世界の競馬　Vol.1　アルゼンチン競馬　＜第１８回　リーディング情報　騎手　後編＞

前回は2009-2010シーズンから2013-2014シーズンまで見てきました。

個人的には勝率３０％超えなどに驚きましたが皆さんはいかがだったでしょうか？

今回は前回の続きで2014-2015シーズンから2018-2019シーズンを見ていきたいと思います。

2014-2015シーズン

リーディングに輝いたのは昨年と同じくFalero Pablo Gustavo騎手。
昨年より７０勝ほど減らすものの２５８勝、勝率２８.４％という成績でした。
２位にはFernandez Goncalves Francisco Leandro騎手で２０８勝、勝率３０.７％と、勝ち星では及びませんでしたが、勝率では３０％を超える成績でした。
しかも、昨年６６勝の１９位から大幅にランキングを上げ、初の２００勝超えでした。
３位にはRicardo Jorge Antonio騎手が２００勝で入りました。
2010-11～2012-13シーズンと３年連続でリーディングに輝き、2013-14シーズンは成績を下げていましたが昨年より５０勝増やしての３位となっています。
４位には２勝差の１９８勝でDomingos Altair騎手、勝ち星は前年よりも少し増やしたにも関わらず順位では下がってしまっています。
１００勝以上の騎手は１０名でした。

2015-2016シーズン

リーディングに輝いたのはDomingos Altair騎手で２１６勝、勝率２６.７％でした。
２位にはOrtega Pavon Eduardo騎手、３位にはFalero Pablo Gustavo騎手。
２位と３位は勝ち星は同数の２０９勝でした。
Falero Pablo Gustavo騎手は前年のリーディングから勝ち星を約５０勝、騎乗回数で約１５０回減らしています。
ここまでの３名が２００勝超えです。
４位にVillagra Juan Cruz騎手、５位にRicardo Jorge Antonio騎手と上位の常連が続きます。
１００勝以上の騎手は昨年と同じく１０名でした。

2016-2017シーズン

リーディングに輝いたのは昨年３位のFalero Pablo Gustavo騎手。
昨年２０９勝から２３６勝で2014-2015シーズン以来２シーズンぶりのリーディングです。
２位には昨年６位のFernandez Goncalves Francisco Leandro騎手が１４７勝から２２６勝にと大きく成績を伸ばしています。
３位にはOrtega Pavon Eduardo騎手で２１１勝と、ここまでが２００勝超えです。
４位には昨年リーディングのDomingos Altair騎手で１８３勝。
５位にはVillagra Juan Cruz騎手で１４８勝でした。
１００勝以上の騎手は７名と昨年より３名減っています。

2017-2018シーズン

リーディングに輝いたのはOrtega Pavon Eduardo騎手。
２５２勝で2009-2010シーズン以降で初のリーデングに輝きました。
ただし、勝率では２６.８％となっています。
２位にFernandez Goncalves Francisco Leandro騎手で２４３勝。
勝ち星では届きませんでしたが騎乗回数が約１８０回少なく、勝率が３１.９％という状況です。
３位には２００勝で昨シーズンリーディングのFalero Pablo Gustavo騎手でここまでが２００勝超えです。
４位には１４６勝のPereyra William騎手で初の上位２０位入りをはたしています。
５位には１３３勝でVillagra Juan Cruz騎手。
６位のNoriega Juan Carlos騎手は１２１勝ですが、騎乗回数が少なく３８２回で勝率は３１.７％となっています。
１００勝超えは昨シーズン同様に７名でした。

2018-2019シーズン

リーディングに輝いたのはFernandez Goncalves Francisco Leandro騎手。
３１３勝、勝率２９.３％と、昨シーズンを約７０勝上回る成績でした。
２位にはFalero Pablo Gustavo騎手で２１７勝。
リーディングのFernandez Goncalves Francisco Leandro騎手とは約１００勝差でした。
３位には昨シーズンリーディングだったOrtega Pavon Eduardo騎手で１９７勝。
４位には１６５勝でMoreyra Wilson Rosario騎手、５位には１３５勝でValle Martin Javier騎手でした。
１００勝以上は７名でした。

今回は以上になります。
次回は騎手リーディングの総括です。

＞次回予告＜
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