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1月21日・22日の予想コメントと的中結果

【1月21日・22日の予想コメントと的中結果】(日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)

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【日曜メインレース】

中山11R
アメリカジョッキークラブカップ(GII) ◎は適条件で要注目、○▲△は人気面で妙味あり

中山の芝2200mで争われるGII競走。

右回り。正面直線の4コーナー出口からのスタート、外回りコース使用。150mほど走って急坂を上ることになる。ゴール地点から1コーナー途中までも上り勾配で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。2コーナー途中からは下り坂になり、3コーナー途中までの約650mの間に4mほどの勾配を駆け下りることになる。

残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。

芝は連続開催の17日目(12月3日から)で、Cコース使用8日目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「コース全体の内側に傷みがあります」と発表があった。

土曜は週中に降った雨の影響が残り、稍重の中での競馬になった。

メインの初富士S(芝2000m、3勝クラス)を勝ったのはスルーセブンシーズ。中位馬群で脚をタメ、直線入口で外に動かすと、力強く伸びて抜け出した。勝ち時計は2分01秒0(稍)だった。

2着は内めから脚を使ったルドヴィクスで、3着は外から差を詰めたパラレルヴィジョン。レースの1000m通過は61秒4で、上がりは12秒1-11秒6-12秒1の35秒8だった。

内は泥が飛ぶような状態だったが、それでも問題なく走れていた。外から差して好走するケースもあり、内外の差は大きくないという印象だった。

日曜の朝は良馬場に回復している。晴れ予報になっていて、雨に降られることはなさそうだ。土曜と似た傾向が出るかもしれないが、予断は持たないでおきたい。なお、朝の段階のクッション値は「9.3」で、土曜の朝の「9.7」より小さい数字になっている。

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フルゲートを割って14頭立て。2番枠のシャムロックヒルと5番枠のバビットがハナ候補で、兼ね合いがつくかは出てみないとわからないところがある。その後ろにつけるのは、ノースブリッジ、エピファニー、エヒト、ガイアフォースあたり。

行きたがって抑えるのに苦労するタイプが多いのが特徴。外回りの芝2200mは早めに動かすジョッキーが出てくるし、馬の折り合いやジョッキーの考え次第で競馬の質が変わることになる。

杉山晴紀厩舎(栗東)の4歳馬ガイアフォースに◎を打った。

3歳の夏に小倉芝2000mを1分56秒8のレコードで圧勝。秋はセントライト記念に挑み、次走で菊花賞をレコード勝ちするアスクビクターモアを競り落として勝利した。

菊花賞は最内の1番枠で競馬がしづらかった。2周目の4コーナーでは前が下がってきて動けなくなり、直線は内にモタれて伸びを欠いた。1番人気に推されていたが、8着に終わった。

その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは坂路で熱心に乗り込んできた。2週前には52秒6-12秒0、1週前には52秒4-12秒2でしっかりと負荷をかけられている。今週は54秒0-12秒0と少し大きめで、ラストは軽い走り、推進力ある走りでグッと伸びた。

ヤネはルメール。テン乗りになるが、1週前の稽古で跨っていて、感触はつかんでいるだろう。気性的に特別に難しいところはなく、当日にイレ込んでいなければペースに応じて自在に立ち回ってくるはずだ。

父はキタサンブラック。母系は短めの血で、馬体とフットワークを考えると中距離が合っている。マイルにも対応できるかもしれない。セントライト記念勝ちは強く、同じ舞台を4歳の緒戦に選んだ。陣営は「今年は飛躍の年にしたい」と。目標は先だが、好勝負になるとみた。

相手の筆頭はエヒト。昨年の当レースは9着だったが、満足に乗れなくなっている北村宏司が捌けなかったもので、参考外の一戦だった。その後に力をつけ、七夕賞1着とチャレンジカップ3着は好内容。中間は栗東の坂路でビシビシと追われて好時計を連発しており、長距離輸送で体を減らすことがなければ。

▲はオークス馬のユーバーレーベン。4歳時は5戦して最高が5着だったが、秋のGI2戦は外枠を引いてレースを組み立てづらいところがあった。中山の外回り芝2200mには適性がありそう。少し太いかもしれないが、攻めでは動いている。

△はスタッドリー。行きたがる気性で伸びを甘くするケースが多かったが、3勝クラスの前走ではタメが利いて直線で外から一気に抜け出した。坂井瑠星の追いは素晴らしかった。GIIで相手は一気に強くなるが、引き続き坂井で穴を開けるシーンも。

