ユングフラウ賞予想～2歳女王登場。本番へ向けて勝負のイン戦～

2/23（火）に浦和競馬場で行われるS2ユングフラウ賞（1400m 3歳牝馬限定）の予想になります。

先週の雲取賞は◎⇒〇⇒無の決着。

馬連 2.9倍　ワイド 150円

鬼堅！

注目していたシビックドライブは25キロのプラス体重もあり失速。使っていけば面白そうな馬ではあるが果たしてどこまで絞ってクラシックへ間に合うかが今後の課題。

また、大井勢で今年数少ない希望だったタブラオはランリョウオーに完全に力負けとなってしまった。この結果、クラシック戦線は小久保厩舎VS船橋所属の様相が濃厚。大井所属・・・どうした？

さて、牡馬はまだまだトライアルが残し4月の大一番まで時間があるのに対して牝馬は大一番の浦和桜花賞を約1か月前に控えた大事な前哨戦となるレース。2歳王女、2着馬も参戦となり激戦が予想される。

そして新興勢力にも注目。昨年の2着馬でこのレースで人気薄だったアクアリーブルはその後の活躍は言うまでもなく今年も新星の登場も？

枠順

画像 nankankeiba.com

S1東京2歳優駿牝馬を圧勝した小久保厩舎所属のケラススヴィアの始動戦。走り慣れているコースのアドバンテージは大きく1400mで距離ロスなく競馬がしやすい2枠をゲット。

すごいなぁ～（すっとぼけ）

そのレースにおいて2着だった大井所属のサブルドールは人気薄でのレースから一転し今回は一定の人気をしそうだ。ただし初の左回りかつ小回りコースの浦和、遠征など判断がしにくい課題も多い。

サブルドールと同様に道営競馬から移籍し浦和所属で注目はウワサノシブコ。前走は同条件のシンデレラオープンにて距離不安などもささやかれながらかなりのペースで逃げたハナハナをしっかりと追走する形で差し切った。鞍上が変更となった今回は果たして？

その他では門別からの移籍後連勝のグロリオーソ 、ローレル賞2着セカイノホシ、前走は人気を背負いながら意味不明な競馬で大敗したホーリナイトキスは再度の浦和コース、遠征の経験をどう生かすか？

コース解説

画像 うまめし.com様

浦和重賞お馴染みの条件。

4回のコーナーワークで最初のコーナーからスタートまでの距離が短いことから先行勢はここでインが取れないと外々を回され距離のロスが生じる。

基本的には4コーナーで先頭集団につけていないと逆転は厳しく差し馬の場合は3コーナー付近から捲るように脚を使うことが要求される。

考察

① 小久保厩舎の相性が実は悪い

「浦和＝小久保厩舎」の代名詞だが実はこのレースの相性が非常に悪いことが有名。

昨年も中央から移籍をしてきたボンボンショコラが4着に敗れるなど近10年に勝ち馬は一頭もいない。

画像 Keiba List

それ以外でも2歳時は怪物と称されたホウショウレイルや後の2冠馬トーセンガーネットもなぜか勝ちきれない。

果して今回出走するケラススヴィアはこの呪縛から逃れることが出来るか？

考察② 新星誕生は船橋から？

南関東競馬においてレベルの高いとされる船橋勢から毎年このレースでは後の活躍馬が現れる。

過去10年を見ても船橋所属が6勝を記録している（ちなみにだが小久保厩舎の不振もありこの10年に浦和所属の勝ち馬は0で馬券に絡んだ2回も小久保厩舎のみ）

冒頭でも解説した通り昨年2着のアクアリーブル、その母でもあるアスカリーブル、現3歳馬でキャロットファーム所有馬でもあるカイカセンゲンの母のカイカヨソウは船橋所属にてそれぞれこのレースを勝利している。

今年の船橋勢はアイカプチーノの1頭のみ。ハートビートプリンセスを逃げ切り勝ちしておりここは3連勝をかけたレースとなる。

ポイント

①浦和桜花賞へ向けて無敗の2歳女王が負けられないレース。その牙城を崩せるか？
崩せないとほぼ浦和桜花賞までは確定か？

② 好相性、3歳勢好調の船橋からの唯一の遠征馬の取捨。
鞍上は忘れている人も多いと思うが、昨年のダービー騎手

③ 牡馬が不甲斐ない大井勢は牝馬で名誉挽回となるか？有力馬サブルドールは勝つこともさておき遠征、浦和経験など先を見据えた調整が優先感も？

まとめ

絶対女王が浦和桜花賞へ向け負けられないレース。

2021年に入り南関東の3歳重賞は現在小久保厩舎が2連勝している点からわかる通り今年は牡馬牝馬含めレベルの高い馬が集中している。

また全体的に不甲斐なさが目立つ大井勢の巻き返しにも注目。

それではここからは推奨馬とその解説をしていく。

推奨馬

本命