府中牝馬ステークス2019全頭外厩診断

1.ジョディー 評価D

戸田厩舎×武藤
ノーザンF天栄帰厩初戦、中13週

海外を除けば昨夏以来、久々の天栄調整。戸田厩舎×天栄は初戦傾向で水準以上の率。×武藤は厩舎主戦で水準やや下も、馬の主戦。問題ないが、戸田厩舎の狙い目は外国人騎手騎乗時。買い時とは言えない。

2.ディメンシオン 評価B

藤原英厩舎×北村宏
吉澤S-WEST帰厩初戦、中4週

前走が久々の在厩で、それまでは8戦連続で吉澤SW帰りだった。条件時代の3連勝も帰厩初戦で、初戦在厩と遜色ないと捉えて良い。藤原英厩舎×吉澤SWは高率。×北村宏は連対率高い。人気よりは走れそう。

3.カンタービレ 評価C

角居厩舎×松岡
吉澤S-WEST帰厩初戦、中21週

帰厩初戦はローズS勝ちなどあり、オークス除けば好走。阪神牝馬Sも6着だが中20週で0.1差と悪くない。角居厩舎×吉澤SWは水準以上の率。ただし×松岡は結果出ておらずミルコから乗替はマイナス。立て直してきそうだがワンパンチ欠ける。

4.オールフォーラヴ 評価B

中内田厩舎×川田
グリーンウッド帰厩初戦、中8週

4戦連続のGW帰り。前走は崩れたがここまでGW帰りは5戦3勝2着1回と侮れない。中内田厩舎×GW初戦はハイアベレージ。×川田は超ハイアベレージで和田から手替わりは大きい。騎手変更で改めて期待したい。

5.ダノングレース 評価Z

国枝厩舎×三浦
ノーザンF天栄帰厩初戦、中10週

天栄調整は3戦連続。国枝厩舎×天栄はハイアベレージ。×三浦は水準前後の率だが当馬コンビ2勝は好感。前走は最内突くも勢いついたところで進路なくし一気に後退。まともならもっとやれたはず。この人気で狙わない手はない。

6.フロンテアクイーン 評価A

国枝厩舎×津村
ジョイナスF帰厩初戦、中10週

こまめにジョイナスFに出ている。ここまで12戦でジョイナスF調整だが、9戦で馬券内。在厩と比べるとかなり成績良いが、勝ったのは今年の中山牝馬Sのみと勝ち味には遅い。国枝厩舎×ジョイナスFは高率。前走はファンタストC帰りで、それと比べると格段に率上がる。×津村は勝率水準も複率ハイアベレージ。ダノンの三浦より効率良い。昨年も3着の当舞台。馬券内の期待は大きい。

7.サトノガーネット 評価C

矢作厩舎×坂井
山元トレセン帰厩初戦、中10週

山元調整は初。矢作厩舎×山元は珍しく、サンプル少ないが今の所結果出ていない。×坂井は厩舎主戦で水準。上がりの勝負よりは消耗戦向きか。重馬場は味方しそう。

8.スカーレットカラー 評価C

高橋亮厩舎×岩田康
大山ヒルズ帰厩初戦、中10週

前走に引き続き大山調整。馬自身は初戦、在厩と遜色ない。高橋亮厩舎×水準前後の率。×岩田康も水準前後で、4戦連続騎乗は好感。前走と同じくらいは走っておかしくないが、関東の岩田騎手は少し率落ちる点がどうか。

9.ソウルスターリング 評価D

藤沢和厩舎×木幡育
山元トレセン帰厩初戦、中21週

こまめに山元を挟んでいるが、流れが良くない。藤沢和厩舎×山元は水準前後だが勝率悪く、NF系と比べると雲泥の差。×木幡育も水準前後。ノーチャンスというわけではないが、陣営的にも様子見といったところか。

10.エイシンティンクル 評価D

上村厩舎×勝浦
グリーンウッド帰厩3戦目、中7週

上村厩舎×GWは叩き傾向で3戦目はまだマシだが、それでも低めの率。×勝浦は継続騎乗も結果出ていない。前走は強豪相手によく頑張ったが、陣営力で見劣り感は否めない。

11.ペルソナリテ 評価D

相沢厩舎×丹内
真歌TP帰厩初戦、中13週

新馬戦は真歌TPから勝っているとはいえ、その後結果出ていない。相沢厩舎×真歌TPは完全に叩き。率低い。×丹内は勝率高く、複率は水準。騎手相性だけなら良いが、同コンビでここ3戦条件戦も勝てていないならここは厳しいと言わざるを得ない。

12.レッドランディーニ 評価C

石坂正厩舎×池添
ノーザンF空港帰厩初戦、中17週

普段しがらきの馬で、空港は初。石坂厩舎×空港はサンプル少なくほぼ未知。×池添もサンプル少なめだが前走2着コンビで、他馬でも結果出ている。ただし石坂厩舎は在厩で率高く、しがらき等も含めて外厩は叩き傾向。他馬との比較で斤量の優遇も減る。ここで見どころあれば次走は積極的に買いたい。

13.クロコスミア 評価B

西浦厩舎×戸崎
ディアレストC帰厩初戦、中7週

前走に引き続きディアC帰り。一昨年もディアC帰りで当レース制していて、相性は悪くない。西浦厩舎×ディアCは勝率高めも2〜3着乏しく勝か負けるか。×戸崎はハイアベレージの3戦連続騎乗。前哨戦としてはそこそこ走れる状態できそう。ただし今年のVM3着やエリ女2年連続2着は在厩。本当に良くなるのは次走か。

14.プリモシーン 評価B

木村厩舎×福永
ノーザンF天栄帰厩初戦、中11週

毎回天栄。木村厩舎×天栄はハイアベレージ。×福永は勝率水準も連対、複率は超ハイアベレージとなり、勝ち切れないも信頼感は高い。重馬場、千八と不安材料あるも、さすがに無視は危険か。

15.ラッキーライラック 評価B

松永幹厩舎×石橋脩
ノーザンF空港帰厩初戦、中21週

デビュー戦以来の空港。松永幹厩舎×空港は勝率超ハイアベレージ。とはいえ新馬戦のパターンが多いのであまり鵜呑みにはできない。×石橋脩も超ハイアベレージだが、サンプル数十分でなくこの馬とのコンビが後押ししている。頓挫あった秋華賞は別として、中山記念を見ても適度に間隔が開くのは悪くない。あとは外枠と重馬場だが、阪神牝馬Sのように不利受けるよりは外枠の方が良いか。地力は高い。

16.ランドネ 評価E

角居厩舎×吉田隼
吉澤S-WEST帰厩初戦、中17週

5戦連続の吉澤SW帰り。角居厩舎×吉澤SWは水準前後の率。×吉田隼は水準以下の率でミルコや戸崎から乗替はマイナス。紫苑S3着のコンビ実績はあるがここに入ると見劣る。


もしこの記事が参考になりましたらサポートしていただけると喜びます(._.) 記事の作成、Twitterでの見解など、続けていくのにやはりそれなりの労力や費用がかかっておりまして…少しでも援助していただけるとモチベーションになります😊