見出し画像

1月6日・7日・8日の予想コメントと的中結果

【1月6日・7日・8日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、月曜メインレース、月曜後半レース、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース)
※土曜後半レースは提供していません

──────────────
【超万馬券予想の的中結果】

■1月8日(月)
寿S
3連単 22万6,320円
3連複  3万 360円
複 勝    270円(40%)
◎モズロックンロール3着(3人気)

招福S
複 勝 510円(40%)
ローズボウル3着(9人気)

──────────────
■1月7日(日)
京都12R
3連単 20万7,940円
3連複  2万4,580円
アンフィニドール3着(2人気)

──────────────
■1月6日(土)
中山12R
馬 連 3,510円
単 勝 1,790円(10%)
複 勝  340円(50%)
クインズミモザ1着(7人気)

━━━━━━━━━━━━━━
【月曜メインレース】

カーバンクルS
3連複  8万8,510円
馬 連   6,610円(×2)
ワイド   2,430円(×2)
ワイド 1万 750円
単 勝   1,540円(10%)
複 勝    410円(40%)
◎シュバルツカイザー1着(8人気)
◎×でヒット

シンザン記念
3連複  5万  30円
馬 連    930円(×9)
ワイド    440円(×9)
ワイド 1万 850円
単 勝    490円(10%)
複 勝    200円(40%)
ノーブルロジャー1着(3人気)

──────────────
中山11R
カーバンクルステークス 3連単の1番人気が万馬券、◎と○は攻め動いて一発あり

中山の芝1200mで争われるオープン特別。

右回り。外回りコース使用で、2コーナー出口からの発走になる。スタート地点は下り坂で、下りは3コーナー途中の残り約700mの地点まで続く。最初の200mは勾配が少し急になっている。

下り切ってからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂になる。

そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂。高低差は2.2mあり、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字である。残りの70mは緩い上り坂。直線距離は310m。コース全体の高低差は、10場の中で最大となる5.3m。

芝は連続開催の6週目で、先週までのAコースからCコース使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「今開催はCコースを使用します。コース変更に伴い傷んだ箇所は概ねカバーされ全体的に良好な状態です」と発表があった。

土曜も日曜も芝は良馬場で、クッション値は土曜の朝が「10.3」、日曜が「10.2」だった。

まず、土曜を見ると、3歳1勝クラスの芝1200m戦が1分07秒6、芝1600mの3歳リステッド競走(ジュニアカップ)が1分32秒5、GIIIの中山金杯(芝2000m)が1分58秒9で決着した。

そして、日曜は2勝クラスの芝2000m戦が2分00秒0、3歳牝馬によるGIIIのフェアリーS(芝1600m)が1分34秒0という勝ち時計になっている。

Cコース(Aコースから6m外に内枠)に替わったこともあり、スピードの出る馬場状態になっている。特に土曜は高速勝負が相次いだ。ジョッキーたちもその点を意識して乗ることになるので、レースが流れたり、早めにラップが上がって差しが決まるケースが見られた。

月曜は晴れ予報で、良馬場で進行することが確実。なお、朝の段階のクッション値は「10.1」で、土曜と日曜と同じく含水率は高めである。

──────────────
フルゲートの16頭立て。重賞勝ち馬はロンドンプラン、リバーラ、オールパルフェの3頭で、ただ、古馬の重賞は勝っていない。混戦ムードがただよっていて、午前の段階で3連単の1番人気が万馬券になっている。

大竹正博厩舎(美浦)の6歳セン馬シュバルツカイザーに◎を打った。

もともと気性が強く、去勢手術を施して5歳の春から1200mを使っている。夏の札幌では1分07秒4のレコードでオープン勝ち。続く2走は馬場が影響した感じで、大敗した前走は西への遠征で攻めも加減していたから参考外と考えていい。

中間は意欲的な調整ぶり。12月21日の段階で、ウッドコースで大外を回って65秒9-11秒6の好時計が出ている。28日にはウッドコースで65秒2-11秒4、31日には坂路で55秒2-12秒2。明けて3日にはウッドコースで67秒4-11秒4。これだけやれているのだから、かなりいいデキにあるのは間違いない。

ヤネは同馬とコンビを組んで(3.2.0.1)の大野拓弥。去勢したあとは去勢後の緒戦(3勝クラス)で1度だけ乗っていて、2着に持ってきている。外の15番枠を引いて外々を回る競馬になると厳しくなるが、そのあたりはレースの流れもあるし、大野に任せるしかない。

