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サウジカップ予想

まずは、2/28に行われたInternational Jockeys Challenの結果です。

2-29サウジ

優勝したのはアメリカのマイク・スミス騎手ですね。
2Rで勝利するなど大活躍でした。
武豊騎手は2着が1度で10Pで8位タイという結果でした。
日本に来たことがある騎手の結果も見てみると
リサ・オールプレス騎手は15Pで3位
ミシェル騎手も15Pで同ポイント3位
デットーリ騎手は13Pで6位タイ
また、ライアン・ムーア騎手が急遽欠場になり見れなかったのは残念でした。

さて、そこで気になるのがタイムですよね。
と、いうところでタイムを見てみましょう
この日キングアブドゥルアズィーズ競馬場で行われたレースは8R
全てダートレースで1200m、1400m、1600m、1800mの距離で行われました。
ではタイムをどうそ
1R 1400m 1.25.88
2R 1400m 1.25.51
3R 1400m 1.26.60 <IJC1R>
4R 1600m 1.39.31 <IJC2R>
5R 1600m 1.40.69
6R 1800m 1.54.35 <IJC3R>
7R 1200m 1.14.17 <IJC4R>
8R 1600m 1.39.42

では最近行われたレースのタイムも見てみましょうか。

2/15

1200m
1.12.69

1400m
1.26.72
1.25.81
1.26.54

1600m
1.39.88
1.40.44

1800m
1.53.65
2.02.38<G3>

2000m
2.05.74<G1>
2.06.23<G1>

2/22

1600m
1'41.54
1'42.04
1'38.52
1'39.24 <G3>

1800m
1'55.75
1'54.12
1'53.78

2000m
2'07.77

2400m
2'35.45

2月に行われた重賞とInternational Jockeys Challのタイムに絞ってっみましょう。

1200m
1'14.17<IJC>

1400m
1'26.60<IJC>

1600m
1'39.24<G3>
1'39.31<IJC>

1800m
2.02.38<G3>
1'54.35<IJC>

2000m
2.05.74<G1>
2.06.23<G1>

では、比較対象にドバイワールドカップのタイムも見てみましょうか。

2000m
2015 2.03.24 UAE Prince Bishop
2016 2.01.83 USA California Chrome
2017 2.02.15 USA Arrogate
2018 2.01.38 UAE Thunder Snow
2019 2.03.58 UAE Thunder Snow

5年間の平均タイム
2.02.44

2000mのG1で平均タイムを比較するとサウジに比べドバイの方が3.54秒速い
出走馬のレベルが違うのと、騎手のレベルが違うので一概には言えませんが、基本的にはサウジの方が時計がかかる馬場であると言えます。

ではJRAの重賞レースも見てみましょう。
(19年+今年)

1200m
1.09.3 カペラS 19

1400m
1.22.7 G3 根岸S 20
1.21.2 G3 プロキオンS 19
1.23.5 G3 根岸S 19

1600m
1.35.2 G1 フェブラリーS 20
1.35.6 G3 武蔵野S 19
1.35.5 G3 ユニコーンS 19
1.35.6 G1 フェブラリーS 19

1800m
1.50.2 G2 東海S 20
1.48.5 G1 チャンピオンズC 19
1.49.1 G3 みやこS 19
1.51.3 G3 レパードS 19
1.50.8 G3 アンタレスS 19
1.52.3 G3 マーチS 19
1.49.8 G2 東海S 19

2000m
2.03.5 G3 シリウスS 19

となっています。

かなり、時計のかかる馬場だといってもいいかもしれませんね。
日本よりも時計がかかっていますし、スピードよりもパワーが求められる馬場なのかもしれませんね。
事前の情報ではかなりクッションが効くと言われていたのでちょっと驚きの結果ですね。
と、なると、、、
スピードよりもスタミナや、パワー重視でいいのでしょうか。
そしてクッションが効くという事前の情報も加味して・・・
印をうつとすると

◎ 1 ベンバトル

芝でG1を3勝
クッションが効く馬場なのであれば土ダートを走る馬よりも”クッションが効く”芝馬に向くことはないか?という点。
豪州、独国、ドバイで結果を出している点。
父シーキングザゴールド系、母父エタン系とスタミナとパワーのバランスのいい組み合わせ。
レーシングポストのレーティングも124と、非常に高い。
騎手オイシン・マーフィーという点もプラス。

○ 14 ミッドナイトビズー

父ファピアノ系、母父ノーザンダンサー系。
アメリカのダートでG1を5勝。
何よりも推したい理由は鞍上マイク・スミス騎手。
土曜日のInternational Jockeys Challで2勝を上げるなど活躍。
この競馬場で結果を出しているように何かを掴んでいたと思われる。
ウイリアムヒルで現在7番人気と人気的にも妙味有り

▲ 3 クリソベリル

アメリカやUAEのメイダンのようなスピードの出る高速土ダートなら出番は少ないと思われる。
しかし、パワーが必要な馬場であるのなら日本の砂ダートへの適性が生きてくるのでは?
また、兄弟に、芝で活躍したマリアライトがいるようにクッションが効くような馬場への適性も高そう。
JRAのオッズと違い、妙味あるオッズでもあり・・・。

△ 12 マジックワンド

父サドラーズウェルズ系、母父ダンジグ系。
パワーが必要な欧州の芝を含め、世界中の芝のレースで活躍。
なかなか勝ちきることができないが、甘く見ると痛い目に遭うかも・・・。

△ 7 マキシマムセキュリティ

父ミスタープロスペクター系、母父A.P.インディ系。
言わずと知れたアメリカダート界の最強クラスの1頭。
スピードが生きる土ダートなら本命も考えていたが、パワーが必要そうでクッションの効く馬場にどこまで適性があるか・・・。

1Rのナギモータースカップは2ディイアドラ
6Rのサウジダービーは5フルフラット
7Rのサウディアカップは7マテラスカイ

を、応援したいと思います。

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