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TCK女王盃~勝島競輪?ボートレース勝島・・・(;・∀・)?

1/20(水)に大井競馬場で開催される中央交流重賞G3 TCK女王盃(1800m 牝馬限定)の考察と予想になります。


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先週の船橋記念は本命のキャンドルグラスが1着で単勝は的中。単勝1倍台を想定していたので「3倍前後なら」と2000円思い切って投入して配当ゲットに成功。

ただし3連複は的中ならず。特に4着のナガタブラックの末脚に期待して印を回してただけに悔やまれる結果でした(来てたら3連複でも140倍だった模様)

さて浦和、船橋と的中が続き今回狙うは大井の交流重賞。昨年は◎アンデスクイーンがゴール前でハナ差に散ったレースですが今年はどうなることやら・・・。そしてこのレースについてだが事前に聞いてたより頭数がどんどん減っていき最終的にはなんと9頭立てでの実施の運びとなった。

実力の中央馬による決着か?地方馬の一発なるか?

今回は想定される馬場の傾向にフィットしそうな馬を捜索しながら考察を進めていこうと思う。

枠順

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画像 nankankeiba.com

コース解説

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画像 うまめし.com様

正面ゴール手前からスタートし外回りを使用したコース形態という大井の牝馬交流重賞ではお馴染みのコース条件。

最初の300mで前に行きたい馬は取りつかないと外々を回される形での競馬となる。そして外回りコースを使用していることで3コーナーから4コーナーにかけて加速していき前が捲られるような競馬となりやすいことから脚質の有利不利はない。

今回は頭数もわずか9頭でその中でも実力差が激しい馬が多いことからレース中に不利を受けることなくそれぞれの馬がレースを運べる可能性が高い点から自力も要求されることになりそう。

なお大井競馬1800mの枠順傾向や種牡馬傾向は下記参照

考察

① 想定される馬場状態

「交流重賞なんて中央馬並べておけば余裕だろ」と思う人も多いだろうがここ数年中央馬だけで決着することが減り始めた交流重賞。ではそのポイントはどこにあるか?というと馬のレベルもあるが馬場状態をいかに理解して乗りこなす地方騎手の腕も関係していると自分は見ている。

今回も有力馬マドラスチェックには昨年地方で300を超える勝利を記録した森 泰斗、2年前のこのレースの3着馬マルカンセンサーには中堅勢のホープの立ち位置になりつつある笹川、サルサレイアの下に辺り昨年末のクイーン賞で3着のサルサレイアには吉原とそれぞれ技量のある騎手が騎乗を予定している。

大井競馬場は昨年末に凍結防止剤を散布したことは前回の東京2歳牝馬優駿の際にも解説したが東京都内では先週の火曜日を最後に目立った雨は降っておらず「凍結防止剤の影響を受けない馬場状態=昨年終盤のような先行馬超有利な時計勝負」が想定される。

この馬場傾向で苦しんだ結果、JBCレディスクラシックでは当日圧倒的1番人気だったマルシュロレーヌが3着に敗れたのは記憶にも新しく騎手のレース運びが結果に大きく反映される可能性を探っていきたい。

② 中央馬の良い点とマイナス点

傾向がどうこう言ってもさすがに馬券の軸は中央馬のどれかが2頭は入り込むことが濃厚だろう。そうなると求められるのは取捨選択という点。

そこで簡単に中央所属馬の良い点とマイナス点をまとめる。

3 プリンシアコメータ(岩田康)

地方重賞の実績は豊富で昨年は門別のブリーダーズゴールドカップを勝利すると、秋には同距離のレディスプレリュードにて3着と好走。

出遅れることなく先行することが出来るのと粘り強い走りが出来るのがこの馬の大きな魅力であり小頭数かつローザノワールに競られることが無ければ楽に競馬を運べる。

懸念点はそのローザノワールに競られたときに大井の長い直線で脆さを見せそうな点と8歳という年齢。ラストランになるのであれば川崎のエンプレス盃が濃厚だろうし58kgの斤量も気になる。

