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2歳戦厳選~9/6(日)編&特集 小倉2歳ステークス

9/6(日)の新馬戦の予想と小倉2歳Sの特集となります。

当日は午後いつものように岩盤浴で・・・というオフではなく出先になってしまうため新馬戦の無料掲載を3レース分+小倉2歳Sの予想は有料(100円)で販売となっております。

小倉2歳Sはこれまで新馬戦や未勝利戦でも推奨してきた馬が多いためこれまでのnoteのアーカイブを基にした評価なども載せておりますのでこちらも参考にして貰えればと思います。(こちらは無料にて公開)

夏の最後の2歳レースもしっかり的中を狙っていきますのでよろしくお願いします。

主な推奨馬実績

8/23(日) 小倉 2R ウェーブメジャー(6番人気)3着

8/23(日) 新潟6R フレンドパル(3番人気) 1着

8/29(土) 小倉5R ワールドリバイバル(6番人気) 3着

8/30(日) 札幌 5R カーディナル(4番人気) 2着

8/30(日) 新潟 5R パープルレディー(4番人気) 2着

※ 解説に入る前に

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情報協力

うまめし.comさん

1レース目

小倉5R 2歳新馬戦(芝 1800m)

枠順

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推奨馬

13 メイショウハナモモ(北村友一) 5番人気

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推奨理由

天気も馬場状態もギリギリになってみないとわからない点は多く、台風の接近による風の影響も考えると向かい風になれば先行勢には厳しい展開となり逆に追い風となれば逃げが有利になる可能性など不確定要素があまりに多すぎる新馬戦ほど厄介なものは無い。

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そこであまりに天気に左右されないかつ小倉の1800m戦に強い馬が多いステイゴールド産駒の中でも特に相性の良いオルフェーブル産駒のこの馬を推奨してみたい。母父のエーピーインディは軽い芝での好走率を引き出すタイプゆえに雨が降るとマイナスになる可能性もあるが父の血統でどこまで補えるかがカギになる(雨が降らないなら差し脚が活きそうなのでそれでも良い)

中間の追い切りでは良血の古馬オープンクラスのグローブシアターと併せており一杯に追われて0.2秒差で終わるなど仕上がりは良好。最終週の最終日ということで芝の傾向も外側に寄っていることからしっかり出遅れることなく競馬運びが出来るかがポイントとなる。

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鞍上も小倉の中距離戦を得意とする北村友一騎手で馬が仕上がった上での最終追い切りもしっかりと跨りその感触を確かめている。気性も大人しい性格で操縦しやすい点もこの鞍上が最も得意とするタイプの馬ということからも期待をしてみたい。

松本オーナーの馬というと血統的には重たいタイプや逆に極端に短距離過ぎるなどコアな馬が多い中でTHEクラシック血統というのは珍しくも感じる。

相手だがこればかりは天気でかなり左右される。特に1番人気濃厚のエイスオーシャンはただでさえ奥手血統に加えてディープ×米国血統と雨が降るなら真っ先に消したいタイプの馬。

新馬戦の少し前から雨が降り始めるくらいの想定で相手を決めたのでそういう影響がない際は無難にこの馬の単複だけに抑えたいレース。

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買い目

単複

13

馬連(ワイド)

13-2.8.10.15

2レース目

新潟5R 2歳新馬戦(芝 1800m)

枠順

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推奨馬

16 ダノンヴェロシティ(戸崎) 3番人気

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推奨理由

兄にダノンキングリー、ダノングットを持つ良血馬。

兄のレースパフォーマンスを見ると高速馬場向きではあるが開催最終種で外差し傾向の馬場状態で欧州タイプのキングカメハメハを種付けしたこの馬であれば強烈な差し脚を見せる競馬が出来る可能性に賭けてみた。

追い切りの動き自体はまずまずで天栄で仕上げた馬をレースに出して再び放牧して・・・の繰り返しでその初戦しか買えない萩原厩舎の馬にしてはもう少し仕上がり具合が欲しいところだが初戦であればこの辺が限界なのだろう。

