世界の競馬 Vol.1 アルゼンチン競馬 <第36回 種牡馬系統図 その1 バイアリーターク>

では、いよいよ今回から種牡馬の系統図を見ていきましょう。

まず今回は、バイアリータークの系統図です。

現代の競馬では非常に厳しい状況に置かれています。

日本ほどではありませんが、それでもアルゼンチンでも非常に厳しい状況です。

では、それぞれを見ていくことにしましょう。

バイアリーターク(Byerley Turk)系

3代始祖であるバイアリータークを祖とする系統です。
世界中のバイアリーターク系は必ずヘロド(Herod)を経由していることもあり、へロド系と言われることもある系統です。
ただし、現在ではトゥルビヨン(Tourbillon)系だけが唯一残っている状況です。
今回の記事の中でもわずかな馬しか出てきません。
・2009-2010シーズンのBMSランキングの49位のMountdrago
・2018年10月におこなわれたListedレースのCLASICO CANDY RIDEの2着馬のBERNIEの父Luck Money
この2頭だけです。

Luck Moneyは調べたところ2005年アイルランド生まれで、今はアルゼンチンのCentro Hipico Cardalesで繋養されているようです。

PDFファイル

日本における主な活躍馬
シンボリルドルフ
トウカイテイオー

現存する日本での主な種牡馬
キンザグリングラス

では系統図をどうぞ

Byerley Turk
 ┃
Jigg
 ┃
Crofts Partner
 ┃
Tartar
 ┃
Herod
 ┃
Woodpecker
 ┃
Buzzard
 ┃
Selim
 ┃
Sultan
 ┃
Bay Middleton
 ┃
The Flying Dutchman
 ┃
Dollar
 ┃
Androcles
 ┃
Cambyse
 ┃
Gardefeu
 ┃
Chouberski
 ┃
Bruleur
 ┃
Ksar
 ┃
Tourbillon
 ┃
 ┣ Ambiorix
 ┃ ┃
 ┃ ┗ Sheet Anchor 
 ┃   ┃
 ┃   ┗ Mountdrago
 ┃
 ┗ Djebel
   ┃
   ┗ Clarion
     ┃
     ┗ Klairon
       ┃
       ┗ Lorenzaccio
         ┃
         ┗ Ahonoora
           ┃
           ┗ Indian Ridge
             ┃
             ┗ Luck Money

いかがでしたでしょうか?

>次回予告<
種牡馬系統図 その2 ゴドルフィンアラビアン

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