阪神C＋厳選レース～叩いて叩いて狙って狙って～

さてさて明日は有馬記念。皆さんはいくら使いますか？そして本命は決まりましたか？

でもその気持ちを抑えきれない・・・わかります（笑）

ということで土曜の前夜祭でまずは軍資金GETを狙っていくにはやはりこのレースしかないでしょう！毎年恒例スーパーG2阪神C（芝1400m)

出走表

例年よりメンバーはイマイチですね。その分激戦な予感・・・

前走傾向（阪神C過去10年分）

前走マイルCS組が4勝と好走傾向にあります。またマイルCSを好走してる馬、人気を背負ってた馬が勝利しています。

種牡馬相性（阪神C過去10年分、阪神1400m 2014年～）

フジキセキ、ディープインパクト産駒が好調。対照的に阪神１４００ｍだと好走するケースが多いダイワメジャー産駒が不振傾向にあります。フジキセキ産駒はキンシャサノキセキが後継種牡馬として活躍してこのレースではシュウジが該当する。

あとは意外な産駒が好走していますねこのレース・・・(*￣▽￣)ﾌﾌﾌｯ♪

馬場は高速モード、先行有利継続濃厚ですが先週の日曜日辺りから徐々に差しが届きつつあり阪神JF辺りの内枠でただ逃げれば馬券になるのはそろそろ終焉してもおかしくない。

先行馬→差し馬→逃げ馬→追い込み馬

脚質はこの順番で優先していきたい。

今回の予想ポイント

①　マイルCSからの参戦組

②　種牡馬相性の良い馬

③　強い先行馬、ハイペースになったときの外枠の強襲が狙える馬

この３点をポイントに予想をして参ります。よろしくお願いします。

本命

10 フィアーノロマーノ（スミヨン）

昨年の今頃には同じ舞台、同じ距離のファイナルSを勝利していた馬が1年越しにここへ帰ってきた。この馬の最大の武器は先行力。そして右回りの適性力。

前走マイルCSは安田記念以来の出走となったが馬体重５５２ｋｇと大型馬ではあるが明らかに重すぎた。外厩仕上げにもかかわらずこれだけ緩い状態での出走で大敗した後にスミヨンの鞍上で出走を決めたのは最初からここを狙っていたためと考えてよさそう。

上記にも書いたがこの馬は左回りと右回りで成績がはっきりしており左回りは（0.0.0.0.4)に対して右回りは(6.0.0.1.2)と極端な結果を残している。この条件の勝利実績、鞍上、脚質、そして産駒の競馬場成績もサンプルは少ないが高い数値を残しており今回は狙い目になること間違いなし。

種牡馬成績

本来4～5番人気単勝10倍前後を期待していたが、今回はこれといった有力馬もいないことから3番人気までのどこかに入ることになりそうなのが残念ではある。

出遅れ癖がない馬なので積極的な位置取りをスミヨンには期待したい。

対抗　

5 グランアレグレア（ルメール）

人気の一角を対抗に。

現在の阪神のマイルではディープインパクト産駒が人気に応えることができず敗北を繰り返していますがこれは後方一気の差し馬が多いゆえに今の馬場にマッチしていないことが大きい。それに対してこの馬は先行力に魅力があり今回逃げ馬多数ということで前が速くなるが好位で競馬が出来れば前が崩れたところからすんなり上がっていける可能性は高い。

確かにNHKマイルから中7か月で本来はスプリンターズSに使う予定もアクシデントで回避しそこからさらに時間を要している今回は軽視したいところではあるが天栄使用後の初戦で体調万全ということで対抗に入れても申し分ないと判断しました。

不安点は休み明けというよりはその血統。母タピットフライは早熟の系譜、母父のtpidも言うまでもない早熟系統。それにディープインパクトの組み合わせとなると休んで帰ってきたところで成長はあまり期待できないと見ている。完成されたものがどこまで維持されているのかがポイントを握りそう。

いくらなんでも馬体重は増えているはずなのでどこまで増やしたかが気になるが逆に増えていないとなると直前で軽視する可能性も・・・。

３番手

9 シュウジ(幸)

この馬を今回は穴馬に入れてもよかったのですが思いきって３番手に推奨しました。芝の短距離のイメージが強い馬でしたが最近はダートを中心に使っており前走カペラSではハイペースで道中真ん中辺りから良い脚を使って３着に滑り込んできており調子自体は悪くない。

使うところがなくここにぶつけてきた感じも否めなくないがこのメンバーなら充分可能性があると睨んでの出走でもあるので人気薄の今回は波乱演出ならこの馬。

そしてシュウジは冒頭で解説したフジキセキの一族でこのレースの勝ち馬でもあるキンシャサノキセキ産駒。そしてこのキンシャサノキセキ産駒もこの距離の成績は安定しており心強い。そして何よりこの馬は３年前のこのレースの勝ち馬でもあります。

種牡馬成績

そして何より今回一番のポイントは鞍上が三浦から幸に替わったこと。2019年は100勝達成の三浦騎手ではあるが重賞勝ちはそのうち1勝、特別戦での勝率も1割を少し上回る程度とはっきり言うと午後になればなるほど買えない騎手。そして幸騎手はこの阪神開催になり好調をキープしておりどこか心強い。

4番手

11 シヴァージ(川田)

こちらもダートを中心に使ってきたなかで今回が初の芝レースで未知数な点が多いがなにも可能性が見えないゆえに狙ってみたい。

また鞍上が川田騎手というのも妙に引っ掛かる。川田騎手は勝率をかなり意識するゆえに鞍数を絞って確証のある馬に乗りたがるところがあります。いくら前走で乗って勝利してるとはいえ今回わざわざ継続騎乗を選んだのは何か勝算がありそう。

血統からのレース実績はないが父First Samuraiはストームキャット系で芝の短距離に強い馬が多いが母父のIndian Charlieはアメリカのゴリゴリのダート馬ではあるが血統の組み合わせとしては昨年２着のミスターメロディに似ているところがあるので決して走らないと決めつけることはできないところがある。

川田騎手は2013年以降の阪神芝1400mでは最も勝利しておりかつ複勝率もトップを記録しているのでこの部分では期待できる。

単勝30倍を越えてくる穴馬なので気楽な気持ちで乗れるし繰り返しになるが今回は例年よりレベルの低いレースなので紐荒れ狙いで期待。

この4頭を中心に馬券を組み立てたい。

単勝

10

複勝(どちらか一つを選ぶのがベスト)

9 11

馬連or馬単

5,10→3,5,9,11,12

三連複or三連単

5,10→5,10→3,9,11,12

今週の厳選レース

阪神10R 摩耶S

9 スマートセラヴィー(岩田)

ヘニーヒューズ産駒の種牡馬成績がまず高い

次に岩田騎手はこの2014年以降この条件で複勝率トップを記録している

馬も1勝クラス→2勝クラスとあっさり連勝したあとに休養を挟みここへ持ってきたということでしっかりリフレッシュされての昇格戦となる。もうまもなく古馬になろうかというこの時期に連勝中でも54kgのハンデで済んだのは良かった。

このレースはマスターフェンサーが圧倒的一番人気になることが予想されているがマスターフェンサーは前走を勝利しただけで56kgを背負わされることになり過剰人気は禁物。シロニイの55kgより斤量が上となるというのはこなせない斤量ではないがやや疑問符。

マスターフェンサーが飛ぶ可能性を考えて複勝とワイドを中心に狙いたい

単勝

9

複勝(本線)

9

ワイド

9→3,5,11,14

マスターフェンサーが来ないで人気サイドが跳ねることを期待。