世界の競馬 Vol.1 アルゼンチン競馬 <第9回 リーデング情報 2013/7~2014/6>
前回は2012/7~2013/6シーズンのリーディング情報を見てきました。
今回は2013/7~2014/6シーズンです。
では見ていくことにしましょう。
・種牡馬リーディング
1~10位
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
では系統別に何頭リーディング入りをしているのか見てみましょう。
・ノーザンダンサー系
ノーザンダンサー系が最多の21頭。
系統別で見るとストームキャットが12頭、ダンジグ系が6頭、ヴァイスリージェントが2頭、ニジンスキー系が1頭ランクインでした。
ストームキャット系では2位にPure Prize、4位にVan Nistelrooy、7位にFootstepsinthesand、8位にEasing Alongと、なんとトップ10に4頭が、20位以内ではさらに3頭がランクインしています。
ダンジグ系では4位にOrpen、10位にCatcher in the Ryeの2頭、20位以内では17位にExchange Rateと、3頭がランクインしています。
ノーザンダンサー系全体で見ると20位以内に11頭と圧倒的な勢力となっています。
・ミスタープロスペクター系
ミスタープロスペクター系は11頭。
中でもフサイチペガサス産駒のRoman Rulerが3位と、昨年の」13位から大幅にランクアップしました。
ほかでは5位にMutakddim、15位にManipulatorと、上位に入っています。
・ナスルーラ系
ナスルーラ系は5頭。
特にグレイソヴリン系のNot For Saleがリーディングサイアーとなっています。
9位にもEqual Stripesがランクインしています。
・ターントゥ系
ターントゥ系は5頭。
最も上位だったのが11位のSebi Halo。
ほかでの注目はサンデーサイレンス産駒のハットトリックが37位にランクインしています。
・その他
それ以外の系統ではA.P.インディ系が4頭、インリアリティ系が3頭、ヒムヤー系が1頭ランクインしていました。
特にA.P.インディは前年の2頭から倍増の4頭と増やしてきていますし、注目していきたいと思います。
では次にBMSを見てみましょう。
・BMSリーディング
1~10位
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
では系統別に何頭リーディング入りをしているのか見てみましょう。
・ノーザンダンサー系
ノーザンダンサー系が種牡馬同様に最多になり14頭。
ただし、種牡馬と違うのはストームキャット系はまだそれほど多くないといったところでしょうか。
10位以内に2頭、20位以内で見ても4頭とまだそれほど多くありませんが今後はもっと勢力を伸ばしてくるのではないでしょうか?
・ミスタープロスペクター系
ミスタープロスペクター系がノーザンダンサーに続く11頭。
ファピアノ系が3頭、フォーティナイナー系が2頭、シーキングザゴールド系が1頭、主流以外が5頭でした。
頭数こそノーザンダンサー系より少ないですが、10位以内に4頭、20位以内で見ると7頭が上位入りしています。
・ナスルーラ系
ナスルーラ系は10頭。
じわじわ数を減らしている印象ですが2位にInterprete、5位にCandy Stripesと入っていますし、20位以内で見ると5頭がランクインしている状況でした。
一気に数を減らすことこそないと思いますが、今後はじわじわ減っていくのではないでしょうか?
・ターントゥ系
ターントゥ系は4頭。
特にサザンヘイローは前年に続き圧倒的な差でリーデングに輝いています。
2位との差を考えれば今後もこのような状況が続くのではないでしょうか?
・その他
それ以外の系統は8頭。
ブランドフォード系、インリアリティ系が各2頭、A.P.インディ系、シアトルスルー系、ダマスカス系、リボー系が各1頭でした。
10頭以上ランク入りしているのは昨年同様ノーザンダンサー、ミスタープロスペクター、ナスルーラという状況でしたがナスルーラ系は今後減らして行くのではないでしょうか。
逆に種牡馬で圧倒的な勢力になっているノーザンダンサーは増やしていくような気がします。
では最後に横に並べて比較してみましょう。
1~10位
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
今回は以上になります。
>次回予告<
リーディング情報 2013/7~2014/6
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