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(無料)北海優駿(北海ダービー)傾向~ダービー3個目の◎を馬券内へ~

6/18(木)に門別競馬場で開催される北海優駿(2000m 3歳限定)の予想になります。

以前に北海道の重賞の予想はしないと宣言したのですが、本日のレースの自分自身への不甲斐なさにあまりにも腹が立つ(# ゚Д゚)

先日の高知ダービーでもしっかりと的中したダービーシリーズの〆となるこのレースでしっかり的中を狙ってみたく参戦を決意。ただし苦手な北海道のレースをウキウキで販売して皆さんの予想に御迷惑をおかけするのも心苦しいものがあるため今回は完全無料で公開しようと思います。内容は有料で普段作るものと全く同じクオリティーで作成しますのでこれくらいのものを普段作っているのかと知ってもらういいきっかけになれば幸いです。

東京ダービーではティーズダンク、先週の高知優駿ではリワードアヴァロンといずれも渋いところで的中を重ねてきた。北陸ダービーこそ外してしまったが全4予想のうち3予想での的中を狙う大事な一戦となる。

それではまずは傾向を見ていく。

枠順

コース解説

基本的に使われないコースで正面ポケットからスタートすると最初のカーブまでが非常に長いのでどこからでも位置取りは確保可能。

馬が経験したことない距離のためほぼ間違いなくスローで慎重に入る形でのレースがデフォルト。ゆったり流れても脱落していく馬は続出して最後は生き残り戦のようなレースになる可能性が高い。

北海優駿傾向(過去5年)

過去5年結果

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

考察

5年間を並べるとわかる通り配当はものすごく堅い決着か、ものすごく荒れるかの2択になることが多い。

実力馬が実力通りのパフォーマンスレベルを発揮すれば楽な予想になるが、距離の壁や位置取りの問題などに苦しめれることになればデータが少ない馬が好走するケースが多い。北海優駿だからみたいなノリで強い馬から適当に馬券を組む買い方だと知らない人気薄の激走にやられてしまうことが大荒れ決着の引き金となる。知らないなりに過去のレース距離や結果を分析した上で予想をする必要がありそれが高額配当への道ともなる。

4コーナーで先頭にいる馬は100%馬券内に絡む。未知数の距離を走らされた挙句に後方から一気に追い込んでくるスタミナと余力など馬には残っていないだけに最後は耐久力勝負が基本で差し馬というよりは自分から動いて行き捲りきる馬が好走率を高める。高知優駿の考察でも書いたがどの馬も距離経験がないときほど逃げ馬というのは単騎になれば競られるリスクはそれだけ落ちるので地力があるタイプであれば充分に狙える。(そもそも日本の競馬場の中でも深い砂の部類になる門別で未知の距離を2000mも走らされるのは他のダービーと比べても酷)

2018年の勝ち馬カツゲキジャパンがいい例で11番手から入ったのに4コーナーでは2番手につけており位置取りを上げているのがよくわかる。スローペースで前に行った馬を下手につつきに行くと自分がつぶれるため先行勢は前が止まるのを待つしかない一方で後方勢は自分から早めに動いて行きペースを壊しに行くことがある。過去の実績を分析した際に直線一気の馬より位置取りを上げて行ける馬を探すのが的中のポイントとなる。

人気別傾向

1番人気は3.0.0.2と完全にピンかパー状態。2番人気、3番人気を初めとした上位勢も平気で馬券外に追いやられており最後に1.2.3番がそのまま馬券になったケースは2012年のみとかなり厄介なレース。人気通り並べても仕方ないのは明らかなだけに絶対軸を決めてそこから人気、穴をいかに組み合わせるかがポイントとなる。

枠番傾向

特に有利不利というのはない。前につける競馬をしたいのであれば内でロスなく回ってなんぼなところはあるが繰り返しになるがスタートから500m近い直線があるのでどこからスタートしても内に進路は確保できることから深く考えなくて良いだろう。

前走傾向

過去5年連対した馬は前走に北斗盃を使っている。大半の実力馬はこのローテーションを組んでいるので当たり前というべき結果ではあるが別路線の穴馬などは3着の波乱までと見るべき傾向といえる。

天気情報

当初聞いていた話だと今日はかなり雨が降るという話だったが現在のところ曇り模様。この後に多少の降雨はあるとしてもレース中の大雨という事は可能性は低そう。

前日は良馬場での開催だったが本番は稍重から重寄りの稍重だとすれば門別の深い砂でも多少負担は少なく走ることが出来るかもしれない。

以上の点を踏まえて推奨馬を上げていく。

推奨馬

本命

4 フジノロケット(阿部) 6番人気?(正直何番人気かわからない)

今回は無料掲載という点もあるので攻めます。

恐らく大半の人がアベニンドリームかレッドカードがを本命に推奨してくると思うのでそれを推奨しても面白味にも欠けそんな馬知ってると言われてしまうと思う点から今回はまったく違う観点より本命を推奨。

まず血統に関してだが父にジャングルポケット、母父にネオユニヴァースとスタミナや重馬場適性に優れた血統配合と言える。

しかし、ここまでのレース内容を見ればわかる通り正直ダートより芝の方が適性は高そうというのが本音。

直近の勝利はJRA認定の2歳ジュニアグランプリなのだがこのレースは盛岡競馬場で開催された芝のレース、4走前には中央のアイビーSでは後のホープフルS3着、弥生賞2着のワーケアと1.2秒で5着と好走し中央馬にも先着していることから能力の裏付けは充分にとれているが、今回の舞台とは1mmも関係ない適性が求められるレースなだけに参考外といってよいだろう。

