騎手考察 vol.1 伊藤工真
『伊藤工真』
騎乗回数も少なく、良くも悪くも目立たない。知らないという競馬初心者も居るだろう。
近3年間で僅か9勝。
※障害戦3勝は含まない。
この成績だけ見たら『買えない騎手』
人気馬騎乗の伊藤を軸に出来るか?
出来る時があるから書いている訳なんだけどね。
伊藤工真を簡単に覚えるなら、キーワードは2つ。
『無難』『順当』
人気馬に騎乗時の成績。
1〜3人気馬に計16回騎乗。
【7.4.2.3】馬券外は3度しか無い。
距離別を見てみよう。
芝、ダート問わず安定しており、枠や距離に穴が無いのも珍しい。
人気と実力は比例しやすい、という観点で見れば、
伊藤が乗っても人気する程に能力高い馬であれば、条件問わず好走させる力を持った騎手である。
注目すべきは1000〜1300m
これはダートだが4戦4勝。
・ダート
・1000〜1300m
・1〜3人気
は見逃せない要素だろう。
ちなみに2022年に入っても1〜3人気馬に2度騎乗して2着、3着と複勝率100%である。
※2022.1.16日現在
昨年は3勝。
騎乗回数が少なく、良馬に巡り会えても居ない現状だが、
現在迄のサンプルからは、騎手読みとしての観点からは、穴馬に乗る際は買えないにしても、今後も注目は欠かせない騎手である。
強い馬を順当に勝たせるのは、並では出来ない芸当である。
そんな伊藤は、明日の
東京1R 10:05〜
⑦ピカリエ
に騎乗予定。
今回距離延長もダート転向後は、5→4→2着と確実に未勝利卒業は近付いている。
3走全てメンバー内上がり1〜2位で追い込む堅実な末脚。
出遅れ癖は大きな課題だが、折り合いさえ付けば、突き抜ける力は有る。
大外枠、内枠で結果が出なかったが、前走は5枠10番で結果を残しただけに、今回4枠7番と丁度良い中枠に収まった。
伊藤もこれで4度目の騎乗だけに、距離延長で追走が楽になれば。
期待の1頭。
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