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佐賀記念~将雅に捲れるベスト舞台~

2/3(水)に配信 浦和シンデレラオープンは△⇒△⇒◎の決着でワイド、3連複的中。

7-10 4.5倍🎯

7-9-10 32.3倍🎯

※()の買い目はこの日乗り替わりだった御神本騎手の代わりに吉原騎手を購入してくださいという注意事項。

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◎クマサンニデアッタは直前の乗り替わりが笹川騎手というのも大きかった(あれ違う騎手だったら恐らく飛んでました)

さて、今週の配信は2つ。その1つ目は2/11(木)佐賀競馬で年に2回だけ実施される中央交流重賞G3の1つ佐賀記念(2000m)

毎年中央馬の独壇場ということで当てやすいレースである一方、点数を絞ったり固定概念で絞りすぎると外してしまい意外と堅い割に配当が良かったりという頭を悩ませるレースです。

今年も地方勢にはチャンスがありそうな馬が不在かつ中央馬も・・・という最悪な構図で2強+①となりそう。

さて、今回は有力馬騎乗の川田騎手が佐賀競馬で気合いが入る理由、そして有力馬の直前情報を中心に考察をしていく。

枠順

Screenshot_2021-02-08 出馬表|地方競馬情報サイト

画像 keiba.go.jp

クリンチャーが川田騎手を背に再びの重賞挑戦。先に言ってしまうと今回1着に関してはこの馬でほぼほぼ堅いと思います。

それ以外の出走馬としては昨年2着のロードゴラッソは騎乗経験もあり川田騎手とは同期で藤岡調教師の息子の藤岡佑介騎手を配置した。

9歳ながら昨年7月にオープン勝利のウインユニファイドは剛腕和田竜二騎手をそれぞれ配置と意欲は充分も、そのレース以来の実戦で中7か月の競馬は気になるところ。

ハナズレジェンドは川崎記念からの臨戦となるが一瞬の末脚に決めるタイプなだけに舞台適性は今回も疑問。

最後に追加で参戦が決まったアシャカトブは能力がギリギリ足りるか足りないか微妙な線なので鞍上の腕が要求されそう。

申し訳ないが地方勢は基本は完全に無視したい。仮登録のあったアングライフェンは名古屋グランプリに続きまたも回避(この馬、前回もそうだが意図が見えない)

なお佐賀記念は佐賀6R(16:30発走)なのでご注意ください。

コース解説

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画像 うまめし.com

小さい箱の佐賀競馬において2000mを実施するゆえコースを1周半使う。

ゴールまでに6回のコーナーワークがあることから言うまでもなく先行勢が有利となり最後の直線が短いので2周目3コーナー手前から加速しながら捲り上げていく競馬が出来るかが要求される。

レベルを考えても4コーナーの通過順位は中央勢が1~5を独占することが予想されるのでここで後ろから競馬をする馬が4~5番目にいるとまず勝つのは不可能。それぞれの鞍上の仕掛けどころや経験、馬のコーナーワークの適性が意外と要求されそう。

佐賀競馬場は良馬場であれば内の砂が深く走りにくいので馬場の内を2分くらい空けて走るのも大きな特徴(これは高知競馬場とも似ている)

考察

①佐賀の華麗なる一族川田家

地方競馬の重賞で無類の強さを見せている川田将雅騎手

今年もここまで1.0.1.0と成績を残しているが彼が一番気合いが入るのが生まれ故郷でもある佐賀のレース。さてJRAのトップ騎手でもある彼は九州男児であると同時に佐賀競馬の華麗なる一族というのは皆さんは御存じだろうか?

曾祖父の川田若弥氏は戦前1920年頃に佐賀競馬の騎手として活躍、祖父の川田利美氏は地方通算戦840勝を記録した佐賀競馬の調教師、そして父の川田孝好氏は現在も佐賀競馬にて調教師として活躍をしている。

そして川田将雅騎手は少年時代にこの佐賀の地で幼少期から様々な出会いを重ねてきました。佐賀のトップ騎手として今なお活躍する鮫島 克也騎手の息子である鮫島 良太騎手とは幼稚園からの幼馴染み、そして現在黄金コンビと言われるJRA調教師の中内田 充正は中内田の祖父が川田厩舎に馬を預けていたこともあり子供同士の親交が深まり現在に至る(この頃の関係から川田騎手は中内田調教師を「みーくん」と呼ぶ)

さてそんな川田騎手にとって負けられない佐賀記念ですが過去10年の成績は以下の通り

Screenshot_2021-02-08 佐賀記念データ分析のまとめ|競馬リスト - KeibaList

Screenshot_2021-02-08 検索条件別レース一覧| mark 佐賀記念 mark 川田将雅騎乗

画像 Keiba List

人気馬での成績は非常に優秀で馬券外になったのは比較的に人気が薄い馬での成績。今回は圧倒的1番人気のクリンチャーということでまず馬券外に消える・・・ということは現実味は無いだろう。

②クリンチャーの直前状態

さて注目馬クリンチャーの直前情報についてだが以下の通りとなる。

1週前追い切り

 栗東 CW 不良

82.4-66.4-51.5-37.7-12.4

助手が騎乗し馬なりで流す形で長めに追われる。

最終追い切り

栗東 坂路 稍重

52.6-38.4-25.2-12.7

こちらは一杯に追われる形で水準の時計を記録。

休み明けは1週前にCW、最終で坂路というパターンがある馬なので今回もそれに沿った形で調整がされる。いつもと違うのは1週前に負荷をかけず最終で負荷をかけた点くらい。

休み明けといっても中2か月程度なので順調に来ていると見てよいだろう。

以上の点からなかなかこの馬の牙城を崩すのは今回のメンバー的には厳しいと見るのが基本線。ただし、競馬とは何があるかわからないだけに保険的な意味合いで違う買い目も2~3点は押さえるのがベストだろう。

ポイント

① 捲りが決まりやすいコース形態で絶好の競馬が出来るクリンチャー×川田騎手というコンビは絶対軸(ただしこの馬が最内ということでスタミナ自慢を武器に逃げの手に出る可能性も?)
② 3コーナー手前の動き出しと4コーナーでのポジションが重要となるだけに川田騎手の動きと連動できる馬が対抗以下の評価になりそう。
③ 中央馬5頭60通り+α?でどこまで触手を伸ばした購入をするか?
3連単以外は配当は望めないが手広く流せばトリガミ上等。

まとめ

単勝恐らく1.1倍レべルの支持を受けるクリンチャーが出走する今回の佐賀記念。昨年は2着泣いた舞台で地元に錦を飾ることが出来るか?か楽しみな一方でそうはさせないという馬と騎手の出現なるか?

今回は3連単で点数をなるべく抑えながら的中する買い目と推奨馬の考察をしていく。

推奨馬

本命

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