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[POG2022-2023分析]種牡馬編 ②ハーツクライ産駒

[POG2022-2023分析]種牡馬編 ②ハーツクライ産駒です。

種牡馬編はロードカナロアから分析し、エピファネイアやハーツクライなど
ランキング上位馬だけを個別分析しようと思います。
今回はハーツクライ産駒。

ハーツクライ産駒の全体像

ハーツクライの配合表

ハーツクライ産駒のnetkeibaでの産駒数は120頭。
産駒の中距離実績も豊富ですし、今年の指名の中心でもと考えます。
種牡馬としての評価は大器晩成。
5歳で有馬記念を制したリスグラシューなどもいますが、リスグラシュー自身も2歳から活躍していますし、POG的にも十分、狙いは立てれます。

ハーツクライ産駒の距離適性

獲得賞金上位馬から分析すると、距離適性は1600~2400mまでで、クラシック路線に合致します。
(牡馬 2歳時)
朝日杯FS 2勝 サリオス、ドウデュース
ホープフルS 1勝 タイムフライヤー

(牡馬 3歳時)
皐月賞 2着、3着 サリオス、ドウデュース
東京優駿 1勝 ワンアンドオンリー 
東京優駿 2着 スワーヴリチャード、サリオス、ウインバリアシオン

(牝馬 2歳時)
阪神JF 2着 リスグラシュー
(牝馬 3歳時)
桜花賞 2着 リスグラシュー、ヌーヴォレコルト
優駿牝馬 1勝 ヌーヴォレコルト

とかなり優秀です。

ハーツクライ産駒の血統面での狙い


ハーツクライ産駒もロードカナロア産駒に続き、初志貫徹で以下の狙いになります。

[A配合] PW型Northern Dancer系統を肌馬に持ってきてPWを補填

[B配合] アウトブリードの肌馬

ハーツクライ産駒を指名するうえでの注意点は、ハーツクライ自体がサンデーサイレンスとしては完成された配合である点。
そのため、母系の配合次第ではマイナスになることが多くみられるため、いかに邪魔をしないかがポイントです。

ハーツクライ産駒 POG的狙い馬


❶ ダノンザタイガー 牡

まずは国枝厩舎のダノンザタイガー。
母系がPW型になりハーツクライ[A配合]に該当します。
東京1800m戦から早々のデビューになりますのでまずは一発回答を期待する馬です。

❷ ガルムキャット 牡

母系がPW型Northern Dancer系統に底にGulch、完全に[A配合]になります。この馬も狙いは十分です。

❸ エコロマーベリック 牡

母系がDeputy Minister系統。底がMr.Prospecter系統なので、当馬も[A配合]になります。この馬も狙いは十分です。

推奨は上記3頭です。
全て1位候補ではないでしょうか。

次回は③エピファネイア産駒 と ⑤ディープインパクト産駒。
、モーリス産駒は2021-2022振り返りの全体分析でとします。
ではでは。


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