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毎日王冠と京都大賞典の解がここにある

今週はいよいよスーパーG2毎日王冠。
京都大賞典とともに、ここから秋のG1を狙う馬の始動って感じでワクワクします。毎日王冠は春のG1馬シュネルマイスターとダノンキングリーが安田記念に続き激突!京都大賞典は1年以内にG1を勝った馬がいない低調なメンバー。穴馬の台頭も充分ありそうな予感です。

今週も先週と同じくバラライカさん@rose_tan0321とのコラボ予想です!

ヘイローの有力馬、狙い馬診断

毎日王冠

シュネルマイスター
父Kingman×母父Soldier Hollow
kingmanはDanzig系でGreen Desertから続く系統。代を経て長い距離もこなすDanzig系の中では比較的短距離向き。母父のSoldier HollowはSadler's Wells系だがその中でも日本向きな馬を出すIn The Wingsの系統で日本への適性は高そう。In The Wingsからはシングスピール→ローエングリン→ロゴタイプと代を経てついに日本でG1勝ち馬を出した。
サンデーもキンカメの血もなく、ミスプロの血も薄いので血統的には昨今の日本競馬では珍しい部類に入るが日本への適性も高そうで、既にNHKマイルで勝利、安田記念3着の実績から種牡馬入りしたらかなり面白そう。
種牡馬の話ばかり笑
安田記念で3着に入っていることやNHKマイルのパフォーマンスを見てもここで人気になるのはしょうがない。他メンバーも見たうえで言うと連対はしそう。ただしこの馬の適性から古馬相手の1800はやや距離が長い。良馬場の瞬発力勝負になった場合には古馬のG1級と比べると劣る部分は出てくるのではと思います。ここはルメールが4番手~6番手くらいにつけるのではと思いますが、適性面で最後に差されるような気がしてなりません。
評価:A+

ダノンキングリー
父ディープインパクト×母父Storm Cat
この血統構成は既に何頭もG1馬を輩出しているディープインパクトの黄金配合。距離適性的には芝1600~2000まででがベターで、1800はベストと言える距離。この馬の魅力としては既に発揮しているパフォーマンスもそうだが、それでいて多く使い込まれていないこと(そろそろギリギリ)、ディープ牡馬のパフォーマンスダウンに繋がる馬体重の増加がデビュー以来ほぼ無いこと。ディープ牡馬のG1級が駄目になってしまう点を回避できている点はプラス材料。
血統的にもそうだが、個体的にも間隔は空けた方が良いタイプ。隠れ天栄馬で休み明けでもしっかり調整されているはず。何よりここで川田が乗るというのが頼もしい。
評価:S

ヴァンドギャルド
父ディープインパクト×母父Motivator
母父はSadler's Wells系のMontjeuの系統で、日本への適性という意味では若干重めではある。今年のドバイデューティーフリーでの活躍は記憶に新しいところだが、どちらかというと日本競馬よりもドバイやアメリカ芝、香港の方が適性がありそう。休み明けの成績が落ちることで有名な藤原英厩舎だし、次走は海外G1を控えておりここは叩き台の仕上げが濃厚。去年富士Sを休み明けで勝っているが、その時は重賞未勝利で秋のG1を使うには賞金を積む必要があった。ここは無理させる必要がなくあくまで調整目的と思われる。上位2頭以外はレベルが落ちるメンバーなので馬券内は有りうるが単勝3番、4番人気では他の馬の方に魅力を感じてしまう。
評価:B

ポタジェ
父ディープインパクト×母父Awesome Again
母父はDeputy Minister系でクロフネを輩出したフレンチデピュティの父でもある。
ポタジェの姉にルージュバックがいる血統。
3着以内を外していない戦績から人気するタイプで10戦して1番人気は8回。G1級メンバーだったとは言え金鯱賞で3着、新潟大賞典で2着と言うのはG1級のディープインパクトではないように感じる。東京芝中距離のG2で瞬発力が求められる競馬は適性とずれる印象。ルージュバックが1800ベストだったようにこの距離がハマると思わなくもないが、それ以上に人気過剰。
評価:B

サンレイポケット
父ジャングルポケット×母父ワイルドラッシュ
戦績は綺麗ではないが、ポタジェと勝ち負けしているのに単勝オッズ的にはだいぶ離されている印象。父ジャングルポケットは複数のG1馬、重賞勝ち馬を輩出しているが多くの馬が平坦コースで最もパフォーマンスを発揮している。ジャングルポケット競走馬時代の戦績としては東京競馬場旧コースがベストだったが、産駒は札幌、函館、新潟などのローカルや京都、中京(旧コース)と直線平坦コースでの活躍が目立つ。東京芝は直線坂コースだが、中山や阪神、中京と比べると緩い坂で比較的パフォーマンスを発揮できるコース。
オープンクラスになってから3着を外したのは距離が長かったアルゼンチン共和国杯と、急坂コース中京での3戦のみ。去年の3着馬でもあり3、4番手に支持されるポタジェと勝ち負けできる能力からここでなら充分馬券に食い込めそう。
評価:A