以下、ノースブリッジ、エピファニー、バビット、ラーゴムなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

午前の段階で、◎ガイアフォースは1番人気で単勝オッズは200円前後で動いている。○エヒト、▲ユーバーレーベン、△スタッドリーは人気面で妙味あり。連勝式は◎を中心に、○▲△を絡めて買っていきたい。

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◎10番ガイアフォース
○9番エヒト
▲6番ユーバーレーベン
△7番スタッドリー
※4番ノースブリッジ
×11番エピファニー
×5番バビット
×14番ラーゴム
×3番ブラックマジック
×8番オウケンムーン

【単勝】10番(20%)
【複勝】10番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
【馬連&ワイド】
9-10(×4)・6-10(×3)・7-10(×2)
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【3連複】(軸2頭ながし)
9.10→全通り(12点)
6.10→全通り(12点)
7.10→全通り(12点)
【3連複】(ボックス)
6.7.9.10(4点)
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【3連単】(フォーメーション)
1着:10
2着:6.7.9
3着:全通り(36点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:10
2着:全通り
3着:6.7.9(36点)
【3連単】(ボックス)
6.7.9.10(24点)

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中京11R
東海ステークス(GII) 上昇馬がいて注目のダート決戦、◎と○は伏兵の差し馬

中京のダ1800mで争われるGII競走。

左回り。正面直線からの発走、コーナーは4つ。スタートして100m弱は急な上り坂になっている。1回目のゴール板を過ぎ、2コーナー途中からは緩めの上り勾配に。向正面の残り約1000mがコースの最高地点になる。

そこからは下りに転じ、下り坂は直線に入って残り380mまで続く。下り切ったところが最も低い地点で、600mほどの間に3.4mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

直線の残り380m~残り220mは勾配1.14%(高低差は1.8m)の急な上り坂。上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。コース全体の高低差は3.4m。

クッション砂の砂厚は従来通りで9.0cm。土曜のダートは良馬場だった。

ダ1800mは3勝クラスの牝馬限定戦が組まれていて、1分54秒4(良)の決着だった。アーテルアストレアが大外から追い込み切り、2着も外から伸びたステイブルアスク、3着は好位を進んでいたシダーだった。

レースの1000m通過は63秒3と遅く、上がりは12秒8-12秒5-12秒9の38秒2。勝ち馬が使った上がりは36秒9だった。

ダートはタフな状態。乗り切るのは大変で、ジョッキーたちもスタミナ温存を意識するので緩いペースになりがちである。それでも差しが決まるケースが多かった。パワーとスタミナが必要で、折り合いも大きなポイントになる。

日曜は晴れのち曇りという予報。良馬場のままレースが消化されることになりそうだ。朝の段階の含水率は、土曜の朝よりも小さい数字になっている。やはりタフなダートだろう。

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フルゲートを割って15頭立て。3連勝中のプロミストウォリアがハナを奪うか。2番枠を引いたオーヴェルニュが行かせる可能性があり、ハヤブサナンデクンが押し出されて先頭に立つことも考えられる。前半が落ち着いたとしても、向正面からの下り坂でラップは上がるだろう。

新谷功一厩舎(栗東)の7歳馬スマッシングハーツに◎を打った。

中京ではダ1900mでオープン特別を勝った実績がある。キャリアを積んでジワジワと地力を増してきたという印象。昨秋の府中ダ1600mの2戦では、34秒0(重)、34秒8(良)を上がりを駆使して、どちらも4着に追い込んでいる。

続いてGIのチャンピオンズカップに挑戦。上積みがなかったか中2週で攻めは大きめで、当日の馬体重は12キロ増の522キロだった。レースは出していって中団につけ、直線は頭が高くなってモタれて伸び切れず。それでも0秒7差の7着と大きくは負けなかった。

その後は放牧に出され、栗東に戻ってから坂路とCWコースで意欲的に乗られてきた。1週前には鮫島克駿が跨ってCWに入れ、中ほどを通って63秒8-11秒7の好時計をマーク。今週はCWで67秒9-12秒0と大きめで、3頭併せの内で引っ張り切りの手応えだった。

見た目には太くないが、冬場になるし、馬体重が減ってくるかは微妙。それでも、攻めの量と密度から、息はできているはずだし、中身も充実していて当然である。

ヤネは引き続き鮫島。必死に追ってはくるのだが、甘いところがあり、捌きなどのセンスにも物足りなさがある。スマッシングハーツとのコンビでは(0.0.2.4)と勝ち切れていない。ただ、特徴はつかんでいるはずで、中間も稽古にも乗っている。

