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3/6(土) 中山4R 3歳1勝クラス予想

おはこんばんちゃ。最近はトラックバイアスの偏りを見つけることが出来ず、週末になると悶々としている亀蔵です。

このレースのポイントは2021年1月23日の3歳1勝クラスでリメスが勝利したレースです。リメスの勝ちタイムは1:11.5でした。この日の馬場状態としてはこのタイムは優秀で、翌日の同舞台で同じ1勝クラスを勝ち上がったダイシンウィットの1:11.9よりも速いタイムです。しかも馬場に関してはダイシンウィットが勝った日曜日の方がタイムが出やすい馬場状態だったことを考えると、このリメスが勝ったレースはこのクラスとしてはハイレベルでした。このレース内でハイペースの流れを経験できた馬から印を打ちたいと思います。さてJRAの発表では…

馬場水分量:ゴール前が8.6%。4コーナーが6.1%

となっていますね。今日も雨が降りましたし、明日はもっと水分量も上がるでしょう。この馬場が本命馬を打つ決め手です。

本命馬はテンのスピードが抜けています。そして明日は中山は雨の影響で重馬場想定。金曜日の馬場水分量も11.4%で明日はもっと上がるでしょう。1200mならではのスピード決着で前が止まらない展開になるとみています。

◎⑭ノアヴィグラス(現在6番人気)
そもそもこの舞台は(OPや重賞を除き)逃げ先行馬が圧倒的に有利で複勝率は60%を超えます。このレースの面子を見渡しても、テンのスピードはこの馬が他馬を圧倒しています。この馬の弱点は最後の直線の坂です。「今回も最後に失速してまた差されるだろう。」という見解が妥当ですが、放牧明けの前走はすぐ後ろに勝ち馬のリメスがいたことで、自ら作ったハイペースの流れが堪えて最後に垂れた形です。今回リメスほどテンの速い馬もそうはいませんし、叩き2走目の今回は最後まで脚が持つと判断しました。ゴール前の馬場水分量が高いことも、この馬に味方すると思います。この馬がハナに立って楽逃げできるかは?今回対抗としたリンカーンテソーロ次第ですが、リンカーンテソーロはスタートがあまり良くないので、テン3ハロンで勝負を決めてしまう可能性もあります。この馬のスピードなら外枠も問題ありません。

〇⑧リンカーンテソーロ(現在3番人気)
前走は若干出遅れましたが、そもそもこの馬はテンの1ハロンが遅く、テン3ハロンまでにスピードに乗って先頭に立つ。もしくは好位につける競馬です。今回もノアヴィグラスの番手か。もしくはハナを奪う競馬をしてくるかもですが、ノアヴィグラスが坂で失速すると読んで、ノアヴィグラスの番手で追い出しのタイミングを計る競馬をしてくると思います。そいう競馬が出来れば、この馬が勝ち切る可能性は高いと見ています。

▲③ミカンサン(現在5番人気)
前走、前々走と1000mの距離で結果を出しているミカンサン。走法的な美しさではここでは一番。芝でも活躍できる素質があると思いますし、この走法なら1000mよりも1200mの方が合っていると思います。この馬の距離延長はプラスでしょう。ただ今回は…

①初の多頭数
②初の中山の坂

この2点が気がかりだったので少し狙い下げました。スタートでは置かれると思うので、最後の直線でどこまで追い込んでくるか?坂でも伸びるのか?という点が見どころです。素質はここでも上位だと見ていますし、ルメール騎手が引き続き乗ってくれるのもプラスです。神騎乗がさく裂してこの馬があっさり勝つなんてこともありそうです。単勝で10倍以上つくならこの馬の単勝も少し買っておきたいと思います。