その他気になった馬
G2レベルの能力があって、得意な内枠に入ったラストドラフトは押さえたい。父よりも母父ディープの血統がここで活きるはず。
ケイデンスコールはここで5着になってマイルCS直行したら狙いたい。

京都大賞典

ヒートオンビート
父キングカメハメハ×母父ディープインパクト
現時点でまさかの1番人気。オープン勝ちがない馬にこれはかなり過剰と思う。とはいえ戦績も綺麗なタイプだしレースぶりも強そうに見えるし、今回他のメンバーがかなり低調に見えるのでしょうがないかな。
血統的にはG1級ではないがここでならギリギリか。オークスのnoteでも書いたがこの父×母父は逆ニックスと言えるほど成績が悪いのでG1勝ち馬がいないだけでなく、重賞勝ち馬もブラヴァスとアンドヴァラナウトの2頭しかいない。
ちなみに父×母父を逆にしたパターンもG1勝ち馬はワグネリアンだけ。3着以内もデニムアンドルビーとアカイトリノムスメしかしない。秋華賞馬ソダシ誕生の瞬間である(笑)
話を戻す、関西重賞での戸崎という点も少し引っかかるが今回のメンバーなら馬券内の可能性は高め。ただし軸にするのは危険な気もする。
評価:B+

アリストテレス
父エピファネイア×母父ディープインパクト
この休み明けは間違いなくプラス。距離適性としては超長距離より2200~2400くらいが良さそう。悪い馬場でもこなせるタイプだが春はAJC杯のダメージが大きくその後調子を崩したままだった印象。ここで仕切りなおしたので、中距離のG2レベルであれば大丈夫なはず。それ以前の戦績と春天で4着を考慮するとここでは本来抜けている。デムーロに乗り替わってもう1列前で競馬できると良いか。とはいえ当日のパドックは注意かもしれない。
評価:A

ロードマイウェイ
父ジャスタウェイ×母父ジャングルポケット
調子が良い時に連続好走するジャスタウェイという意味では今回あまり良くない。ただしこの馬の走り時という意味で近走は条件が向かないレースが多かった。基本的に揉まれると駄目な馬で内枠やコーナー角度の急なコースは苦手。好走している8戦中コーナー角度の緩い東京、阪神、京都が7戦。中頭数で外目の枠だった新潟が1戦。近10走は多頭数での内~中枠が多かったし、外枠だったポートアイランドSは中京だし、東京で外枠だったキャピタルSでは2着している。少し間隔もあけて調子が上がっていれば期待しても良さそう。ジャスタウェイ産駒は芝2400以上で74戦して複勝率40.5%とかなり長距離での成績が良い。トニービン4×3のクロスもありこの距離はこなせるとみている。しかも松山騎乗です。
評価:A+

その他気になった馬
スローペースになりそうで、先行したらムイトオブリガードが怖い。近走の負けも終わったと言われる程ではないし、去年の阪神大賞典は藤岡兄で先行して4着だしこのメンバーなら穴を空ける可能性はありそう。最低人気っぽいし。。。


バラライカさん(@rose_tan0321)の予想

スプリンターズSの記事。たくさんの方に見て頂きイイねも頂いて誠にありがとうございました🙇‍♂️今週は毎日王冠と京都大賞典🐴競馬予想に煮詰まったら気分転換に読んでみてください😌

先週の振り返り
先週の記事で書きましたが「やっぱりG1はルメール騎手買っておけばいいんだよ」2着に来ましたね😇それ以上に驚いたのが福永騎手の騎乗。「福永騎手の乗り方上手い!」ゴール後無意識に呟いてました。もうビッグアーサーで前が開かなかった事も話題にならないぐらいの勝利でした🙂僕の本命ダノンスマッシュ穴ミッキーブリランテ見せ場なく残念🥲今週は当てたいです❗️

