三木ホースランドＪS傾向～ここでしか買えない騎手～

4/4(土）に阪神競馬場にて開催されるOP三木ホールランドパークジャンプステークス（芝・ダート 3140m）の傾向になります。

はっきり言って障害のオープンレースにどれくらいそんなものがあるのかわかりません。ほぼ偶発的に起こることがそのまま数字になっている点もあるのでどれくらいこれが使える素材になるかはわかりませんが少しでも予想のカギになればと思います。

枠順

シゲルVSタガノVSメイショウの3つ巴・・・

三木ホースランドＪS傾向・特徴（過去10年）

※2012年までの3900m含む

種牡馬傾向

最後の直線が芝だが種牡馬傾向としてはダートに強い馬の活躍が目立つ。

昨年の1~3着はワークフォース、ブラックタイド、トランセンドとどれもダートコースで力強い走りが可能なタイプが馬券内を埋めた。

メイショウサムソン、ステイゴールド、ハーツクライなど芝の長距離の血が強くダートを走れるタイプの馬を出す傾向にある馬を父に持つと活躍するケースも。

騎手別傾向

高田潤騎手。

以前にこのレースを全て違う馬で3連覇するなど阪神の3140mでは通算でも複勝率50%を超えるプロ。

中山の障害コースが石神騎手の庭なら阪神は高田騎手の庭なだけに騎乗があれば絶対に押さえるべき騎手。

人気別傾向

上位人気下位人気にそれぞれ可能性がある。これは障害オープンレースは実績が未勝利戦の好走など測りにくいものが多いことから関係する。

実は強いと思ったら決して強くなかった。平地の時に知っていた馬だからと買って過剰人気で大敗など理由は様々。

イメージでなくレースの内容から本当に買える馬を見つける必要がある実は奥の深い点が存在する。

枠番別傾向

真ん中から外に向けて好走傾向にある。基本的に障害レースはレース序盤で隊列が決まり前に行った馬が有利になりがちでこのクラスだと途中でレースから脱落する後方勢も多いのでこのデータを過信も禁物。

外枠馬は馬は少しずつ位置取りを上げていきロングスパートの脚を使える馬が入れば狙いたい。

その他

① 馬券内は5番手以内

基本的には前に行ったもの勝ちのレース。いかに飛越を上手く成功していき位置取りを上げながらの競馬になる。その一つの境界線が2周目段階で5番手以内に入れるかどうかが挙がる。この位置取りを逃すとなかなか勝負になりにくい。（もちろん4頭が前にいて後ろに大きく離されての5番手では話にならないので注意）

未勝利戦を勝ちあがるのに苦戦していた馬や勝ち上がり方も結果オーライのレースレベルの低い馬やオープン昇格後は後方からの競馬でレースに参加出来ていない馬は馬券の対象にならない。

② 勝ち馬は前走オープン以上

近10年全て勝ち馬は前走をオープンレース以上を使用した実力と経験のある馬のみ。未勝利を勝ち上がって馬券になったケースは2着と3回が1回ずつのみと劣勢。

障害は馬と騎手のセンスもかなり試されるのでいくら平地のレースである程度のクラスへ行き障害に転向して初戦を勝ち上がったところでまた壁にぶつかるケースも多い。そしてこれが上記で触れた平地で知っている馬が過剰人気をして馬券外に落ちてしまい人気薄が馬券になるケースに繋がる一因でもある。

前走がオープンレースや重賞などレベルの高いコースを使っている、過去オープン以上で実績がある、道中5番手以内で競馬をしている経験がある馬を仕分けすると以下のようになる。

上記の点から挙がる候補馬

ブレスアロット（石神）

2走前はやはりオープンの壁に跳ね返られてしまった。しかし前走ではゴール前が芝コースの中京から京都に舞台が変わり上り最速の脚で2着と好走。鞍上は障害騎手トップの一人といっていい石神騎手が予定。

シゲルロウニンアジ（高田）

騎乗依頼が不透明だったこのレース必須騎手が有力馬で参戦。

小倉サマージャンプで一度手綱をとり4着。馬自身は昨年の2着と好走実績も豊富。

相性の良い騎手と相性の良い馬のコンビで2年連続の波乱を期待。

傾向まとめ

① スタミナ血統、ダートでも好走できるタイプの馬

② 出走があれば高田騎手が騎乗する馬は買い

③ 最低でもオープンレースの実績が必須。未勝利組は軽視。

以上の点から予想をしていきます。よろしくお願いします。

推奨馬

本命