△④ハイオプターレ(現在7番人気)
もともと時計の掛かる馬場ならこの馬を本命にしよう。と思っていた馬です。この馬は新馬戦で最後までしぶとく伸びて差し切り勝ちを決めましたが、前走の内容がひどすぎました。終始後方からの競馬でコーナーもまともに回れない散々な内容。全く競馬になっていませんでした。それでも大外から上り最速の脚で東京の長い直線を追い込んでいます。今回も前がつぶし合って坂で脚が止まる展開になればこの馬が突っ込んでくると思います。この馬のレースを見てもらえれば分かると思いますが、こんなめちゃくちゃな走り方であれだけ走れるんですから、もしかすると大物かもしれません。右回りに変わる今回は大いに期待しています。

△⑬プリティインピンク(現在9番人気)
前走は外枠が響いて位置取りを悪くしたことで、控えて終いの脚に賭ける競馬を試しましたが、内目の難しい位置からよく伸びてきました。直線で外に出せていたら馬券内に来れる脚だったと思います。新潟では脚抜きの良い馬場で圧勝していますし、明日の馬場はこの馬にとって味方になるはずです。ということでこの馬が馬券内に突っ込んでくる可能性は充分に考えられますが、今回も外枠に入ったこと。テンがやたら速いノアヴィグラスが1つ外枠にいること。がマイナス要素です。ノアヴィグラスに被されて位置取りに苦しむ可能性が高いので評価を下げましたが、それでも51キロの斤量はやはり魅力なので、連下評価としました。人気もないですしね。

△⑩セルフメイド(現在4番人気)
あまりにも調教が動いているのが気になる一頭です。最終追切では美坂の自己ベストを大きく更新しました。パドックで一変した馬体で出てきたら買い目に入れないと後悔すると思いますが、調教で一変した馬は人気する割に馬券内に来ないことが多いので、パドックで変わり身がなさそうならバッサリ切ってしまうのもアリだと思います。

△⑨ニシノライトニング(現在11番人気)
前々走のような前に行く競馬ができればこの馬にもチャンスがありそうです。この馬は叩き良化型なので2走目の今回は上昇必至。こんなに人気ないのは美味しいと思います。

☆⑮ジュラメント(現在10番人気)
前走は初ダートでいいスピードを見せましたが、直線で大失速して12着と大敗しました。初ダートでハナに立つ競馬でしたし、1600mの距離が堪えたんだと思います。実際1200mまでは先団にいたことから、スピードだけならここでも通用する可能性がありますし、前走見せたスタミナ不安は、距離短縮で補えると思います。今回初の1200m戦というのも(低人気馬なら)魅力です。この馬が馬券に絡んだら三連複でも10万馬券も期待できます。

☆⑪リヴェルサス(現在13番人気)
最後に大穴馬としてもこの馬も。リヴェルサスは地方馬でもともとダート馬なのに過去2戦は芝のレースを使ってきました。走り見ても芝で走れるフットワークではないので、ダート代わりの今回は前走よりは好走できます。ダートならここでも通用し得るスピードを持っていますがありますし、一変すれば馬券内の可能性はあると思います。この馬が馬券に絡んでも10万馬券が飛び出しそうです。

そしてこのレースで人気を背負うであろうゲンパチフォルツァですが、前走のヒヤシンスステークスは距離が長かっただけで1200mに戻るなら力は最上位です。ですが前走1600mを走ったことで今回は追走に苦労しそうですし、スタートで出負けしたら位置取り苦労する最内枠を引いてしまいました。騎手の乗り変わりも今回に関しては不安です。力は最上位でも位置取りに泣いて馬券外になる可能性もあるとみて無印としました。スタート決まればインの好位につければ圧勝しそうですが、馬券妙味からこの馬が苦戦する方に張ります。

とまあ…16頭立てで9馬も選んでしまうという恥ずかしい予想になってしまったので、馬券は三連複のみとします。1番人気になりそうなゲンパチフォルツァを切っているので、どのパターンでも(的中すれば…)高配当になりそうです。

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買目は三連複フォーメーション
③⑧⑭-③⑧⑭-③④⑧⑨⑩⑪⑬⑭⑮ 19点
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※馬券購入は自己責任でお願いいたします。

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