調教師コメント

入厩後は順調に乗り込んでいるが馬がまだ若い。掴みどころがないが、ゲートは普通に出るし、血統的な素質は感じている。実戦で良さが出てほしい。

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掴みどころがわかっていないと言う辺りが天栄調整した馬を勝たせることしか出来ないこの厩舎らしいコメントだと頷いてしまう。

一点不安点を挙げるならダノンキングリーが芝の中距離が他の兄弟はダートの短距離馬が多いゆえダート色もあるキングカメハメハを配合した場合そちらの色が強く出るのではないかという点。キングカメハメハを種付けしたのは今回が初めてでこれまでの米国ダート系や軽い走りをするディープインパクトを種付けしてきたのとどういう違いが出るかは今後もしっかり追いかけていきたい。

相手はやはり差し脚が目立ちそうな外枠の馬を中心に見ていきたい。まずは新潟競馬場の馬場状態を熟知しておりハービンジャー産駒ながら母父にディープインパクトを持つレべランス、非根幹距離のレースではキングカメハメハの後継では得に無類の強さを誇るルーラーシップ産駒のショウナンパワフルの2頭が対抗、3番手に挙がる。

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穴馬は大外のマカラプア。母父にディープインパクトがいるラフィアン所有馬ということもあり小柄で仕上がりが早いだけに大外からしっかり差し切る競馬が魅せれば面白い存在。

ワーケアの半弟のクロンターフが1番人気濃厚のレースだがワーケアがハーツクライ産駒にも関わらず時計が出やすい軽い芝で好走するタイプという事を考えるとディープインパクトを種付けしたこの馬を今の新潟の芝で買うの野には躊躇してしまう面がある。仕上がり途上であるという声もあることから押さえまでの評価にしたい。

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※ ショウナンパワフルは田辺騎手が前日負傷のため鞍上が不明。

買い目

単複

16

馬連(ワイド)

16-4.13.17.18

3レース目(ミニ特集)

札幌10R すずらん賞(芝 1200m オープン)

枠順

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道営2歳勢が6頭参戦と数多く参戦したことで北海道の2歳戦ながらフルゲートのレースとなった。

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新馬戦を逃げる競馬ではなく前を見る形で仕掛けて差し切ったアスカロンが人気の筆頭。小頭数のレースだったがしっかり壁を作りながらゴール前でしっかり差し切る競馬は中身の詰まった内容だった。

ドナイタイフーンは新馬戦2着も勝ち馬は函館2歳S僅差4着のフォドラで未勝利戦をすんなり勝ちきりここに標準を合わせてきた。

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道営勢は注目馬は不在も話題性で言えばハッピーホンコンだろう。道営の名門である田中厩舎所属でハッピーグリンの馬主で有名なハッピーオーナーズクラブの所有馬。ホームグラウンドでは凡走が目立ち血統もダート色が強いが中央勢に一泡吹かせたいという所有者の熱だけは無駄に高い。(ここの代表が個人的には好かないが)

その他スタートの上手いラピカズマ、新馬戦時に評価の高かったプロトサマニなども控えるが現時点の完成度では一枚劣る。

推奨馬

7 アスカロン(吉田隼人) 3番人気

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推奨理由

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新馬戦では1200m戦で逃げれないと厳しいと評価した馬だがレースでは前に行った馬をしっかりマークする形でレースを運び4コーナーからルメール騎手が仕掛けるとしっかりゴール前でロダンレイジングを差し切るという調教通りの競馬を行っていた点からかなり頭のいい馬であるという事を認識した。

小頭数の短距離戦ならスタートを決めて押し切れば勝ち上がるのは簡単だった中であえて先を見据えてリスクもあるこの乗り方で初戦を勝ったのは今回のような行きたい馬が多くハイペースの2歳戦では活かせそう(ただし今回は陣営はハナに立つ競馬をするような発言もしているだけにどういう競馬をするかは未知数な面もある)

ハイペースの経験がない点についても父がマテラスカイ、モズスーパーフレアと同じSpeightstownという点から血統面では問題ないだけに後は馬次第なところ。洋芝期間は芝で使っているが先々は厩舎を考えてもダートの短距離路線が濃厚になってくるだろうが新馬戦のパフォーマンスを見せることが出来れば連勝も。

