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[分析]2023年度 シルク・ホースクラブ1歳馬募集(種牡馬 ドゥラメンテ)

2023年のシルク・ホースクラブ募集馬一覧(分析)を行ってみようと思います。ナナメ読み程度でお願いします。

種牡馬 ドゥラメンテの特徴

2冠馬:ドゥラメンテは早逝していますので、この世代がラストクロップになります。シルク・ホースクラブの募集は4頭が募集と少し寂しい印象。最後の大物は⁉という感じです。

ドゥラメンテの特徴はドゥラメンテ自身が

完成された配合

である点です。「キングカメハメハ×サンデーサイレンス(トニービン)」の配合で、キングカメハメハ黄金配合です。もう十分ですので、母系は良い意味で「邪魔」をしないこと。サンデー系統になるとクロスが発生し、Nasrullah系統になると柔らか過ぎることになり距離適性は短くなります。

この点はハーツクライ産駒を狙う時を同じスタンスになります。

種牡馬:ドゥラメンテ産駒の回収率


種牡馬 ドゥラメンテの回収率

歴代募集馬の成績を「獲得賞金/募集金額」で計算すると、現3歳世代以上では、

回収率 81%

となります。
この数字は3歳世代がこれから獲得賞金を伸ばしていくことを考えると、優秀だと思います。

ドゥラメンテ産駒の種付け料は2020年(現2歳世代)700万円、2021年(今回募集世代)は1000万円ですので、初年度から比べると2021年は2.5倍に高騰していますので、現2歳世代、今回募集の1歳世代と続きますが、率を落とさずに推移していくことが出来れば獲得賞金は自ずと多くなると考えます。


種牡馬:ドゥラメンテ産駒 狙いの母系統は⁉

シルク・ホースクラブ募集馬での回収率上位5頭の母父血統は以下の通りです。

460% Harlan's Holiday
274% Harlan's Holiday
181% Include
175% Grand Slam
136% エリシオ

となります。
上記から母系の狙いは、

母系PW型Northern Dancer
母系で大きなクロスを発生させないこと

となります。
この傾向はドゥラメンテ産駒の特徴で以前に考察したとおり母系でドゥラメンテの邪魔をしない点が狙いのポイントなります。


種牡馬:ドゥラメンテ産駒 産駒の好走距離実績

産駒の好走距離実績を考えるときにまず押さえておきたいのは、

1400~2000m戦芝実績

に集中している点。

これは距離実績は同じですが、ダート戦での活躍馬も多かったキャロットクラブとは異なる印象です。

種牡馬:ドゥラメンテ産駒についてのまとめ


2023年シルク・ホースクラブで募集されるドゥラメンテ産駒は以下の4頭。

関東13|エノラの22
関東14|メジロツボネの22
関東15|プラウドスペルの22

関西53|サロミナの22

募集額は比較的狙いは立てやすいかと思います。

狙いは、 
関東15|プラウドスペルの22

プラウドスペルの22の血統配合

を推奨します。

母系がMr.Prospecter+Danzig配合なので、PW要素の強い系統です。
母系で大きなクロスを発生させないことがポイントですので、かなり魅力を感じます。
プラウドスペルの産駒は
ダートに良績が偏りますが、芝実績に偏るシルク・ホースクラブでの募集になりますので、どちらの傾向が強いでしょうか。

以上でドゥラメンテ産駒の分析を終了します。




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