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厩舎の戦術と馬の個性の考察②芝⇔ダート編

前回は、厩舎の戦術としての連闘の狙い方を考察したわけであるが、次は馬の個性を見抜いた厩舎の戦術。

芝⇄ダートの狙い方を考察する。レベルが上がってきているが、しっかりついて来るように。

皆さんは、アグネスデジタルという馬をご存知であろうか?海外と地方を含めたG1タイトルを6つ獲得した名馬で、スペシャルウィークを管理した名伯楽、白井厩舎の管理馬である。

この馬、芝のG1を4回獲得したのであるのだが、実はその内3回が前走でダートを使っていた。

これは馬の個性を把握した厩舎が、砂で調整して本番に挑んでいたのである。

ホンマかいな?という方の為に。

ホントに厩舎が馬の個性を把握してローテーションを組んでいるのか?
芝⇄ダートの条件変わりは馬を変えるのか?

この問いに、アグネスデジタルと同じ厩舎に所属した馬で答えてみたいと思う。

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