相手は選び出すとかなり印を回さないといけないレースだがここはあえてピンポイントでいきたい。

① 前走後に再度ノーザンファーム空港への短期放牧で調整し当初の本命候補も鞍上が調教中に大怪我をしてしまい急遽の横山和騎手乗り替わりとなってしまったリメス

② 新馬、未勝利で強い競馬をし無理のない使い方を続けているドナイタイフーン

③ 人気薄だが新馬戦で下した2着のボイオートスは次の未勝利を勝ち上がっており無理に使わずここに合わせてきたプロトサマニ

この3頭に絞ってどれか1頭が来ればという考えで狙ってみたい。

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買い目

単勝

7

ワイド

7-6.9.10

特集 小倉2歳S~小倉1200mに新たなトレンド?しかし気になる空模様☔~

枠順

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当初6頭立てになるのではないかと噂されていたレースだが連闘や賞金狙いの強行ローテを選択した馬が並び10頭立てのレースとなった。それでも今年は小倉の開催が少なかった点、この暑い時期にわざわざ調整して今後進んでいく路線にとってはマイナスになりかねない短距離重賞を嫌った各陣営の意図が組み取れるメンバー構成に感じる。

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人気の中心はダイワメジャー産駒のモントライゼだろう。

新馬戦は2着に終わるもその相手は後にフェニックス賞、ひまわり賞で他馬を圧倒したヨカヨカ。僅差の2着なら仕方ない面もあり次の未勝利戦では2着に大差をつける圧勝で現段階で仕上がりと完成度は高い一頭。

長期開催で馬場が悪かった阪神競馬場及びいずれも稍重馬場で培った経験値は今回のレースに大きなアドバンテージとなる。

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小倉の新馬戦を快勝した新種牡馬ミッキーアイル産駒のメイケイエールは騎乗した福永騎手が重賞を獲れる逸材と高く評価した一頭。

母父はダンチヒの血を持つハービンジャーと血統構成は小倉向きといえるが当日の天気がやはり心配なところだろう。スピードに物を言わせて競馬をするタイプなだけに渋った場合どうなるか?

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九州産馬の筆頭はエイシンフラッシュ産駒のルクシオン。この馬より上の兄弟は北海道の生産で半兄には3勝クラスのスーパーライナーがいる。

当初九州限定レースのひまわり賞の出走が濃厚とみられたが回避の決断をしてあえてこの舞台へ登録。新馬戦で下した2頭がヨカヨカに遊ばれて大敗した点や重賞では好走馬が出ないエイシンフラッシュ産駒とマイナス点は多く希望は薄いがメンバー構成と馬場の悪さで波乱があれば穴としては面白い。

その他にもフェニックス賞2着も開幕週の小倉で強烈な末脚を見せたセレッソフレイム、函館2歳ステークス僅差4着のフォドラは亀田騎手から北村友一騎手と鞍上を一気に強化で重賞リベンジ、岡田総帥㊙馬のフリードなども候補。

コース解説

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スタートから最初のコーナーに向けて平坦なコースもコーナーで下りになるため加速がつきやすくゴールまで再び平坦なことからパワーを要さないケース形態となっている。

開幕週であればこの恩恵でインを取った馬、スピードのある馬が台頭しやすいのだが開催4週目に加えて傷みが目立つことに加えて土曜日~日曜日のどこから降り出すかわからない台風による降雨次第ではパワーを要するのではないかと推測。

スピードだけで勝ち上がったタイプやそのような血統には厳しい風向きとなり1200m以上の距離を走れるスタミナも要求されることになるのであれば波乱もある。

考察① 血統面

夏の小倉開催が始まってから1200m戦には新しいトレンドが誕生したのは皆さんは御存じだろうか?