馬自身、ダートスタートなら行き脚はつくので、無理に押さずに末脚をタメつつ運んでもらいたい。直線で捌けるかどうかは運も影響してくる。上昇馬が複数頭いてメンバーは強いが、スムーズに立ち回ると穴を開けるシーンがありそうだ。

安田翔伍厩舎(栗東)の5歳馬サンライズウルスも注目される存在。

オープン入り後は、2戦目から2着、2着、1着。スタートでトモがハマらないが、追われて勢いがつくと長く脚を使って伸びてくる。

リステッド競走の前走は、勝ったといっても少し疲れが残っているような感じだった。CWコースの最終追いでは素軽い動きを見せていて、デキは上がっているように映る。

中京は未経験だが、府中での3勝クラス勝ちが圧巻だったし、左回りで箱の大きなコースというのは適性にマッチする。ヤネは引き続き追いの強い岩田望来で、◎と同様にうまく捌けば上位浮上が可能に。

▲はハヤブサナンデクン。左回りを得意にしていて、昨年6月の三宮Sは圧巻の6馬身差Vだった。右回りで馬体重が10キロ増だった前走(3着)を叩き、今回は狙った鞍だろう。折り合いがつけば、持ち味である持久力を発揮してくる。

△はハギノアレグリアス。屈腱炎を発症して長く休んだことがあり、6歳でもキャリアは10戦と少ない。立ち直って結果を出していて、休養前のみやこSも少し踏み遅れての2着だった。中京は2戦2勝だし、川田将雅は同馬で(2.1.0.0)。もちろん有力候補になる。

※はプロミストウォリア。複数回の骨折があり、ハギノアレグリアスと同じ6歳世代でキャリアは6戦のみとなっている。昨秋に復帰してからは3連勝で、後続につけた着差は5馬身、2馬身、6馬身。マークされる立場になってどうかだが、ヤネは引き続きムルザバエフだし、互角に戦えていい。

以下で、ヴァンヤール、オーヴェルニュ、ウェルカムニュースらにも注意を払うべき。

午前の段階で、◎スマッシングハーツは単勝1,000円台の5番人気、○サンライズウルスは同900円台の4番人気。どちらも配当面で妙味があり、連勝式はこの2頭を中心に手広く買っていきたい。

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◎11番スマッシングハーツ
○8番サンライズウルス
▲13番ハヤブサナンデクン
△4番ハギノアレグリアス
※10番プロミストウォリア
×12番クリノドラゴン
×5番ヴァンヤール
×2番オーヴェルニュ
×7番ウェルカムニュース
×1番ディクテオン

【単勝】11番(10%)・8番(10%)
【複勝】11番(40%)・8番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
8→全通り
【馬連&ワイド】
11-13・4-11(×2)・8-13(×2)・4-8(×4)・8-10
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【3連複】(軸2頭ながし)
8.11→全通り(13点)
11.13→全通り(13点)
8.13→全通り(13点)
4.11→全通り(13点)
4.8→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
11.8→全通り(78点)
11.8→4(×2)(12点)
11.13→全通り(78点)
11.13→4(×2)(12点)

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【日曜後半レース】

中山12R
3連単  6,200円(×3)
3連複   690円
馬 連 1,330円(×3)
ワイド  340円(×3)
ワイド  270円(×4)
◎コミカライズ2着(4人気)
※◎▲ヒット

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中山12R
4歳以上2勝クラス

◎コミカライズは気性面に課題があるが、能力は2勝クラスで通用する。前走は坂路(美浦)でしか時計を出していなかったが、今回はウッドコースでも長めからしっかりと追われてきた。絞れてれば上浮上が可能に。配当面で妙味あり。

○エンギダルマは母が桜花賞馬アユサン。全弟のドルチェモアは昨年の朝日杯フューチュリティSを制覇した。1勝クラスからの格上挑戦になるが、スプリングS4着があって素質は上だし、マイルも合うので狙ってみたい。

▲は去勢手術明けの前走で快勝した良血のディオスバリエンテ。反動がなければ連勝も。

なお、×アップストリームはエンギダルマの姉になる。

◎3番コミカライズ
○6番エンギダルマ
▲4番ディオスバリエンテ
△7番レーヴドゥラプレリ
※1番スリートップキズナ
×9番トップキャスト
×5番ニシノオイカゼ
×8番アップストリーム

