青葉賞傾向～大寒桜賞に潜む罠と翌日の天皇賞がデータを壊す？～

5/2(土）に東京競馬場で開催されるG2青葉賞（芝2400m 3歳限定）の予想になります。

ダービーへのトライアルレースでありながらダービーの勝ち馬が生まれない同距離のトライアル。ただし毎年のようにこのレースを強い勝ち方をする馬が出てくるので色々と傾向を探っていきたいと思う。

枠順

外厩情報

ヴァルコス　4/3ノーザンＦしがらき

ロールオブサンダー　2/27吉澤Ｓ－ＷＥＳＴ

ブルーミングスカイ　4/9グリーンウッド

フィロロッソ　4/17グリーンウッド

フィリオアレグロ　3/27ノーザンＦしがらき

ディアマンミノル　4/17宇治田原優駿Ｓ

コンドゥクシオン　4/10ノーザンＦ天栄

オーソリティ　4/11ノーザンＦ天栄

アラタ　4/2山元トレセン

アピテソーロ　4/3大東牧場

アイアンバローズ　4/9ノーザンＦしがらき

青葉賞傾向・特徴（過去10年）

種牡馬別傾向

過去の傾向を見ると同じような血統の馬しか絡んでいないのがわかるレース。

東京2400mの3歳戦なので基本的にはディープインパクト産駒（及びのその系列が基本線となる）

騎手別傾向

蛯名騎手が相性の良いレース。この週は青葉賞、天皇賞（春）どちらも蛯名騎手の相性が良いレースでもある。今年は土日間の移動禁止でこの青葉賞を選択しディアマンミノルに騎乗予定。

人気別傾向

1番人気複勝率90%の安定レース。極端な話をすれば1番人気さえ買えば当たるという計算になるが今年は騎手の土日移動が禁止になったことで本来乗せたかった騎手を乗せれない馬が続出していることからどうもこの数字が信用できない面も。

枠番別傾向

どの枠もフラット。開幕2週目の東京なので大外は少々割引したい。

その他

① 前走距離と特定レース

過去10年の結果には共通点がある。

まず前走に今回と同じ距離のレースを使ったかどうか？次にこのレースのステップレースと言われている大寒桜賞（中京2200m）を好走しているかがポイント。2400mというのはこれまで経験してこない馬が大半の中でその経験がありつつ適性があるかは大きなポイントとなる。

今回のメンバーで前走までに2400mを使った、前走大寒桜賞を好走した馬は以下の通りとなる。

② 大寒桜賞に潜む罠

例年と違い今年は雨の影響でタフさを求められる結果になっているだけにこのレースで好走＝今回も通用するとは安易につなげるのは危険かもしれない。逆に本来の走りをすればもっと良い結果を残せたタイプが好走リンクする可能性も。

以上の傾向から挙がる候補馬

ディアスティマ（津村）

大寒桜賞2着、京成杯3着のディープインパクト産駒。京成杯の頃から完成はもう少し先と言われつつも慎重に使われ順調に成長してきた一頭。前走は明らかに不向きな馬場での2着なだけに良馬場の東京で才能開花の可能性も。

フライライクバード(福永）

藤沢厩舎に代わり近年はこのレースに有力馬を送り込んでくることが増えた友道厩舎は今年はここ2走2400mレースを使い続ける長距離巧者を登録。馬の先々の反動は気になるが勢いのあるうちは気になる一頭で鞍上も現在2週連続重賞制覇中と今一番勢いに乗る。

ディアマンミノル（蛯名）

青葉賞キラー蛯名騎手鞍上のこの馬もまた長距離巧者の雰囲気が漂う。梅花賞2着の結果を考えると前走若葉Sの惨敗は距離適性の面もありそうなので結果を残している2400mへの距離延長がプラスに働くか？

傾向まとめ

① ディープインパクト産駒レース

② 怪我明け、過去の栄光な部分が強いという点はあるが蛯名騎手の相性が良い

③ 1番人気鉄板レース

④ ただし今年はコロナウイルスの影響で例年と違った様相

この部分を基に予想をしていきます。よろしくお願いします。

推奨馬

本命