NHKマイルC 予想

このレースからの勝ち馬はアドマイヤマーズ、アエロリット、メジャーエンブレム、ディープスカイ、キングカメハメハ、エルコンドルパサー、シーキングザパールなど数多くの名馬を輩出しているレースです。

土曜日の馬場状態は良
含水率はゴール前13.6%、4コーナー12.8%
クッション値 9.2
金曜日の各数値は
含水率はゴール前14.1%、4コーナー13.1%
クッション値 9.0
だったことを見るとより乾いた状態へとなっているのがわかります。

そして本日の馬場状態と天候は
晴れ 予想最高気温は28度(府中市)
含水率はゴール前12.5%、4コーナー13.1%
クッション値 9.2
土曜日レース後に散水したこともあり4コーナーでは昨日より含水している状況ですが本日の最高気温28度を考えるとレース時にはもっと乾燥した状態でクッション値も朝より硬い状況へとなるでしょう。
芝の状況は「内側に痛みがあります」という状況
特に3~4コーナーの部分の芝の傷み具合が酷く思いのほかパワーが必要なのはこれが影響していると思います。
実際芝が綺麗な直線ではかなりスピードが生きる状態なので・・・

土曜日のマイル戦の結果を見てみると
5R 3歳未勝利戦
勝ちタイム 1:34.1
12.5-11.3-12.2-12.1-11.2-10.9-11.7
スタート4F48.1 3F36.0
上がり 4F46.0 3F34.0

前半が遅いスローペースの競馬だったのですがラストのタイムを見ると思いのほかタイムが出やすい馬場になっているとも思えます。
実際、最速の上がり3Fを出した馬を見てみるとラスト3Fが33.3と言うタイムです。

マイルではありませんがメインのプリンシバルSを見てみると
12.8-11.5-11.4-12.0-12.6-12.8-12.2-11.1-11.2-11.7
スタート4F47.7 3F35.7
上がり 4F46.2 3F34.0
最速上がりはヴァイスメテオールで33.4でした。

日曜日当日の午前中の芝レースの結果は
3R 3歳未勝利 2300m
6.9-11.7-12.1-12.8-12.2-12.4-12.7-12.4-11.8-11.5-11.6-12.0
上がり 4F46.9 3F35.1
最速の上がり3F 34.2

4R 3歳未勝利 1800m
12.7-11.2-11.7-11.9-12.1-12.0-11.7-11.8-12.3
スタート4F47.5 3F35.6
上がり 4F47.8 3F35.8
最速の上がり3F 34.2

では、過去10年のラップタイムを見てみましょう

画像1

画像2

では次に主なこの世代のマイル戦の重賞のラップタイムを見てみましょう

画像3

画像4

ではそれを踏まえて今回のメンバーから展開を考えてみると
逃げたいのは④バスラットレオン、⑱ピクシーナイト
前目にいきたいのは③ルークズネスト、⑧グレナディアガーズ、⑫ランドオブリバティ、⑬ホオウオウアマゾン、⑭ショックアクション
枠の並びを考えるとおそらく逃げるのは④バスラットレオンが有力
番手争いはルークズネスト、グレナディアガーズ、ホウオウアマゾン
そこに外からピクシーナイトが絡んでくる形

おそらく最初の3Fは34.5-35.0
33秒台~34秒台前半なら逃げ馬にとっては厳しい展開になる

1000m通過は58.3(+-0.3秒)あたり
朝日杯のグレナディアガーズの1000m通過が57.8
NZTのバスラットレオンの1000m通過が58.5
NZTのラップタイムは12.4-11.3-11.3-11.7-11.8-11.7-11.2-11.7
スタート4F46.7 3F35.0
上がり 4F46.4 3F34.6