【単勝】3番(10%)・6番(30%)
【複勝】3番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→4(×3)
3→1(×2)
3→7
6→全通り
6→1.4(×2)
6→7
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.6→全通り(7点)
3.4→全通り(7点)
4.6→全通り(7点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
3.6→全通り(42点)
3.6→4(6点)
3.4→全通り(42点)
3.4→1.7(×2)(24点)

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中京12R
4歳以上2勝クラス

◎パンドレアは初めてブリンカーを着けた前走で馬群を割って抜けて勝利を収めた。少し開いたが、仕上がりは良好。折り合い面から1400mの距離も合うはずで、2勝クラスでも上位争いになる。

○ボルザコフスキーは昨秋に中京で強い相手を負かして2勝クラスを勝った。立て直しを図り、ムルザバエフ起用で注目したい。

▲ウルトラソニックはスピード能力が高く、昨秋に当舞台で好時計の4着。前走は気分良く走りすぎで、叩き2戦目で粘りを増してくるだろう。

以上の3頭が人気になっていて、配当を合わせるのは難しい。

◎6番パンドレア
○5番ボルザコフスキー
▲7番ウルトラソニック
△4番シティレインボー
※3番アウトレイジング
×8番セイイーグル
×2番ケルンキングダム

【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5-6(×4)・6-7(×2)・5-7(×3)
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【3連複】(軸2頭ながし)
5.6→7(×6)(6点)
5.6→4(×4)(4点)
5.6→8(×2)(2点)
5.6→2.3(2点)
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【3連単】(フョーメーション)
1着:6
2着:5.7
3着:2.3.4.5.7.8(10点)
【3連単】(フョーメーション)
1着:6
2着:2.3.4.5.7.8
3着:5.7(10点)
【3連単】(フョーメーション)
1着:5.7
2着:6
3着:2.3.4.5.7.8(10点)
【3連単】
6-5-7(1点)

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小倉11R
豊前ステークス

◎コパノニコルソン(ハンデ56キロ)は2走前が落馬で、前走は出遅れて雑な競馬に。スタートで力が入らないが、タメて乗れば終いは伸びてくる。1週前の坂路(栗東)で51秒4をマークして気配は良好。先行タイプがそろったメンバーで慌ててついていくと心配があるが、末脚発揮に期待したい。

○ハンディーズピーク(56キロ)は前進気勢に乏しいが、スイッチが入ると強烈な脚を使う。自身に気持ちが乗り、かつ前が崩れる展開になると浮上が可能に。

▲はトップハンデとなる57キロを背負う実力馬サトノロイヤルで、△は小倉ダ1700mが合いそうなモズマゾク(56キロ)。

揉まれずに前で運びたいタイプがとにかく多く、レースが壊れる可能性がある。やっかいな一戦。

◎2番コパノニコルソン
○15番ハンディーズピーク
▲11番サトノロイヤル
△1番モズマゾク
※9番ラヴィータエベラ
×8番ラボエーム
×10番ロードインファイト
×6番モズピンポン
×3番オレンジペコ
×5番テイエムマグマ

【単勝】2番(10%)
【複勝】2番(60%)・15番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
15→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.15→全通り(14点)
2.11→全通り(14点)
11.15→全通り(14点)
1.2→全通り(14点)
1.15→全通り(14点)
1.11→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
2.15→全通り(84点)
2.15→11(×2)(12点)

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小倉12R
4歳以上1勝クラス

◎ロムネヤは昨年の府中での2着と福島での2着が渋太い内容。復帰戦の前走は力んだり、寄られて下がったりで、ヒドイ競馬になっていた。それで0秒8差の8着なら頑張った方である。攻めで動いて仕上がりは良く、2キロ減騎手起用で先行策から粘りを見せそうだ。

○プリペアードは昨夏の札幌での2着が強敵相手の結果。体が小さくて安定して走れないところがあるが、能力自体は高い。じっくりと乗り込んで仕上がりは悪くなさそう。3キロ減騎手起用で激走があっても。

▲ヘクトパスカルは昨春の中京での初勝利が掛かって逃げながら押し切ったもの。小倉の芝1800mは合うはずで、息を入れつつ先行できると残り目がある。

△スウィートスカーはこれまでの戦歴が(1.4.0.0)。久々でも坂路(栗東)でしっかりと乗られていて、いきなりから動いてきそうだ。昇級しても素質は互角以上。

牝馬限定戦になり、馬連の1番人気が1,200円台と人気は見事に割れている。◎は手頃な人気で、○と▲は人気薄、△は割れた中で1番人気。連勝式は高配当期待で、大きく手を広げて買っていきたい。

