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京浜盃傾向~南関東クラシックへの足音~

3/18(水)に大井競馬場て開催される京浜盃(S2)の傾向・特徴になります。

上位馬には南関東クラシック羽田盃への優先出走権が与えられるレース。これを皮切りに有力馬が東京ダービーを目指し歩み始めることが多いレースでもある。

まずはこのレースの傾向を見ていこうと思う。

枠順

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京浜盃傾向・特徴

人気別傾向

過去10年中勝ち馬は9回が3番人気以内で決まっている。

しかし相手選びは難しい。昨年のように3着に人気薄が絡むケースや2016年のように人気の一角から少し離れた人気馬たちが好走するというケースもある。2歳時から活躍していた馬たち、北海道からの移籍で南関東での活躍を目論む馬たち、3歳の春に合わせてJRAから移籍してくる刺客など人気と力が一致しないケースもあるので要注意。

勝ち馬は人気どころを上手く選び相手には人気どころと少し人気を落としている力のあるの見極めが大事になる。

2016年

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2019年

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馬番別傾向

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内枠有利になりがちな大井競馬場のイメージとは一転して外枠が有利な傾向にある。特に7枠にあたる13~14番辺りの成績は優秀。もちろんそのときの転向と馬場の傾向で大きくこの部分が異なる大井競馬場なのでその週、当日の馬場傾向をしっかりと読み取った上での予想も大事になる。

道営勢の活躍

このレースの大きなポイントとして道営競馬出身の転厩馬ということがポイントになる。

北海道2歳優駿(G3)で出走した馬は過去10年このレースにて10着以内の馬は17頭中11頭が馬券内と複勝率は60%を超える。

一例を挙げると昨年のこのレースの勝ち馬ステッペンウルフは北海道2歳優駿こそ出走こそなかったが道営からの移籍組、2着ウィンターフェルも同様でこちらは北海道2歳優駿の2着馬(例の誤審の対象馬)と毎年のように活躍する道営勢は注目する必要がある。

所属別傾向(近5年)

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船橋所属が好調。浦和、川崎組が不振傾向にある。

脚質傾向(近5年)

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逃げ・先行勢が有利。スタートしてからコーナーまでの距離が短い1800mのレースなので位置取りがカギになる。

人気がなくても無理やり前を主張する馬も毎年いることから前で競馬した馬が力尽き先行抜け出しを謀れる馬に勝機がある。紐候補として強烈な差し脚を持つ馬が馬券に絡むケースも。

新しいトレンド

南関東競馬の賞金アップと中央レースのダート番組の少なさから近年はこの時期に地方競馬への移籍を試みる中央勢が多数存在する。その多くは中央の新馬戦を勝利し条件戦でも対等に戦える中で移籍を試みて地方重賞の賞金を狙いに来るだけに油断はできない。

藤田厩舎に移籍してきたコバルトウイングは中央競馬の1勝クラスでも掲示板内のレースが出来ている実力派。

この馬はシルクレーシングの持ち馬で天栄→ミッドファームと外厩体制でこのレースを迎えるだけに注目される。

前日の傾向

逃げ先行傾向ではあるが馬場の外側が伸びている。

つまり逃げてインを取る馬よりはその一段後ろから馬場の外に進路を確保できる好位追走型の馬に勝機がありそう。

差しも同じく外からの勝負がベストか?

推奨馬

本命

7 ファンシーアップ(真島)

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