4 マルシュロレーヌ(川田)

昨年の秋にレディスプレリュードで不良馬場の中を最後の直線で前を追い去り重賞初制覇を達成。そのポテンシャルの高さを買われたJBCレディスクラシックは確勝を予感させたがまさかの3着。大井の前が極端な馬場傾向と不良馬場のときより脚抜きの悪さが関係したような内容だった。

最大の魅力はまだまだ底が見えない決め手と鞍上が昨年交流重賞で勝ちを量産した川田騎手という点、そして管理するのは地方競馬(特に大井)に強い意気込みがある矢作厩舎という点。

懸念点はJBCレディスクラシックでも見せた通り地方の砂に完全に対応できていない点。レディスプレリュードの際みたいに脚抜きが良くなり時計が出やすい馬場なら芝レースでの経験が活きるのだろうが勝ちきれるかまでは疑問。

5 マドラスチェック(森)

昨年のこのレースの覇者でJBCレディスクラシックの2着馬。

持ち味は極端に逃げるわけでもなく後ろに付けることなく好位にスタンバイして先行抜け出しで競馬できることから展開に左右されないという点。

そして鞍上は月曜日からレース直前まで騎乗して馬場を読める森泰斗騎手という魅力もある

懸念点としては馬場が重や不良といった脚抜きの良い馬場の方が強さを出せる点。地方実績は豊富も地方の深い砂自体はそこまで得意ではなく脚元が弱い馬なので走りやすくない舞台でどこまで?

7 ローザノワール(石橋)

非根幹距離に強いマンハッタンカフェ産駒で前走のJBCレディスクラシックではルメール騎手も騎乗したが大敗。現状地方トップクラスの牝馬が相手でも勝負になっていない点を考えると1枚力が下がる。

スピードのある馬で時々思い切った騎乗をする石橋騎手が騎乗という事でプリンシアコメータと競り合い前を潰す展開となることも予想される。

馬券になるとすれば前が止まらないかプリンシアコメータが行き切れずに単騎でスルスルと競馬をした際の漁夫の利か?

9 レーヌブランシュ(松山)

昨年の関東オークスで重賞初制覇を達成。その後、下した馬たちが次々とその後のレースで活躍したことからレベルの高いレースと称されいたがダートの牝馬特有の現象だが古馬相手にはこの馬を含め苦戦傾向。

スタートが決まった際にはしっかりと折り合いを付けながら好位で競馬を運ぶことが出来るのだがスタートが不安定ゆえにそこで躓くと古馬相手に苦しむシーンが3歳の秋には目立った。

今回は少頭数ながら大外枠の競馬となりスタートを決めて内に入り込めないと外を回され続けてしまう点をカバーできるかが好走のカギとなる。


簡単にではあるが自分が思う良い点と懸念点をまとめてみたが、これを見ればわかる通り今回のレースは少頭数ながら絶対この馬が勝つ、鉄板という馬は見当たらない。馬券内の鉄板レベルに近いのはいるかもしれないが取りこぼしはありそうで色々な観点から一番フィットしそうな馬を勝ち馬として想定してみたい。

ポイント


① 昨年の覇者マドラスチェックは良馬場での競馬に課題。深い砂の良馬場でどこまで対応が出来るか?
② 決め手はあるも展開に泣かされそうなマルシュロレーヌ。鞍上の仕掛けどころが要求されるだろうが果たして
③ 地方馬の一発。候補は何頭かいるが正直馬柱を見た段階で消える馬もいる。正確な取捨選択で余計な点数増加は避けたい。

まとめ


頭数が非常に少ないが一長一短なメンバーが集まった今回のレース。

ダート牝馬の交流重賞は数が限定されるためそれぞれの馬にとって秋の大一番へ負けられないレースとなるがその第一弾を飾るのは一体?

今回は配当面を考え単勝と3連単に買い目を絞り予想をしていきたいと思います。

それではここからは有力馬の考察となります。

推奨馬


本命

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