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【第9回】600円で帯馬券を獲ろう!

豆馬券でも最大の期待と興奮を得られるのが「三連単馬券」ではないでしょうか?そして馬券は3着まで。4着は1円にもなりません。狙いを3頭に絞る馬券こそが極限まで無駄を省いた究極の券種。この連載は、それを証明するドキュメンタリーです。

1⃣ 10月17日の3連単4頭BOX馬券(結果)

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先週は無謀にもG1レースである秋華賞で帯を狙いましたが、

◎⑤エイシンヒテン(10番人気→4着)
〇①スルーセブンシーズ(7番人気→11着)
▲④ソダシ(1番人気→10着)
☆⑬ホウオウイクセル(14番人気→ドベの16着)

4頭も選んだのに1頭も馬券に絡まないという散々な結果でした。1頭も馬券に来ないのは悲しく情けないです。

これまでの回収率0% 収支-7,800円です。だいぶ負けが込んできました。

ソダシは偶数番なのにゲートで先入れしていたので、なにか嫌な予感はしましたが、ゲートで暴れて歯を折っていたようですね。他馬の目標にされましたし、馬場も外差し馬場に変わっていましたし、今回は参考外だと思います。

2⃣ 10月23日の3連単3頭BOX馬券(予想)

東京2R ダート1400m 未勝利戦

「土曜日だし、今日は馬場読みに徹しよう。」と思っていましたが、東京2Rで買いたい爆穴馬がいるので、記事にしてみました。さすがに無理がある予想とも思うので記事は無料です。馬券は買わないまでも、少しでも予想の参考になれば幸いです。

さて…馬柱を眺めてみますと、このレースのポイントは…

❶芝からの連行組は9頭もいる
❷芝からの連行組に人気が集中している

まずはこの2点。まずはここから(一般常識を逆手に取る)予想を組み立ててみました。

芝スタートとダートスターでもだいぶ違いますが、そもそも芝からのダート転向組は、馬のスピードと瞬発力を試すために芝を使ってきた馬達
「新馬戦からダートにおろされてきた馬よりもスピードがある。」というのが基本的な考え方です。だからこそ

芝からダートに転向する馬は人気しやすい。

傾向にあります。ただし(稍重とはいえ)力のいるダートで最後まで走り切る持久力があるのか?そこが試されることになります。ここからさらに予想を進めます。

芝を走ってきた馬は多くがスピードを競う脚質になっているので、

❸前に行くつもりがなくても先行してしまう

といったことが起こりやすくなります。さらに、

❹砂を被りたくない騎手の心理も働くため、どうしても前に行きたがる

そして芝からの転向組が9頭もいるなら、

❺前に馬が殺到して、前が全滅するようなハイペース

になるかも知れません。それら❶~❺に期待して、以下の3頭を選びます。

◎⑬ミヤビクライ(想定8番人気)
この馬の新馬戦は東京芝1600mのマイル戦でした。かなりの王道路線です。ということは陣営は「スピードと瞬発力に期待していた馬」ということになります。結果としては芝では少し力不足でした。
そこで、2走前にダートを試すことになりますが、思いのほかハイペースになってしまい前についていくことができません。直線ではフリフリの外に持ち出すロスもありました。それでも上がり3ハロンは最速の36.7。0.7差5着とまとめます。外側が湿っていたことはプラスに働いたと思いますが、ダートなら力は足りることを証明した1戦でした。

そして前走。陣営は1200は忙しいと思ったでしょう。同じダートでも東京1400を使います。細かい内容は省きますがスムーズさを欠いて4着に敗れました。それでも勝ち馬とは0.2秒差。ダートなら差のない競馬が出来ることを改めて証明しました。展開さえ向けば未勝利戦で終わる馬ではありません。