毎日王冠
レースのポイント
過去3年ノーザンファーム系のクラブ馬で1〜3番人気馬は【2.2.1.0】
今年の該当馬は、シュネルマイスター。

シュネルマイスター
前走安田記念3着。最後の直線はバイアス有利な大外を走り、先行不利なバイアスでしたが外から伸びて勝ち馬と0.1秒差。古馬とのレースで地力がある内容でした。昨年のサリオス一昨年のダノンキングリーと2年連続優勝の3歳馬は共にダービー2着からの臨戦。安田記念3着からの臨戦をどう考えるかですが、ワンターンの東京芝1800はシュネルマイスターに走りやすい条件だと思います。ルメール騎手が乗るのも心強く、秋の東京開催のルメール騎手は基本逆らってはいけない感じがしますが1枠1番この枠順は競馬がやりにくそう🥲2、3着の可能性が高そうです。追記:土曜日で5勝。。。ルメール騎手に逆らってはいけないみたいです😢

ダノンキングリー
前走安田記念1着。最後の直線はバイアス有利な大外を走り、差し有利なバイアスで外から伸びて2着グランアレグリアとアタマ差の競馬。安田記念で驚いたのは調教過程、1ヶ月前に帰厩してレース2週前はポリトラックとダートでの調教。動きは良くても、元々ウッドで追い切りをしていた馬で脚の状態に不安ありかと思っていての勝利に只々驚愕でした。注目点は2つ、外厩がノーザンF天栄だった事と川田騎手がダノンプレミアムではなくキングリーに騎乗していた事。今回も、ノーザンF天栄で乗り込んで帰厩してます何故生産三嶋牧場で馬主ダノックスさんで天栄を使えるのかナニかあるんでしょうね理由🤔今回もダートで追いきってます。前走、勝ってますし気にしなくていいんですよね?ダートで追い切り。

ダイワキャグニー
前走安田記念11着。最後の直線はバイアスに有利不利の無い真ん中を走り、逃げには不利なバイアスがありました。まずトーラスジェミニが逃げたら好走はありません。時計がかかる芝の方がいい馬です。何故、ダイワキャグニーを挙げるのかそれはセン馬だからです。今年の夏からセン馬について調べてるのですが、ダイワキャグニーがセン馬になったのは2020年毎日王冠からです。前走エプソムCを勝ってるのに去勢。。。話題になりましたが理由は、牡馬牝馬見境なく発情しちゃうと🤭去勢後の成績は安定はしてませんが、昨年2着。僕の予想格言に「一度、穴をあけた馬はまた穴をあける」というのがあります。4角から直線を先頭で入ってきたら、もしかしたらがあるかもしれません。

京都大賞典
レースのポイント
今年は阪神芝2400で開催。過去のデータは気にせず予想。
27年振りの阪神での京都大賞典です。(27年前は芝2500mでした)

アリストテレス
前走宝塚記念9着。最後の直線はバイアス有利な内を走り追っても伸びず。脚質の有利不利はなかったので力が足りないのか何か原因があるのか。今からは、仮説というよりも妄想になるので読むのをやめずにお付き合いください🙇‍♂️母系はバレークイーンの牝系で産駒にフサイチコンコルド、アンライバルド、リンカーン、ヴィクトリーなどG1馬やG1で好走してきた馬たちで菊花賞予想では「大舞台でこそ力を発揮する」と見解を話しコントレイルに続く対抗評価でした。しかしその反面「一度崩れると立て直しが無理」な牝系だと思ってます。アンライバルド、ヴィクトリー然りこの血に逆らえないと思います。「AJCC勝ったのに何でまた雨降って芝が悪い状態の3000mを走らなあかんねん!、もう!わしは走らん!」アリストテレスはこんな状態のはずです。妄想ばかりだとアレなので、時計が速いのもあまり良くないと思うので開幕週のここは厳しいかなと、デムーロ騎手で後方からの競馬の予感。後方からでは厳しい感じがします。

ヒートオンビート
前走目黒記念2着。最後の直線はバイアス有利な外を走り、先行不利なバイアスでしたが鋭く伸びる競馬でした。しかし、超スローのレースで基本前に行かなきゃ何ともならないレースでした。そしてメンバーレベルも低くG2目黒記念という響きに騙されてはいけません。オープンの勝ち鞍もないヒートオンビートが今回1番人気はいささか不思議です。戸崎騎手も関西圏の競馬では力を発揮できない傾向もあります。開幕週で大外枠も厳しいです。(辛口な見解になってしまいましたね😥)

ベレヌス
前走博多S1着。最後の直線はバイアス有利不利の無い真ん中を走り、逃げの戦法もバイアスに有利不利はありませんでした。開幕週でこの枠、この鞍上なら逃げるでしょう。斎藤騎手は逃げの戦法は得意ですから期待しちゃいます。27年振りの阪神で京都大賞典。データは気にせず、開幕週の良い馬場状態での前残りに期待したいですね。追記:斎藤騎手は土曜日勝って99勝目!日曜日は京都大賞典の1鞍!ここで100勝目🤗


夢で見た毎日王冠の結果(ヘイロー)

毎日王冠結果


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