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【投資競馬】1番人気馬の回収率データを用いたリスク軽減型マーチンゲール法による競馬攻略について

はじめに

 このnoteは、競馬tactics編集長 リムクロが投資競馬攻略について解説しています。ここで解説している方法は、1番人気馬の単勝馬券を厳選した上で、マーチンゲール法を応用して、経常的・継続的に黒字となるようなプランニング行うというものです。

 1番人気馬が勝つか負けるかを予想できることにより、単勝馬券のみならず、他の馬券を購入する際のデータとしても活用できます。マーチンゲール法を用いた投資競馬は、1例だとお考えください。

 ただし、競馬に絶対はなく、100%勝利する方法はないため、飽くまで勝率を高めるための攻略であることを御理解ください。

 では、以下解説していきます。

※ 確率等は2019年の中央競馬(芝・ダート)3325レースのデータを使用

1番人気馬の重要性

 1番人気馬は、32.58%の確率で1着、51.01%の確率で2着以内、64.57%の確率で3着以内に入ります。しかしこれは、クジ引きのような単なる確率ではなく、競走馬の能力や騎手の能力を初めとした多数の要素から成り立っており、その要素は過去のデータから推測することが可能です。

 中央競馬は、1年間に3000レース以上行われるため、膨大なデータが積み重なっていきます。このデータを印象ではなく、数字で分析をすることにより、勝ち傾向にある1番人気馬と負け傾向にある1番人気馬を分別することが可能です。

 勝ち傾向にある1番人気馬を買い続けることにより、外れ馬券を購入する確率が下がり、回収率を100%以上にすることが可能です。また、負け傾向にある1番人気馬を掴むことにより、2番人気以下の高オッズ馬券を狙うことも可能となります。

 このため、1番人気馬が勝ち傾向にあるのか負け傾向にあるのかを推測することが、競馬においては重要なポイントとなります。

マーチンゲール法

 マーチンゲール法(倍賭法)とは、賭けて負けたら次は倍を賭けることを繰り返し、1度でも勝利すれば赤字にならない必勝法とされている方法です。これを競馬に応用することも可能ですが、よく理解してから行わないと、いつか破綻します。破綻する理由は、連敗することにより予算が底をついてしまうからです。

 マーチンゲール法は、連敗することであっという間に賭金が高額になります。馬券の最低購入額である100円から開始したとしても、5回連続で負けたら3,100円、10回連続で102,300円、15回連続で3,276,700円となり、これ以降に勝利したとしても回収することが困難な賭金となります。

 15回連続で負けることなんてないと思うかもしれませんが、十分に有り得るということを理解してください。例えば、1番人気馬の単勝馬券を買い続けたとします。2019年の1番人気馬の勝率は32.58%でしたが、17連敗が1回、16連敗が2回、15連敗が2回存在します。

 このことから、単純に1番人気馬の単勝馬券を買い続けた場合には、1年と待たずに破綻してしまうのがわかったと思います。では、マーチンゲール法を用いて競馬攻略をすることは不可能なのかというと、もちろん可能です。プランニングさえしっかり出来ていれば攻略できます。

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投資はプランニングから

 一般的に投資は、なるべくリスクを低く抑えた上で5%程度の利回りを求めて行います。利回り5%は言い換えれば回収率105%で、10,000円投資したものが10,500円になることです。たったの5%だと思うかもしれませんが、投資で継続的に黒字収支にするのは、それだけ難しいことなのです。

 しかし、競馬は他の投資とは異なり、趣味やギャンブル目的で行う方が大勢いて、投資目的で行っている方が少ないため、回収率105%になるようにプランニングすることは他の投資と比較して難しくありません。

 今回のマーチンゲール法の最大のポイントは、負けを計上してリスク軽減することです。負けを計上するとは、マーチンゲール法を用いて倍賭していき、あらかじめ設定した負け額(連敗数)に達した場合は、諦めて1から賭け始めるということです。こうすることで、連敗したときのリスクが大軽減されます。

 しかし、ただ単純に全ての1番人気馬でこれを実践しても、回収率は78.2%程度となってしまいます。これは、勝率が32.58%なのにも拘わらず、オッズが2.4倍と低いためです。(32.58%×2.4≒78.2%)

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 これを解決する方法は決まっていて、勝率を向上させるか、オッズを向上させるか、又はそのどちらも向上させるかです。

 勝率が32.58%ならオッズを3.3倍に、オッズが2.4倍なら勝利を43.75%に、勝率が40%ならオッズを2.7倍にすれば回収率は105%となります。

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 そこで、このnoteの有料部分では、2019年のデータを基にした統計データを掲載しています。統計データは『競馬場、芝・ダート、距離、騎手、調教師、種牡馬、母父馬』を回収率(期待値)ベースで掲載しています。回収率を見れば、黒字赤字がはっきりとわかるため、勝率と平均オッズの両方を向上させることができます。

 5戦5勝している条件もあれば、7戦0勝の条件もあり、明らかに得手不得手がわかるデータもあります。また、1つの条件だけで判断できない場合には、複数の条件を照らし合わせた上で判断すると良いでしょう。

 このnoteを有効活用し、継続的に黒字収支となり、今よりも更に競馬をお楽しみいただければと思います。

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