世界の競馬 Vol.1 アルゼンチン競馬 <第10回 リーデング情報 2014/7~2015/6>
前回は2013/7~2014/6シーズンのリーディング情報を見てきました。
今回は2014/7~2015/6シーズンです。
2009/7~2010/6から順番に見てきましたがとうとう折り返しになります。
最初と比べるとだいぶ傾向が変わってきてるのがわかっていただけると思います。
では見ていくことにしましょう
・種牡馬リーディング
1~10位
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
では系統別に何頭リーディング入りをしているのか見てみましょう。
・ノーザンダンサー系
ノーザンダンサー系はなんと23頭。
上位50頭のうち約半数がノーザンダンサー系となっています。
ストームキャット系が14頭、ダンジグ系が7頭、ヴァイスリージェント系、ニジンスキー系が各1頭でした。
トップ10の中に6頭、20位以内で見ると10頭がノーザンダンサー系となっています。
・ミスタープロスペクター系
ミスタープロスペクター系は10頭。
フサイチペガサス産駒のRoman Rulerがリーディングサイアーに輝いています。
ただし、トップ10入りしているのはRoman Rulerのみで、20位以内で見ると3頭という状況ですね。
・ナスルーラ系
ナスルーラ系は3頭。
昨年リーディングサイアーのNot For Saleは2位ですが出走数、出走回数に比べ勝利頭数、勝利数が伸び悩んでいる印象ですね。
20位以内で見ても13位のEqual Stripesと2頭だけという状況で今後は厳しい状況になっていくかもしれませんね。
・ターントゥ系
ターントゥ系は昨年より少し増やして6頭。
ただし、昨年まで着実にランキングを上げてきたSebi Haloが11位から20位にランクダウン。
サンデーサイレンス系のハットトリックも40位という状況でした。
・その他
それ以外の系統は8頭。
A.P.インディ系が3頭、インリアリティ系が2頭、ブランドフォード系、ヒムヤー系、ニーアクティック系が各1頭。
ヒムヤー系は1頭だけですがIncludeが3位とトップ3に入る活躍でした。
では次にBMSを見てみましょう。
1~10位
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
では系統別に何頭リーディング入りをしているのか見てみましょう。
・ノーザンダンサー系
ノーザンダンサー系が最も多く14頭。
数こそ多いですが最も上位だったのは6位のストームキャット系のBernstein、10位以内には2頭、20位以内で見ると3頭でした。
ただし、20~30位の間に6頭が入っており、今後これらの馬が上位に来ることもあるのではないでしょうか?
特に、種牡馬ではストームキャット系が圧倒的な勢力となっているのでストームキャット系以外の系統が上がってくるかもしれませんね。
・ミスタープロスペクター系
ミスタープロスペクター系は13頭。
3位のRoyをはじめ、10位以内に4頭、20位以内で見ると7頭となっています。
今後ミスタープロスペクター系は増えてくるかもしれませんね。
・ナスルーラ系
ナスルーラ系は9頭。
とうとう10頭を切ってしまいました。
とはいえ、2位にInterprete、9位にCandy Stripesと上位にはきていますし、20位以内で見ると5頭がランクインしています。
・ターントゥ系
ターントゥ系は4頭。
サザンヘイローが2位以下を大きく引き離す状況が続いています。
ただ、サザンヘイロー以外にとっては厳しい状況が続いているのが現状ですね。
・その他
それ以外の系統は10頭。
ブランドフォード系が3頭、インリアリティ系が2頭、A.P.インディ系、シアトルスルー系、リボー系、ファラリス系、ダマスカス系が各1頭ですね。
その中で最も上位だったのはブランドフォード系のFitzcarraldoの8位、11位にインリアリティ系のSlew Gin Fizz、18位にもインリアリティ系のHonour and Gloryと続きます。
10頭以上ランク入りしているのは昨年同様ノーザンダンサー、ミスタープロスペクター、ナスルーラという状況でしたがナスルーラ系は今後減らして行くのではないでしょうか。
では最後に横に並べて比較してみましょう。
1~10位
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
今回は以上になります。
>次回予告<
リーディング情報 2015/7~2016/6
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