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毎日杯傾向&予想&厳選レース~ディープの庭・躍動する良血馬~

3/28(土)阪神競馬場にて開催されるG3毎日杯(芝1800m 3歳限定)の予想になります。

皐月賞間近の3歳限定ということで意地でも皐月賞に出たい馬のラストチャンスに使うケースや先のダービーを見据えた賞金加算に使いたいなど陣営によって意図が異なるレース。叩きの舞台ではなく意地でも取りにいくレースとして使われるだけに仕上げ緩めにはなりにくい。

まずはこのレースの傾向を探っていこうと思う。

枠順

Screenshot_2020-03-27 毎日杯(G3) 5走表示 2020年3月28日 阪神11R レース情報(JRA) - netkeiba com

毎日杯傾向・特徴(過去10年)

種牡馬傾向

圧倒的ディープインパクト産駒レース。

過去10年の馬券内14/30がディープインパクト産駒と驚異的な相性を誇っておりディープインパクト産駒の出走が1頭だけで馬券外だった2016年を除けば初子が出走した2011年以降は最低1頭は馬券内に入り込んでくる。

更に袖を広げると父サンデーサイレンス系が24/30と好相性。

※サンデーサイレンス系 例 ダイワメジャー、ステイゴールドなど

今回出走予定の該当馬ではアルジャンナ、サトノインプレッサ、ストーンリッジなどがディープインパクト産駒として候補に挙がる。

騎手別傾向

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とりわけ今回注目したい騎手はいない。

人気別傾向

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上位人気3頭がほぼ馬券内を独占。近2年は1~3番人気でそのまま決着と波乱がほぼ期待できない。この辺はどうしても賞金が欲しい強い馬が仕上げてくるのが大きい。

枠番別傾向

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1枠の成績が良い。

阪神の内の芝状態が良い今年の傾向と照合してもいい方向性で働く可能性が高い。もちろん内が良い=先行勢が強いということにも繋がるので外枠でも初速で内につけれる馬は注目する必要がある。

その他

① レース経験値が必要。

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昨年2着のウーリリこそ新馬戦からのデビュー2戦目で2着と好走もデビュー2戦馬で馬券に入り込めたのはこの一頭のみ。この馬は全兄にマカヒキを持つ良血だったので素質で他に太刀打ちできたが重賞レースとなるとやはり経験値の面で劣ってしまう。

いくらなんでもこの時期に1度しか競馬の経験がない馬は経験値が他と違い過ぎる。このレースは例年重賞レース経験馬や数をこなしている馬が多いだけにこの傾向に逆らえないところがあるので特に気にしておきたい。

② 前走同距離馬が好走

前走にて1800mレースを使っている馬は過去10年16/30の馬券内を演出している。前走できさらぎ賞、共同通信杯といった1800m重賞を経験、同距離の1勝クラスを走っていることが馬券内への確率を引きあがる。非根幹距離というのは1600mから例え1ハロンであっても馬の成績を変化させる傾向にあるので注目しておきたい。

上記の2点を突破している候補馬として2頭が挙がる。

 アルジャンナ(ヒューイットソン)

このレースに相性の良いディープインパクト産駒で前走きさらぎ賞で圧倒的1番人気も3着と惨敗。

皐月賞への挑戦を諦めこのレースで賞金を加算しダービーを目指す池江厩舎お馴染みのセカンドチャンスローテーションへ変更。

鞍上はドバイ遠征の予定から川田騎手からヒューイットソン騎手へチェンジ(この馬の馬主はヒューイットソン騎手の契約主の吉田勝己氏の持ち馬のため)

ヒューイットソン騎手についてはこちらでも詳しく解析してあります。

ストーンリッジ(岩田望)

前走きさらぎ賞を2着と好走しているディープインパクト産駒。兄弟にはボレアス、マウントシャスタ、ベルキャニオンなど上のクラスで活躍した馬たちが多い。

今回は自厩舎の弟子岩田望騎手の鞍上が予定されており重賞初制覇に期待がかかる。

傾向まとめ

① ディープインパクト、袖を広げるならサンデーサイレンス系好走レース

② 荒れる可能性が比較的低い重賞レース

③ 最低でも2戦のレースキャリアが求められる。

④ 1800mの同距離レースの経験がある。

以上の点から予想をしていきます。よろしくお願いします。

推奨馬

本命

2 アルジャンナ(ヒューイットソン) 予想 1番人気

前走の負け方は新馬戦から応援している自分でも呆れてしまう無様な内容だった。川田騎手は先日のキセキしかり今年は重賞制覇をしながらもお手馬でのお粗末な騎乗、疑問の残る結果が非常に多いように感じるゆえ白紙に消えたドバイ遠征で外国人騎手へ乗り替わった今回は非常に狙いやすくなった。

池江厩舎はクラシックへのローテーションとして有力馬を出走させるケースが多い。一例として2017年のアルアイン、サトノアーサー、2010~2012年は3年連続でこの厩舎の馬が馬券内に来るなど相性が非常に良いのも特徴的。

皐月賞への出走を諦めてダービー1本へローテーションを絞った今回は絶対に負けられない1戦。外国人騎手への乗り替わりで位置取りの変化も期待できるだけに今回は勝負気配とみる。本来きさらぎ賞を叩きにして皐月賞を全力と目論んでいたのであれば1度使ったこの舞台では良化も期待できる。

ヒューイットソン騎手が阪神を初経験で当日を迎えるだけに内が伸びる馬場を見極めきれない騎乗をしないかだけが不安点として挙げようと考えていたが最初から内枠に入れた今回はこの部分も解消された。当日も朝から数多くの騎乗が予定されておりその中で色々と経験値を高めて本番を迎えてほしい。

対抗

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