斤量は58キロで問題ないし、噛み合うと上位争いが可能になる。人気はなく、狙い目があるとみた。

高橋裕厩舎(美浦)の5歳牝馬ファロロジーも注目される存在。

こちらは1200mを使い始めたのが昨年の秋から。3勝クラスの緒戦で好位のインにつけて余裕ある追走ぶりを見せ、直線で馬群を割って伸びて勝ち切った。走破時計は1分07秒6(良)。オープン2戦目の福島で3着(0秒1差)に駆け、中山の前走は外々を回って弾け切れずの7着(0秒3差)だった。

12月27日にウッドコースで内を回って65秒0-11秒3で終いにビシッと追われ、明けて3日にはウッドコースで内を回って66秒7-11秒4をマーク。休みなく使ってきているが、攻めで動けているので、疲れはないとみていいか。前走がプラス14キロだったが、陣営は「カイ食いが良く、馬体が増えているのはいい傾向」と話している。

ヤネはピーヒュレク。短期免許を取得したあと、土曜と日曜で15鞍を乗り、勝ち星はなくて、2着が3回ある。8番枠からどう立ち回るかだが、うまく立ち回って能力を引き出してもらいたい。配当面で妙味がある。

▲はファンタジーS勝ちがある4歳の牝馬リバーラ。ガツンと行ってしまう問題ある気性だが、スピード能力は高いものを持っている。十分とは言えなくても攻めは積んでいて、息が入れば粘りを見せそうだ。

△は中山のラピスラズリSで上がりの速い競馬の中を3着に伸びたロードベイリーフで、以下、サンライズオネスト、シナモンスティック、モリノドリーム、ロンドンプランなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

──────────────
◎15番シュバルツカイザー
○8番ファロロジー
▲11番リバーラ
△10番ロードベイリーフ
※14番サンライズオネスト
×2番シナモンスティック
×12番モリノドリーム
×6番ロンドンプラン
×1番グレイトゲイナー
×3番ファイアダンサー
×5番ホウオウノーサイド

【単勝】15番(10%)・8番(10%)
【複勝】15番(40%)・8番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
15→全通り
15→2(×2)
15→1.6.10.12.14
8→全通り
8→2(×2)
8→1.6.10.12.14
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
15→全通り(105点)
8→全通り(105点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
15.8→全通り(84点)
15.8→2(6点)
15.11→全通り(84点)
8.11→全通り(84点)
15.10→全通り(84点)
15.10→2.6.12.14(24点)
8.10→全通り(84点)
8.10→2.6.12.14(24点)
11.10→全通り(84点)

━━━━━━━━━━━━━━
京都11R
シンザン記念(GIII) タフな馬場、◎と○は良血馬で将来性高い

3歳馬争うGIII競走で、舞台は京都の芝1600m(外)。

右回り。2コーナー奥にある引き込み線からのスタート、外回りコースを使用。バックストレッチは約700mと長く、その途中の残り約1200mの地点に達すると京都名物の“坂越え”を迎える。

3コーナーに入って残り約850mまで上りが続き、約350mの間に4mの大きな高低差を上ることになる。上り切ると下りに転じ、4コーナー手前の残り約700mまで約150mの間に3m強の高低差を一気に駆け下りる。

急な下り坂は4コーナー手前で終わるが、そこからも緩めの下り坂が続く。4コーナーを回り切り、直線は若干の起伏があるものの、ほぼ平坦になっている。直線距離は403.7m(Aコース使用時)。コース全体の高低差は4.3m。

芝は開幕週でAコース使用になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「芝の生育は順調で概ね良好な状態です」と発表があった。

土曜も日曜も芝は良馬場。クッション値は、土曜の朝が「9.4」、日曜の朝が「9.4」と同じ数字だった。

土曜の京都金杯(芝1600m)は、コレペティトールが内を捌いて伸びて差し切り、勝ち時計は1分33秒8だった。日曜は3勝クラスの芝1400m(外)戦が1分22秒5、2勝クラスの芝1200m(内)戦が1分09秒5で決着している。

想定していたよりも時計がかかる馬場…。特に日曜は風が強かったこともあり、先行して踏ん張り切るのが簡単でなく、差しがハマるケースが多かった。

日曜の夜に雪か雨が降るという予報だったが、馬場に大きな影響を与えることにはならなかった。月曜は晴れて良馬場。朝の時点のクッション値は「9.3」となっている。

──────────────
フルゲートの18頭立て。函館2歳S勝ちのゼルトザームがいて、他の17頭がすべてが1勝馬というメンバーになった。タフな馬場に対応するパワーとスタミナが要求され、折り合って脚を残せるかも重要なポイントになる。

