り勝ち
頭が高い走法でダイワメジャー産駒らしい走り

2着 ベルクレスタ
父  ドゥラメンテ
母  ベルアリュールII
母父 Numerous
兄弟 アドマイヤリード、カレンシリエージョ
評価 B-
スタートは良かったがその後加速に手間取り先団後ろの外目に付ける
スローペースでも難なく折り合う
直線は外目を使い一度詰め寄るもその後離されそのまま入線
ドゥラメンテ産駒らしくまだ非力な印象
完成は4歳以降か

3着 トゥードジボン
父  イスラボニータ
母  コッパ
母父 Yesbyjimminy
兄弟 
評価 C
スタートを決めて前に行くも騎手が抑えて先団後ろへ
じわじわ伸びるも前2頭との差は詰まらず3着
1400m位の方がいいのかも


6月12日 東京5R
晴れ 良馬場
芝1400m
クッション値 9.7
含水率
4C 12.4
G前 12.8

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ペースはミドル
レース評価 B
次走以降の参考度 B-
白毛馬でソダシの近親のハイアムズビーチが出走したことで注目度が高かったレースだがメンバー的にはレベルは高くない
そしてノーザンファームはハイアムズビーチに確実に取らせにきたレース
そしてそのとおり勝ち切ったのだが現状でソダシと同じ期待をしてしまうのはかわいそう


1着 ハイアムズビーチ
父  ドレフォン
母  ユキチャン
母父 クロフネ
兄弟 ハウナニ、マイヨブラン
評価 B+
まずまずのスタートから先団後ろに付け折り合う
直線は外に出し最後までしっかり伸びる
距離はもう少しあっていい
瞬時に切れる脚というよりはじわじわ伸びる印象
レースセンスはあるタイプで大崩れはしにくい

2着 ハギノモーリス
父  モーリス
母  ハギノエスカーダ
母父 タートルボウル
兄弟 
評価 B-
スタートを決めて先手を取る
直線では残り250m付近で少し寄れる
その後立て直し最後まで我慢して入線
しぶといタイプも切れる脚はない

3着 ベルウッドブラボー
父  シルバーステート
母  マチャプチャレ
母父 ヨハネスブルグ
兄弟 トーホウグロリアス
評価 B-

スタートを決め先行
直線外目からじわじわ伸びるも最後は2着馬と同じ脚色になり3着
先行有利の展開だったが・・・

6月13日 札幌5R
晴れ 良馬場
芝1200m
クッション値 7.7
含水率
4C 13.8
G前 12.0

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ペースはミドル
レース評価 B
次走以降の参考度 C
短距離戦ということもありG1戦線に向けてという意味で参考度は低い


1着 トーセンサンダー
父  トーセンファントム
母  カグラグレイス
母父 エンパイアメーカー
兄弟 
評価 B-
サンデーxファピアノ系の組み合わせ
ストームキャットこそ持ってないがノーザンダンサーのクロスを持つ
まずまずのスタートから番手を主張
ある程度流れる展開でしっかりタメが作れていた
直線追い出されると先頭をすんなり交わしそのまま押し切り勝ち

2着 グラスミヤラビ
父  サトノアラジン
母  グラスケリー
母父 ジャングルポケット
兄弟 グラスプレジャー
評価 B-
新種牡馬サトノアラジン産駒
まずまずのスタートから無理に追われることもなく先団後ろにつける
3コーナーからじわじわ位置を押し上げ直線は勝ち馬の外に出す
1完歩ずつ追い上げるもックビ差届かずの2着
レースぶりからはむしろ距離延長の方が良さそうでマイルまでなら・・・

3着 アスターヘキサゴン
父  ヘニーヒューズ
母  マリンフェスタ
母父 サクラバクシンオー
兄弟 レンイングランド、ケイリンボス
評価 C
まずまずのスタートからいい加速で先頭にたつ
直線入口で勝ち馬に交わされるもしぶとく走りきり3着を確保
芝なら距離はこのあたりがベスト

6月13日 中京5R
雨 良馬場
芝1200m
クッション値 10.1
含水率
4C 9.2
G前 11.5

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ペースはスロー
レース評価 B-
次走以降の参考度 C+
短距離戦ということもありG1戦線に向けてという意味で参考度は低い


1着 メリトクラシー
父  シルバーステート
母  メリオーラ
母父 Starspangledbanner
兄弟 
評価 B-
スタート後すっと先頭を取る
スローのマイペースに持ち込み直線もしっかりと伸び勝利
内が荒れている状態で最後まで粘り勝ったことは評価できるがタイム的に早い逃げ馬がいる場合に折り合えるかが課題
距離的には1200mがベストかもしれない