その中で今回この馬を推奨したポイントは3つある

1つ目はスタミナ

血統の近いところにいるトニービーン、ネオユニヴァースから継がれるスタミナ面を総合すると瞬発力勝負では大きく欠けてしまうが持久戦に持ち込めるだけの体力は確保されていると見たい。もちろんこの2頭の血が入ることでこれまでの実績の裏にある左回りの芝のレースへの適性が高まっている不安点を考えると凡走率は高いかもしれないがどこから入っても不安しかないレースなので前向きに捉えることにした。

2つ目はローテーション

過去の傾向にある通り北斗盃組が人気薄でも連対に絡むのがこのレースの特徴。しかし今回激走を期待されている馬たちを見るとそのどれもが北斗盃を使われていない点から傾向と真逆に位置をしていることがわかる。

今回のメンバーで北斗盃を使った馬は以下の通り

北斗盃組

2 シンボ(3着)

4 フジノロケット (5着)

8 アベニンドリーム (6着)

9 ライトロング(3着)

10 アッカレッツァーレ(2着)

そしてこのうちのアベニンドリーム、アッカレッツァーレはここに至るまでに1回レースを使っていることを考えると多少ダメージを蓄積させていると計算。シンボは前走あまりに人気がなくスタートからノーマークで逃がしたら粘りこまれてしまったが今回はそこまで甘くないと見ると案外前走7頭立て5着ではあったが巻き返し可能なのではないか?と判断もできなくはない。

3つ目は鞍上の阿部騎手

今回テン乗りではあるが近年の門別最強馬の1頭と数えても良いスーパーステションとのコンビで門別2000mの勝利経験が豊富な騎手なのであまり施行されない条件にも関わらず経験値が高い。

テン乗りをマイナスと見ると同時に違った一面を引き出しての激走というプラス要素を考えたいところ。

追記

阿部騎手は前日に落馬しているので場合によっては乗り替わりも

不安点

上記に挙げてきた点がすべて裏目に出た時。

芝適性高めだった、左回り向き、テン乗りが裏目

これが全部悪い方向に出るといい着順は望みにくい。

対抗①

10 アベニンドリーム(桑村)2番人気(場合によっては1番人気)

北斗盃では馬場がまったく向かず大敗をしてしまったが前走ではブリンカー効果で逃げの競馬に出ると門別のAクラスの古馬を相手に快勝をするという離れ業を行う。

そこからの2戦目となる今回なだけに馬の自力とブリンカー効果で前での競馬が出来る今回は先手をすんなり主張さえ出来れば後は自分のペースの競馬に持ち込める可能性が高い。

元々2歳時には南関東競馬の重賞で2着、連闘で北海道に戻りG3北海道2歳優駿で中央馬相手に2着と好走していることから力は上位でスタミナ面も特には問題がない。

評価を落とした点は前走で逃げの競馬で勝ったという点。裏を返せばそれができなかったときにどういう競馬をするのかが焦点となる馬なだけに素直に本命推奨しても仕方のないことから対抗まで(多分これが競馬yotuberのありきたりな本命1番人気)

対抗②

10 アッカレッツァーレ(岩橋)5番人気

北斗盃では2着と好走しており血統構成は中央G1の天皇賞(秋)を勝利したスピルバーグにガリレオやフランケルの血統のルーツにあたるサドラーズウェルズを母父に持つ組み合わせ。

ディープ系にサドラーズウェルズを母父に持つ馬というのはどっちに転ぶか微妙な線が多い。というのもスタミナ内包型のパワー型が生まれやすい半面で成長力が欠落してしまい出世までがどうしても遅れてしまうというマイナス作用を引き起こしてしまうためである。

この馬も例外には無く中央芝3着の実績があるもののタイムがかなり遅くレースレベル自体が極端に低い。その後道営移籍後は安定こそしているが勝ちきれないシーンが多く前走はCクラスの古馬混合戦でも大敗をしている点は気になるところ。

しかし、スタミナ勝負に持ち込めるなら粘れるだけの能力は現段階では搭載してると判断が出来る馬なのでこういうレース展開なら狙ってみても面白いと判断。

今後もう少し成長してくれば門別でも勝負になりそう。

押さえ

6 レッドカード(井上)1番人気

北斗盃の勝ち馬で2~3歳時のオフシーズンにも他地区のレースにも多く参戦して能力と経験値を高めてきた一頭。

能力が高いのは認めるがやはり牝馬でこの時期に2000mを勝ちきるまでは正直厳しいと見るのが素直な判断で1番人気に推される馬でもないような気がしている。特に前走が一番距離適性的にも勝負になるレースだっただけに今回は来たらとりあえず馬券にはなる一頭として加えておきたい。

3 ダンスポケット(五十嵐)7番人気?

こちらもオフシーズンは金沢や南関東で競馬を続けてきた一頭。

この馬の場合は距離適性が成績に露骨なほど出ているのが大きな特徴。

このように門別の2~3歳馬が通らないといけない短距離路線では勝負にならず距離を伸ばすほど成績が良くなっていくという注文がつく一頭。

本命同様にこちらもジャングルポケット産駒という点を考えるとやはりスタミナは豊富なのだがこの結果からわかる通りにズブさが目立つのでこの時期の勢い任せなメンバー同士だとどうしても分が悪い。前が止まってもなお走れる展開に持ち込んだ時の波乱で3着候補して加えておきたい。

買い目

馬連(ワイド)

4-8.10

本命は人気がどれくらいなのか見当がいまいちつかないのでとりあえずワイドも推奨

3連複

8-4.10-3.6

アベニンドリームは地力を考えると3着以内には来る可能性が高いのであえて〇を軸に◎と▲どちらかは来ないと判断。点数を抑えるため3列目には加えずに相手候補のみとする。

もしこの予想を読んで的中した!大きな何かがあった際にはぜひお願いします。 図々しいかもしれませんがサポート大歓迎お待ちしております。