そして今回は2度目のダート東京1400です。芝からの転向組が人気を集めていますが、初ダートでどんな走りをするのか?顔に砂を被っても問題ないのか?は未知数です。ここはすでにダート適性を示しているこの馬の方が面白いと思います。外枠が心配でもありすが、今回の予想では芝馬転向組が先行してくれる想定なので、うまく内のポケットに潜り込めると考えました。人気もないですしお勧めです。


〇⑩スズカコテキタイ(想定4番人気)
この馬は新馬戦からダートを使われてきました。2走目の前走は勝ったライヴサファイアが強かったので負けたのは仕方ありません。でもその他の馬には圧勝して2着と好走しています。ダートの湿った馬場が合う綺麗なフットワークで走りますし、今日の馬場も合いそうです。気性面も2歳とは思えないくらい安定していますし人気も手ごろ。軸馬を選ぶならこの馬かな?と思います。岩部Jもこの馬の癖を掴んでそうですし一発狙ってるでしょう。

☆②ハウドベルク(推定最低人気)
単勝100倍以上が確実な大穴馬ですが、前走の新馬戦を見る限り、そんな弱い馬に見えません。この馬の前走の敗因は

1⃣ スタートでで大きく出遅れたこと
2⃣ 芝とダートの境目で無駄なジャンプをしたこと

この2つくらいです。そして、前に位置する馬が上位を占める展開の中、後方からレースを進めた馬の中で再先着したのはこの馬です。
向こう正面でもコーナーでもロスのある外々をずっと回って脚を使い続けてました。そんなレース振りで上り38.3秒の9着まで追い上げ、最後までレースを止めなかったのは立派だったと思います。

今回の肝は枠順です。前走は外枠でしたが、今回は内枠を引きました。

走りがワンペースなので内枠で詰まるのは論外。次走以降に狙おう。

と思いましたが、今回は隣に(能力は最上位でダートも合いそうな)スピードグラマー。そして(実力上位の)ベニッシモがいます。この枠の並びは面白いと思い、考え直しました。
最内枠を引いたベニッシモは先行する可能性がありますが、スピードグラマーはルメールJなので「無理に先行する競馬はしない」と思います。ルメールJは「最後の直線で他馬に交わされると馬の自信が喪失する」と考える騎手です。

外枠なら中段でも良いのでポケットを探して収めて脚を溜める
内枠なら3番手くらいに収まれば充分。内に収めて脚を溜める

そういう競馬を好みますし、力のある馬ならそれが正攻法です。

それならば、スピードで劣るハウドベルクでも、スピードグラマーを目標にした競馬、スピードグラマー後ろにつける競馬が出来る可能性があります。

スピードグラマーがコーナーで垂れることは考えにくいですし、とにかくスタートだけ決めて向こう正面でスピードグラマーに必死にくらいつく競馬さえできれば、前走とは逆に内々をロスなく回り、直線で詰まることもなく、コーナーで脚を溜めて直線勝負に持ち込むことが出来るかもしれません。

といいますが、この馬が馬券内にくるにはその作戦しかないと思います。脚を溜めるのはコーナーで良いので、とにかくスタートを決めて強い馬にくっ付いて欲しいです。前走の向正面の走りを見る限りでは、スタートさえ決めて必死に追えば可能だと思います。逆に

1⃣スピードグラマーのダート適性が高すぎた。強すぎた。
2⃣スピードグラマーのダート適性がなさすぎた。

ということになればハウドベルクは後方に沈むでしょう。

それでもこれだけ人気がないなら、穴党としては狙わざるを得ない馬。普段は後方からしか仕事しない武士沢Jの本気に期待します。

でも負けるなら変に好走しないで、さっぱり2桁着順に負けて欲しいですね。次走以降に狙いづらくなくなるし…

※上記3頭の3連単BOXは実際に購入してツイッターか次回の記事に貼り付けます。

※サポートをいただきますと、その日の🐢馬が表示されます。一度しか表示されませんので、メモ。またはスクリーンショットをお取り頂きますよう、お願い申し上げます。