2着 インプロバイザー
父  ダイワメジャー
母  リトルゲルダ
母父 Closing Argument
兄弟 リヴェール、グレイイングリーン
評価 B-
まずまずのスタートから先団後ろにつける
4コーナー出口から位置を押し上げ直線じわじわ追い上げるも勝ち馬と1馬身差になったところがゴール
1400mまでは問題なくこなせそうでマイルはギリギリの可能性も・・・


3着 ダグザ
父  Shalaa
母  タリサ
母父 Pour Moi
兄弟 
評価 C
父はDanzig系、母父はサドラー系
まずまずのスタートから番手につける
直線外目にだし追い込み体制に入るも逃げ馬を捉えきれないどころか外から勝ち馬にも交わされての3着
末脚があるタイプでは内容に見える
距離的にも壁があるタイプだと思う


6月13日 東京5R
曇り 良馬場
芝1800m
クッション値 9.8
含水率
4C 10.9
G前 10.6 

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ペースはスロー
レース評価 B+
次走以降の参考度 B+

1000m通過が64.2と超スローペースではあったが上位馬の評価は高い
そして中距離以上向きの馬が多かった印象で3歳春までの2000m超のレースでハイペースになることはほぼないのでそのあたりは気にしすぎる必要はないと思う


1着 ヴァーンフリート
父  リオンディーズ
母  ロスヴァイセ
母父 シンボリクリスエス
兄弟 ロイバルト
評価 A
キンカメxシーザリオxシンボリクリスエス
この組み合わせからは3冠牝馬デアリングタクトがいる
今後も増えてくるであろうこの組み合わせによる配合はおそらく成功し続けると思う
(全ての馬が成功するというわけではない)
そして、それはサートゥルナーリアの成功も含めての話でサートゥルナーリアは間違いなく成功するしそのカギの一つがシンボリクリスエスの肌馬になるかもね
さて、レースですが
まずまずのスタートから先団の外目に付ける
道中は楽に追走し、4コーナーから鞍上は追いどおし
直線は外目からしっかりと伸び2着馬に並びかけられるももう一度突き放し勝利
最後の加速時にフラつく幼い面も見せてはいたがそこから突き放したことは非常に評価できる
首を使って走れていたしギアが入った時には首が沈み込むいいフォーム
距離はこれでも短い
もっと伸びてよくなると思う
能力は高いが大型馬でもあるので一瞬の切れ味というタイプではない
むしろ徐々に加速していく持続加速型のタイプなので直線は長いほうが良い
うまく育てばクラシックに顔を出してくる存在になるかも

2着 グランシエロ
父  ハーツクライ
母  サイマー
母父 Zoffany
兄弟 
評価 A-
母の父はDanzig系
母系は欧州色の濃い配合
スタートは出遅れ
スローペースを生かし、向こう正面では最後方から徐々に位置を上げ3.4コーナー中間点では4番手
勝ち馬の外から追い上げる
ラスト100mあたりで内に寄れる面を見せ勝ち馬にクビ差突き放された
改善の余地がある走りだったがこちらも能力は低くない
ただし、ハーツクライ産駒ということもあり3歳夏前には成長の谷間が来るかもしれない
適正距離は2000mあたりまで

3着 アンビション
父  ハービンジャー
母  ハートフルデイズ
母父 キングカメハメハ
兄弟 インテリジェンス、アンシャンテ
評価 B
4代母がフサイチコンコルドの母でもあるバレークイーン
ハービンジャーxキンカメはブラストワンピース、モズカッチャンなど
そしてブラストワンピースと同じくこの馬も大型馬でこのレースの馬体重は538kg
大型馬ということもありスタートの出はゆっくりでそこから徐々に加速していくがそれでも無理はせず集団の後方
直線は狭い内に入ってしまう
それでも徐々に外に出しながら徐々に加速するも勝ち馬からクビ+2.1/2のところがゴール
切れるタイプではないのでああいう展開になると厳しい
個人的にハービンジャーは成長が遅めだと思うので良くなるのは4歳以降かなと思う
評価が上位2頭より低めなのはクラシックに向けてという意味で古馬になれば評価は並ぶ可能性も・・・
距離は長いほうが良さそうで2000m以上のレースの方が持ち味は生きそう


以上が6/12.13に行われた新馬戦の評価になります

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