◎9番ロムネヤ
○7番プリペアード
▲3番ヘクトパスカル
△13番スウィートスカー
※15番ゴールドエクリプス
×4番フォレスタ
×6番バトルキャット
×14番クインズステラ
×12番ナックフローラ
×11番ナオミニデレデレヤ

【複勝】9番(40%)・7番(30%)・3番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
7→全通り
3→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
7.9→全通り(14点)
3.9→全通り(14点)
3.7→全通り(14点)
9.13→全通り(14点)
7.13→全通り(14点)
3.13→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
9.7→全通り(84点)
9.3→全通り(84点)
9.13→全通り(84点)

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【土曜メインレース】

中山11R
初富士ステークス ハンデ戦、◎はハマると切れる人気薄の牝馬、〇は素質上位の4歳馬

3勝クラスの戦いで、舞台は中山の芝1600m。

右回り。1コーナー横の引き込み線からの発走、外回りコース使用。スタート地点がコースの最高地点になり、スタート後に緩い下りがある。200mほど走って右カーブが来るため外枠は不利。2コーナー途中からは下り坂になり、3コーナー途中までの約650mの間に4mほどの勾配を駆け下りることになる。

残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。

芝は連続開催の16日目(12月3日から)で、Cコース使用7日目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「コース全体の内側に傷みがあります」と発表があった。

先週の芝は、土曜が昼前から9Rを過ぎるまで雨が降り、11Rと12Rが稍重になった。日曜は午後に雨が落ちる時間帯があり、ただ、馬場はずっと良だった。

土曜メイン(11R)のカーバンクルSは芝1200mのオープン特別。3番手を進んでいたジュビリーヘッドが直線で三分どころから伸びて差し切った。2着は逃げて頑張りを見せたジュニパーベリーで、3着は5番手追走から直線で勝ち馬が通った走路を伸びたストーンリッジだった。勝ち時計は1分09秒0(稍)。レースの前半3ハロンは34秒2で、上がりは11秒9-11秒3-11秒6の34秒8だった。

日曜メイン(11R)の京成杯は芝2000mの3歳のGIII競走。勝ったのは2番人気のソールオリエンスで、中団の後ろで脚をタメ、直線入り口で外に膨れるロスがありながら鋭く伸びて抜け出した。2着は勝ち馬の前を進み、直線で外に出して脚を使ったオメガリッチマン。3着は1番人気のセブンマジシャンで、後方に待機し、直線入り口で勝ち馬に外に振られる大きな不利がありながら長く脚を使って伸びた。

勝ち時計は2分02秒2(良)。レースの1000m通過は62秒2で、上がりは12秒2-11秒7-11秒5の35秒4だった。勝ち馬が使った上がりは34秒5。

クッション値を見ると、土曜の朝が「9.9」で、日曜の朝が「9.7」。降雨の影響もあって少し力を要すぐらいの馬場で、内外の差は大きくなかった。逃げた馬が内を走って好走するケースが多く、展開が向いたり、脚力があれば外から差して上位に台頭することが可能になっていた。

今週は週中に降った雨の影響が残り、土曜の朝の時点で馬場は稍重。天候は晴れで、良に回復するかもしれない。なお、7時の段階のクッション値は「9.7」となっている。

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フルゲートを割って14頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが57キロ、最軽量が52キロで、5キロの上下差がある。

4歳のパラレルヴィジョンに人気が集まっている。タガノフィナーレとオンリーオピニオンが積極的に乗ってレースをつくることになりそうだ。少し渋った馬場の中、どんな展開、どんなペースになるのかは流動的である。

伏兵の勢力で、奥村武厩舎(美浦)の5歳牝馬パープルレディーに◎を打った。

3歳時にはフローラSで6着、オークス(勝ち馬ユーバーレーベン)で0秒8差の10着と上々の走り。4歳の春に今回と同じ舞台で2勝クラスを勝っていて、4コーナーで大外に出すロスがありながらグイグイ伸びて差し切る強い競馬だった。

休み休み使われているが、今回の仕上がりは良好。ウッドコースを中心に入念に乗られ、最終追いでは68秒2-11秒7の時計で楽に追走先着を果たした。冬毛が伸びているとのことだが、陣営は「デキはかなりいい」とコメントしている。

