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迎春ステークス+厳選レース~中山の非根幹は血統がものをいう~

1/11(土)のメインレース迎春ステークスの予想をしていきます。

枠順

中山競馬場の2200mというのは実は2頭の血統を覚えていると非常に当てやすいレースというのを皆さんはご存じですか?

① ルーラシップ産駒
② ディープインパクト産駒

まずはこの2つのデータを確認すると・・・

ご覧の通りこの2頭の産駒は特に非根幹の中山2200mでは高い数字を記録しています。このデータが象徴的に出たのが昨年のセントライト記念(G2)

1着 リオンリオン(ルーラーシップ産駒)

2着 サトノルークス(ディープインパクト産駒)

3着 ザダル(トーセンラー産駒)※ディープ系

4着 ルヴォルク(ディープインパクト産駒)

というように種牡馬の傾向がはっきり出たレースでした。非根幹というのは馬にとって得意不得意がはっきりしやすいため血統のデータがはっきり出やすいところがあります。

今回出走するメンバーは非根幹のレース経験がほとんどないため血統の傾向が再び出る可能性は高いとみています。

馬場状態はCコースの解放で最後の直線で前が止まらない傾向にありますが年末からずっと上りがかかる馬場であることに変わりはないので上り勝負の馬でなくタフっぽい走りをする馬を選んでいきたい。

今回の予想のポイント

① ルーラーシップ・ディープインパクト産駒
② 上りのかかる馬場で強い走りを出来る馬

この2つをベースに予想をしてまいります。よろしくお願いします。

本命

12 サトノエルドール 予想 1番人気

今回出走してくるディープインパクト産駒、ルーラーシップ産駒をそれぞれ見た中で一番馬場の状態と適性が合致するのがこの馬だった。ギャランドと悩んだが3走前に中山の2000mを1:58.4で2着と走ってる辺り秋頃のタイムが出やすい高速馬場の中山の芝に強いタイプなのでこちらをチョイス。

2018年8月のデビュー以降12走連続で3着以内という恐ろしいほどの安定感を誇っており北村宏騎手に今回乗り替わりだが過去に4回鞍上していることは強み(成績0.1.2.0)

母系はイギリス系ということでディープをつけても上り勝負よりタフなレースになったときに能力を発揮しそうかつ軽い走りをするタイプの有力馬のマイナス点を考えるとここをあっさり勝ち上がってほしいところ。

1番人気想定だが他にも有力どころが混在していることに加えて北村宏司騎手鞍上ということで1倍台のオッズで圧倒的という事はなさそう(複勝は1.1倍になりそうだが)

対抗

8 ブラックプラチナム(マーフィー)

先週の日曜日に1日6勝をマークしたマーフィー騎手が鞍上。美浦の騎手は三浦騎手、戸崎騎手と離脱していることからマーフィー騎手の馬質と技術が群を抜き逆らえない状態になっている。

一昨年の11月に走った後は長期休養に入り昨年の8月に復帰すると前走勝利して再び天栄で調整を進めてここに出てきた。天栄帰り初戦ということもありここは連勝の可能性も高そう。左回りのスローの瞬発力勝負が得意な馬ではあるがステイゴールド産駒も決して中山の2200mの成績も悪くないので非根幹で能力を発揮してきそう。(下記データ参照)

この2頭が個人的には抜けており以下3番手以降

3番手

3 ホウオウドリーム(吉田豊)

冒頭の文章だとルーラーシップ産駒2頭のどちらかを対抗に入れないと矛盾が生じてしまう気がするが今回の出走する2頭を見た時さすがにそこまで強い印を打てなかった。

それでもこの馬は出走が1年1か月ぶりとブランクがあるが追い切りの内容も悪くないので3番手までなら充分可能性はありそう。元々能力は高い馬なのでそれをいきなり発揮できれば通用はするはず。

芝の状態も12月の中旬からルーラーシップやステイゴールド系の馬に向くタフな状態。ここに非根幹距離の適性力が作用すれば・・・

矢作調教師は賞金が少しでも貰えるレース選びやローテーションを組むのが特徴なのでわざわざ遠征してまで使うところに意図は見えるので穴ではあるが相手に入れた。ただその復帰レースの鞍上が吉田豊というのは…

4番手

11 ヒシビクトリー(木幡巧)

有馬記念前日のグレイトフルステークス(距離2500m)で3着になっている通り上りのかかる中山の芝状態で結果を残せているのは強み。

前走3着ではあるが今回も人気自体は薄くなりそうなので連続好走できれば相手までなら高配当が期待できる。前走非根幹距離で好走しているのも材料としてはプラス。鞍上が鞍上だけに過度な期待は禁物。

5番手

2  シルヴァーソング(田辺)

父オルフェーブルに母エアトゥーレということで血統的には申し分ない。同じオルフェーブル産駒のオセアグレイトは無印だがこちらは印をつける。

現在3連勝中で奥手な血統なので明け4歳の今年は勝ち上がり続ければ重賞のチャンスもありそう。

鞍上が年明けの中山が得意なはずなのに人気馬でも理解不能な騎乗が目立つので評価を少し落とした。

買い目

馬連

8.12→2.8.11

3連複

8-12-2.3.11

土曜日の厳選レース

8R 中山新春ジャンプステークス(OP) 距離3200m

本命

13 バイオンディップス 予想 4~5番人気

年末の中山大障害の勝ち馬がサドラーズウェルズ系のシングンマイケルだったことを考えるとパワータイプのマンハッタンカフェ産駒のこの馬に魅力を感じた。言うまでもないが距離適性やスタミナの不安はまったくない。

前走もオープンレースで11番人気とはいえ3着と好走し鞍上も石神騎手継続ながらそこまで大きく人気をしない可能性が高い。前走ほどのオッズの旨味はないが期待できる。

中山の障害レースにおいての石神騎手の信頼感はオジュウチョウサンで証明されているので多くは語らないが着もそうだが今回は何とか勝ってほしいところ。

相手

11 スプリングボックス(森一)

前走リボンスティックを相手に0.5秒差で障害デビューを快勝。鞍上も次の世代の障害騎手として注目されている。

10 トゥルーハート(白浜)

このメンバーでは戦って相手クラスは一つ上。ハーツクライ産駒なので冬のタフな芝にも適合しそう。

5 ニーマルサンデー(江田亮)

冬の芝・ダート適性も高いネオユニヴァース産駒ということで穴で一発を期待。

※障害は落馬という最大のアクシデントがあるので絶対が存在しませんのでご注意ください。(石神騎手の場合それの危険性を感じないのが最大の強みですが)

単勝

13

馬連

13-5.10.11

ワイド

5-13

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