それはミッキーアイル産駒の台頭。

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この小倉開催が始まってから2歳馬が一気に3頭勝ち上がる活躍を見せたのは意外な功績だった。

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同距離が得意というわけでもないのにこの小倉にだけ異常に相性が良いという点を見せており、同じ平坦コースでも札幌や函館では最後まで馬券に絡めなかった点を見ると洋芝適性は薄く平坦な野芝のコースでこそ走れる馬が出やすいのかもしれない。

そしてこのトレンドを生かした予想を今回展開するつもりがアクシデントが起こる。それが台風の発生。

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ミッキーアイル産駒はここまで稍重以上の馬場では0.1.1.7と不振傾向にある。父の現役時のイメージそのものであるスピード力が高くパワーが欠落を体現しており馬場状態がカギを握ることになりそう。

考察② ペース配分 例年と異なる馬場状態

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過去5年いずれもハイペースでテンの速さとそれを最後まで維持する力が求められる傾向にある中で馬場が悪かった昨年は4ハロンから先の傾向がガラッと変化している。昨年はこの雨と重馬場の影響でスタートから飛び出した馬たちが足場にやられて失速し中団から後方にいた馬に展開が向く妙なレース運びとなった。

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昨年はタフな馬場に強いスクリーンヒーロー産駒のマイネルグリッドやディープ系列ながら後にNHKマイルを勝利しているラウダシオンが出遅れながら3着に入った。

一方で小倉の1200m新馬戦、未勝利戦にて好タイムを記録して勝ちきったカイルアコナやシゲルミズガメザなどの馬が敗れており例年と違う適性が出るレースでもあった。

短距離を走るスタミナで好走するには厳しくマイルぐらいの距離をこなせる実績や適性が要求されるのは台風が接近している今年も予想されるだだけにこの点には注目をしておきたい。

考察③ 有力馬のレース考察

まず最有力のモントライゼ

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未勝利戦は実力差が出た一人旅で参考にならないため新馬戦より見ていく。

スタートをしっかり決めると前を見るような形で4コーナーで仕掛けるも後ろから追撃してきたヨカヨカに最後差される形での2着も着以下には大きく差をつけており事実上のマッチレースだったと言える。

その後のヨカヨカの活躍は言わずもがなで相手のレベルが低いとはいえこれまであの馬に迫れたのこの馬のみというのもポイントは高い。新馬、未勝利を稍重馬場で好走しておりダイワメジャー産駒という点からも距離適性はもう少し長いことから雨が降る当日の馬場にもフィット。

今回のメンバーと馬場状態で特に不安が見当たらないのはこの馬くらいだろう。

続いてメイケイエール

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新馬戦は最内から前を見る形で4コーナーの先から先頭に立つとそのまま押し切り2着以下に5馬身差をつける。ポイントとしては外差し傾向が2歳の新馬戦でも見られるようになってきた馬場傾向において内を走り相手を寄せ付けなかったという点。

母は白毛のハービンジャー産駒として話題にもなったシロインジャーで母系のルーツは日本競馬が誇る白毛一族シラユキヒメ。母系を見る限りはダート色が強く距離適性もスプリントよりはマイル前後という観点から1200m以上の距離適性を求められること自体は問題なさそうだが馬場が悪いという点をどこまで補えるかがカギとなる。

最後のフリードを見ていく

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小倉2歳戦のレコードタイムである1分7秒5というタイムでの逃げ切り勝ちが評価されるが個人的に気になるのはその血統面。

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父にストームキャット系の血を持ち母にはダンチヒを持っているという小倉適性が抜群な点に加えて血統的には昨年2着のトリプルエースと類似ている点も多い。(向こうはダンチヒの血が入っていないが)

重馬場への適性はありそうで鞍上もそういう馬場でも馬を動かせる剛腕の和田騎手へ乗り替わり大外からの競馬となれば前走のようなスピード任せの競馬の一面とは違った一面を出してくれる可能性もある。

課題としては距離適性は上記2頭より短距離向きという点。馬場をこなせる力がなかった場合1200mを走るスタミナでは失速が濃厚。

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新馬戦、未勝利戦でこれまで注目した馬にスポットを置いて解説をしてみたがやはり今回のカギは台風。いくら調教が良くても馬場が悪ければ走れない馬も多くそういう馬場をこなせる馬というのは調教の良し悪し関係なく好走をするため違った適性の話となる。

ただし今年は実力馬とそれ以外に差があり事実上少頭数なレースと判断し3連単少点数で勝負したいと思います。

推奨馬

以下 有料

内容

・ 推奨馬 及び 解説

・ 推奨馬 5頭で3連単10点前後のフォーメーションの買い目

本命

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