ヤネはテン乗りで丸田恭介。雑に運ぶところがあるジョッキーだが、追い切りで跨って感触はつかんでいるはず。うまく末脚を引き出すような騎乗をしてもらいたい。

ハンデは53キロと軽く、2走前の走りを見ると少し渋った馬場にも対応できる。牡馬相手でメンバーは強力だが、かなり人気がないし、果敢に狙っていきたい。

人気の関東馬パラレルヴィジョンは注目されて当然。4歳馬でまだ完成されていない感じだが、スムーズさを欠くところもあって7着だった神戸新聞杯(GII)で負けただけで、除けば3戦3勝である。

国枝栄流でビシビシとはやられていないが、ウッドコースの最終追いでは楽にラスト1ハロン11秒5が出た。ハンデは56キロで問題なく、当舞台では新馬戦を快勝している。やはり有力候補。

▲はレインフロムヘヴン(57キロ)。行きたがる気性が課題だが、成長しているのは確かで、前走では府中の芝2000mを1分57秒8の時計でアタマ差の2着に駆けた。動ける仕上がりにありそうだし、中山も問題ないはず。

△は牝馬のスルーセブンシーズ。当舞台では4歳時に紫苑Sで2着に好走していて、中山では(2.1.2.0)と3着を外していない。ヤネにはバシュロを起用。仕上がりは上々で、牝馬の56キロでも。

以下、ルドヴィクス、オンリーオピニオン、ヘッズオアテールズ、クライミングリリー、ホウオウリアリティなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

午前の段階で、◎パープルレディーは単勝1,900円台の7番人気、○パラレルヴィジョンは200円を割る数字になっている。◎が激走すると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。

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◎13番パープルレディー
○9番パラレルヴィジョン
▲8番レインフロムヘヴン
△6番スルーセブンシーズ
※5番ルドヴィクス
×14番オンリーオピニオン
×3番ヘッズオアテールズ
×4番クライミングリリー
×10番ホウオウリアリティ
×1番カルリーノ

【単勝】9番(60%)
【複勝】13番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
13→9(×2)
9→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
13→全通り(78点)
【3連複】
8-9-13(×2)・6-9-13(×3)・9-13-14・3-9-13・4-9-13・9-10-13(9点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.9→全通り(72点)
13.9→6.8(12点)

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中京11R
睦月ステークス 9頭立てでも混戦、人気の◎から手広く買っても配当が合う

中京の芝1600mで争われるオープン特別。

左回り。1~2コーナーの途中にある引き込み線からのスタート。200mほど走って2コーナーのカーブに入る。向正面の半ばまでは緩やかな上り勾配で、残り約1100mがコースの最高地点になる。

そこから下りに転じ、下り坂は直線に入るまで700m以上も続く。坂の終わりが最も低い地点で、3.5mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

直線残り340m~残り240mは急な上り坂。高低差は約2m、勾配は約2.0%で、これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のきつい坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。

芝は開催7日目で、Aコース使用7日目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「引き続きコース全周内側に傷みがあります。先週の雨の中での競馬により、正面直線および3コーナーから4コーナーの傷みが大きく進んでいます」と発表があった。

先週の芝は、土曜が昼すぎまで雨が降り、ずっと重。日曜は雨は落ちず、6Rまで重で10R以降は稍重だった。

土曜メイン(11R)の愛知杯(芝2000m、アートハウス)を含め、日曜メイン(11R)の日経新春杯(芝2200m、ヴェルトライゼンデ)までの勝ち馬は、好位かその後ろを進み、直線で中から外を通って脚を使うという内容で勝利するケースがほとんどだった。

しかし、日曜の最終12R(芝1400m、2勝クラスの牝馬限定戦)は、多くのジョキーが外を攻める中、2番枠からインで脚をタメていたのテーオーメアリーが直線で内を伸びて勝ち切った。2着も内を通ったハーツラプソディで、3着は大外から追い込んだヒルノローザンヌだった。

日曜の最終レースでは内を通った勢力のワンツーを決めたが、雨の影響もあって外の方が脚を使いやすかったのは確かである。参考にすべきでないかもしれないが、クッション値は土曜の朝が「8.8」で日曜の朝が「8.9」だった。

今週は土曜の朝の時点で良馬場、天気予報は晴れ。6時30分の段階のクッション値は「10.8」と、先週よりも大きい数字になっている。

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9頭立ての少頭数。スタートが抜群に速いライティアがハナに行き、キングエルメス、ディヴィーナあたりがその後ろにつける形になりそうだ。芝は内が荒れていて、ジョッキーたちは直線で少し外を攻めることになるかもしれない。