525.9mの長い東京の直線勝負になる
問題はここからの展開
切れる脚が使えないルークズネスト、ピクシーナイトのモーリス産駒やキングマン産駒のシュネルマイスターなど切れ味勝負にはしたくない馬が先行勢に多く、切れ味勝負にはならなさそう。
バスラットレオンが逃げ込みを図る中早めに各馬が並びかけてくる
と、いう流れで朝日杯のレッドベルオーブほど切れる馬は見当たらない
と、なれば、必然的に前目につける馬が優勢になると予想する

では印にいきましょう

◎ 8 グレナディアガーズ
メンバー中唯一のG1馬。
朝日杯は強いの一言。
速い流れにも対応できる。
前走は休み明け+1400mでテンションも高かった中収穫のある2着。
そして今回デキも良さそう
特に1週前の調教が抜群で不良馬場の中
6F83.7-5F66.3-4F51.1-3F37.2-1F11.6
3勝クラスのロードシャムロックを0.3追走から0.7千切る走り
先週の時点で仕上がっているので今週は馬ナリで流す走り
長く使える脚の持ち味を活かせそうな流れになりそう

〇 3 ルークズネスト
前走の勝利はフロックでもなんでもなく、力をつけてきている証拠
ただし、条件としては切れるタイプではないので前目にいくのが絶対条件になる
内目の枠が当たったことも考えるとおそらく前に行くと思う
理想は直線入口でグレナディアガーズに対してたとえ1馬身でも前にいたい

▲ 4 バスラットレオン
前走のNZTのレース内容は非常によかった
確かにメンバー的に見ればそんなに強いメンバー構成ではなかったのは確かだがそれでも2着に0.9秒差は特筆もの
しかし、それ以上に評価したいのはこの世代でレースレベルが高かった朝日杯での4着
当時と違い自身の戦い方が見えた前走のようにグレナディアガーズの前で競馬をすれば当時の0.5秒差は詰められる

△以下は…

△ 13 ホウオウアマゾン
朝日杯は速い流れに対応しきれなかったこともあり0.7秒差の9着
しかし、その前のデイリー杯ではレッドベルオーブ相手にアタマ差の2着
問題は武豊騎手とはいえ、テン乗りであるところと、ペースが早くなりすぎるようなことがあれば朝日杯のように対応が厳しくなるかも・・・

△ 15 シュネルマイスター
前走のラストを見る限りマイルがベストだが・・・
問題は過去3走全て最初の入りが遅いこと
過去3走していますがそのレースのスタート3Fを見てみると
新馬37.3、ひいらぎ賞36.4、弥生賞37.1
スタート後無理に位置を取りに行けばそこで力を使ってしまい後半もたなくなる可能性もある
上位人気馬で一番危険な人気馬になりそうなのがこの馬
とはいえ、ルメールでもあり・・・
ただ、良くても3着までの可能性が高い


当初の予想から馬場などを考慮した結果
⑤ リッケンバッカー
⑦ タイムトゥヘヴン
⑪ ヴェイルネビュラ
の3頭を高速レースへの対応への疑問から切りました

逆に2頭追加したいと思います

△ 10 ソングライン
問題は前走の精神的ダメージ
直線入口で大きな不利があったため伸びずに15着もレース内容としては度外視でいい
前半の速い流れに対応が可能な点はプラス
力負けしたレースもなく鞍上池添騎手の継続騎乗もプラス

△ 16 ロードマックス
脚質上ハマったレースとハマらなかったレースではまるで別馬
朝日杯での6着は評価したい
ただ、持ちタイム自体は悪くないのだが鞍上が今の力量でこの馬のパフォーマンスを引き出すのは難しいとは思う
あくまでも穴馬扱い

馬券的には
勝つチャンスが大きいのは8、3、4の3頭
力通りにいけばこの3頭で2着以内も決まりそう
あくまでもそれ以外の4頭は3着でなら・・・の評価

3連単
8←→3→4、10,13,15,16
8←→4→3、10,13,15,16

ワイド
4-8

3連単の8-3-4、8-4-3はダブる買い方だけどこの組み合わせが一番可能性が高いと思ってるのでこういう買い方にしました

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