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大井重賞 金盃~長距離は血統じゃない騎手の技量~

2/5(水)に大井競馬場にて開催される金盃(S2 2600m)の予想になります。

地方競馬屈指の長距離レースということで馬の適性や能力の判断が難しいレース。また距離が長いレースは馬の能力もさることながら騎手の技量も試される。

今回は様々な角度より傾向特徴を見ながら推奨馬を探していこうと思う。

枠順

昨年末の東京大賞典にも出走していたサノサマーが地方移籍をしてその初戦になります。

JBCクラシック3着馬のセンチュリオンはミシェル騎手への乗り替わりで注目されています。

※2015年以降は2000mから2600mに距離が変更になった点、近年は中央より有力馬の移籍が盛んになったことによりこれまでの傾向が通じないところもあるのでご了承ください。

金杯傾向特徴

前走傾向(過去10年)

報知オールスターC(川崎)組が4勝をしている。通算24頭が出走し4.3.3.14と複勝率41%の安定感。今年の報知オールスターCは元中央勢が多く出走して非常にレベルの高いレースだっただけにここでの好走は今回のレースにも繋がりそう。

また東京大賞典組も14頭の出走で2.2.2.8と複勝率43%を記録。昨年のサウンドトゥルーはこの条件で勝利をしている。

距離は違えどやはり大井の適性も求められる。

脚質傾向(2015年~)

距離が2600m変更後に関しては4コーナー5番手以内の馬が勝利をしておりコーナーの位置取りがポイントになる。施行されることが少ないレースなので基本的はスローペース濃厚で流れていくので馬のスタミナよりは騎手の技量が試される。

月曜日の馬場状態を見た限りは現在の大井競馬場の馬場状態は非常に内が伸びる傾向にあり逃げ、先行した馬が馬場の最内からイン2の位置を取って最後の直線を迎えられるかが鍵になりそう。先行馬がやり合う展開になれば後方勢に展開が向く可能性はあるが今回のメンバーを見た限りシュテルングランツが単騎逃げで落ち着いたペースにて流れる可能性が高い。しかし、シュテルングランツは近走4コーナーから先は競馬が出来ていない点、園田移籍後に再転入となったが小久保厩舎の元鞘とならず見切られていることを考えると勝ち馬は2~4番手以内につけた馬か?

言うまでもないが出遅れは厳禁。

人気別傾向(2015~)

2600m施行後の2015年からは1番人気が1.0.1.3とやや不振傾向。その唯一の1勝も昨年のサウンドトゥルー。9歳馬とは中央・地方合わせてG1を3勝した実績を考えても当たり前に勝たないといけない勝利と考えると人気の馬が好走出来ていないと考えても良い。

4番人気の馬が4年連続馬券内と好走、逆に2~3番人気は毎年来たり来なかったりとかなり不安定。

馬券を買う側も距離が長いレースゆえに騎手を考えて馬券を選んだ方がいいのか馬の適性を考えて選んだ方がいいのかわからない感じがそのまま人気の傾向に表れているのがよくわかるレースかもしれない。

このレースに関しては人気=実力順ではないということだけは考えた方がいい。

枠別傾向(2015~)

内枠圧倒的有利レース。7枠以降は2600m施行後は馬券も絡めていない。内が伸びやすい大井の馬場傾向の現在とクロスさせると今年はより外枠であるほどつらい競馬になりそう。

推奨馬

本命

4 ストライクイーグル(吉原)予想1番人気

前走報知オールスターCでは幸先よく先行で競馬を運べるかと思いきやコース2周目に突入するところでオールブラッシュが突然先頭に立ってしまったことでペースが壊れてしまい4着に終わってしまった。

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