友道康夫厩舎(栗東)の5歳牝馬ディヴィーナに◎を打った。

母のヴィルシーナは3歳時に牝馬三冠とエリザベス女王杯をすべて2着し、4歳時と5歳時にヴィクトリアマイルを連覇した。兄のブラヴァスは新潟記念を勝っている。

ディヴィーナ自身は強すぎる気性が問題。重賞の前2走は掛かって競馬にならなった。中京では行きたがりながらでも踏ん張りを見せ、(4.1.0.0)の成績を残している。

目の外傷があって、今回は5ヵ月ぶりの実戦。CWコースと坂路で熱心に乗り込み、1週前にCWで65秒6-12秒3、今週は坂路で52秒9-12秒5をマークしている。いい仕上がりにあるとみて良さそうだ。

ヤネはテン乗りで福永祐一。頼りないところがあるジョッキーだが、ソッと乗ってくるので何とか折り合いをつけてもらいたいところである。

荒れた馬場でも結果は出ているし、メンバーはそう強くない。とにかくポイントは冷静に走れるかで、そこがスムーズなら勝ち負けに持ち込んでくる。

斉藤崇史厩舎(栗東)の6歳馬トリプルエースも注目される存在。

昨秋に復帰して府中のリステッド競走で3着、2着と駆け、GIIの阪神カップは11着でも直線はジリジリと伸びていた。

坂路でしっかりと乗れていて、デキはキープしている様子。中京では2勝クラスを勝っていて、力の要る馬場は問題にしない。テン乗りの岩田康誠が末脚を引き出すことができれば。

▲は牝馬のライティア。スタートダッシュの速さには定評があり、昨秋にはハイレベルの勝負になった府中牝馬Sで0秒3差の6着に頑張っている。ターコイズSは直線は内にモタれていて、スムーズな左回り、イーガン起用で怖い。

△キングエルメスは京王杯2歳S勝ち、NHKマイルカップ6着がある4歳の素質馬。ライティアと同じく、前走は右回りの中山でぎこちない走りになっていて、左回りの中京で変わり身があっていい。

以下で注意したいのは、ワールドバローズ、グラティアス、ダディーズビビッド、メイショウオーパス。

午前の段階で、◎ディヴィーナは単勝300円台の1番人気、○トリプルエースは同700円台の6番人気、▲ライティアは500円台の3番人気。

9頭立てで馬連の1番人気が800円台、3連単の1番人気が4,500円台だから、人気は割れている。連勝式は手広く買って大きめの配当になるのを待ちたい。

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◎9番ディヴィーナ
○6番トリプルエース
▲2番ライティア
△3番キングエルメス
※5番ワールドバローズ
×4番グラティアス
×1番ダディーズビビッド
×7番メイショウオーパス

【単勝】9番(10%)・6番(20%)
【複勝】9番(70%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
9→1.2.4(×3)
9→3.5.6(×2)
9→7
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【3連複】(軸1頭ながし)
9→1.2.3.4.5.6.7(21点)
9→1.2.3.4.5.6(15点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
9.6→1.2.4(×2)(36点)
9.6→3.5.7(18点)
9.2→1.3.4.5(×2)(48点)
9.2→7(6点)
9.3→1(×2)(12点)
9.3→4.5.7(18点)

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【土曜後半レース】

中山12R
馬 連 4,600円
ワイド 1,870円
ワイド  710円(×2)
複 勝  170円(90%)
◎イルチルコ2着(1人気)
×◎×でヒット

中京12R
3連単  2,120円(×2)
3連複  1,070円
馬 連  360円(×4)
ワイド  190円(×4)
ワイド  270円(×3)
単 勝  150円(100%)
◎エンドウノハナ1着(1人気)
◎※△でヒット

小倉城特別
馬 連 1,240円
ワイド  630円
ワイド  560円
単 勝  220円(10%)
複 勝  140円(90%)
◎メイクアリープ1着(1人気)
◎××でヒット

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中山12R
4歳以上1勝クラス

◎イルチルコは強い相手と戦って結果を出してきた4歳の牝馬。10着だった前走は、折り合いを欠いてスタミナが保たなかった。立て直して良化し、ルメール起用で巻き返し必至。

穴で気になるのが○ヴァンデスプワールと▲リニュー。以下、イヴニングスター、タフトテソーロ、ゴーシェナイトなど、警戒が必要が多くいる。

◎5番イルチルコ
○4番ヴァンデスプワール
▲9番リニュー
△3番イヴニングスター
※1番タフトテソーロ
×13番ゴーシェナイト
×8番ザスリーサーティ
×11番ボンベール
×6番エバーハンティング
×12番ハイエスティーム

【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→3(×3)
5→13(×2)
5→1.9.11
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.5→全通り(12点)
5.9→全通り(12点)
3.5→全通り(12点)
1.5→全通り(12点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
5.4→全通り(72点)
5.4→3(6点)
5.9→全通り(72点)
5.9→3(×2)(12点)
5.9→1.8.11.13(24点)

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中京12R
4歳以上1勝クラス

◎エンドウノハナは1勝クラスでは上位の素質を持っている4歳馬。久々だった前走は、強気に乗りすぎたところがあり、それで3キロ減騎手を起用していた勝ち馬に差されての2着である。叩いての上積みが見込めるし、川田将雅を配して決めておきたいところ。

7頭立てと頭数が少なく、相手は順列をつけるのが難しい。◎を軸に他の6頭をカバーし、崩れて少し大きい配当になるのを待つ攻め方でいく。

◎3番エンドウノハナ
○4番マテンロウアレス
▲6番エスポワールミノル
△5番ジェニーアムレット
※1番ヴィトーリア
×7番メトセラ

【単勝】3番(100%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3-4(×3)・3-6(×7)・3-5(×3)・1-3(×4)・3-7(×2)・2-3
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.4→全通り(5点)
3.6→全通り(5点)
3.5→全通り(5点)
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【3連単】(1着固定)
3→全通り(30点)
3→1.4.5.6(12点)
3→4.5.6(6点)

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小倉11R
小倉城特別

◎メイクアリープは1勝クラスを2着、1着でクリア。2着時は3着と9馬身の差があり、勝った前走は逃げ切って余力が残っていた。前進気勢が強く、小倉のダ1700mは合うはず。また、久々でも仕上がりは良さそうだ。2勝クラスで通用するのは間違いないので、中心に期待したい。ただ、他に先行タイプが多く、2番枠を引いて乱戦に巻き込まれる危険性はある。

相手の筆頭は得意の小倉に合わせて立て直したハイエストポイントとしたが、レースが壊れることも考えられるメンバーで、連勝式は手広く買って崩れるのを待つ攻め方でいくことにした。

◎2番メイクアリープ
○9番ハイエストポイント
▲5番フームスムート
△12番キョウワウォール
※16番ウインアウォード
×8番ダノンフォーナイン
×10番サヴァビアン
×15番トーアエレクトロン
×6番メイショウジブリ
×3番マジック

【単勝】2番(10%)
【複勝】2番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.9→全通り(14点)
2.5→全通り(14点)
2.12→全通り(14点)
2.16→全通り(14点)
2.8→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭ながし)
2.9→全通り(84点)
2.9→12.16(×3)(36点)
2.9→6.8(×2)(24点)
2.9→3.5(12点)

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小倉12R
4歳以上1勝クラス

◎ホウオウエンジェルは中京芝1400mの前走で0秒1差の5着に健闘した。より適性が高いのは小倉の芝1200m。早めに現地入りして気配は悪くないし、スムーズに立ち回ると一発がある。

○ニホンピロポートはかなりの人気薄。しかし、小倉で初勝利を挙げているし、攻めで動いて仕上がりは良さそうだ。しっかりと追ってくる若手の角田大和で激走があっても。

▲ミッキーチャレンジは緩さが残るが、伸びしろがある4歳馬。ムルザバエフ起用とブリンカー着用で注目される。

△バトルシャイニングは初めて芝1200mを使った前走が惜しいアタマ差の2着。連闘がどう出るかだが、再度の好走があっていい。

◎と○と△は人気がなく、ハマると相当に大きい馬券になる。連勝式は手を広げて買っていきたい。

◎10番ホウオウエンジェル
○12番ニホンピロポート
▲5番ミッキーチャレンジ
△16番バトルシャイニング
※2番オラヴェリタス
×6番グレイトミッション
×7番クインズコスモス
×1番ディオアステリア
×3番ダブルスナッチ
×4番ネイキッドハート
×8番コスモサンレミ

【単勝】10番(10%)・5番(30%)
【複勝】10番(40%)・12番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
10→2.5(×2)
10→16
12→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
10.12→全通り(15点)
5.10→全通り(15点)
5.12→全通り(15点)
10.16→全通り(15点)
12.16→全通り(15点)
5.16→全通り(15点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
10.12→全通り(90点)
10.5→全通り(90点)
10.5→2(×3)(18点)
10.5→1(6点)
10.16→全通り(90点)
10.16→2(6点)

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