手塚貴久厩舎(美浦)のショーマンフリートに◎を打った。

デビューは9月18日の中山芝1600m戦、ヤネはモレイラ。攻めは美浦のウッドコースで最も速いものが68秒0で、しっかりと攻め込んではいなかった。

実戦では外の11番枠から押して好位を取り、道中の手応えは十分。直線に向いて余裕ある走りで先頭に並び、大きなストライドで強く追われることなくグッと突き放した。勝ち時計は1分35秒1(良)で、ラスト1ハロンを10秒9という速い数字で駆けている。

次走は東京スポーツ杯2歳S(11月18日)を予定していたが、熱発でこれを回避。美浦に戻ってからの乗り込みは十分で、追い日のウッドコースでの時計は68秒5-11秒6、66秒4-11秒5、66秒4-11秒4、69秒0-11秒3となっている。挟んだ日曜には坂路でも時計を出していて、6日の土曜には坂路で15-15を乗った。

熱発明けというのは、なかなか走らないというのが常識になっている。心房細動を起こしたあとは何事もなかったように好走することがあるが、熱発の場合は乗っていても動かないケースが多い。血液に影響を与えるからという説などあって、ただ、はっきりした原因はわかっていない。

今回のショーマンフリートは、しっかりと間隔を取り、新馬戦の時よりも攻めの負荷をかなり大きくしている。自然と速い時計が出るし、動きも力強い。陣営は「もっとふっくらとしてほしい」と話していて、西への輸送がどう影響してくるかがポイントになる。

ヤネは乗り替わって戸崎圭太。追い日に乗っていて、感触はつかんでいるはずだ。外の16番枠を引いていて、少し行かせて早めに内に寄せるような誘導をするか。いずれにしても、タフな馬場の中で体力、脚を温存するように丁寧に乗ってもらいたいところだ。

いろいろと課題はあるが、器の大きさに期待することにした。なお、父は初年度産駒で、ホープフルS(レガレイラ)で早くもGIホースを出したスワーヴリチャードで、母の父はシンエンペラー(ホープフルS2着)の父であるシユーニという血統である。

吉岡辰弥厩舎(栗東)のノーブルロジャーも注目される存在。

デビューは11月12日の府中芝1600m戦。超スローの中で2番手を進み、直線で早めに先頭に立つと、力強く抜け出して快勝した。勝ち時計は1分36秒8(良)で、レースのラスト2ハロンが10秒7-11秒1だった。

その後は短期放牧に出され、栗東に戻ってからはCWコースと坂路を併用して熱心な調整ぶり。12月31日にCWコースで大外を回って69秒2-11秒7で追われ、明けて4日に川田将雅が跨って坂路で53秒8-12秒3をマークした。

4日はシャドーロールを着用していて、少し荒れたウッドチップを苦にせずに推進力ある走りで登坂していた。動ける仕上がりにあるとみていい。

初戦がぬるい競馬だったので、今回が新馬戦のようなものと言って大げさでない。流れが変わって対応できるかが鍵になるが、相当な素材と感じるところがあり、いきなりの重賞挑戦でも好勝負になっていいだろう。

それをあと押しするのは、血統、馬主、騎手。マル外馬で、父パレスマリスの産駒は昨年にジャンタルマンタルが朝日杯フューチュリティSがGI勝ちを決めている。馬主は岡田一族のノルマンディーサラブレッドレーシングで、土台をしっかりと造っているだろう。ヤネの川田はテン乗りでも的確にみちびきそうだ。V候補。

▲は府中芝1600mでの初勝利が強く、中間に攻めを強化してきたルメール騎乗、東のエコロブルーム。△は中京芝1600mで未勝利を快勝したナイトスラッガーで、以下、フェリーニ、シトラール、バレルターン、ラーンザロープス、アルトゥームなど、軽視できない勢力は多い。

──────────────
◎16番ショーマンフリート
○5番ノーブルロジャー
▲13番エコロブルーム
△17番ナイトスラッガー
※15番フェリーニ
×11番シトラール
×10番バレルターン
×6番ラーンザロープス
×9番アルトゥーム
×18番メイショウサチダケ
×12番ケーブパール

【単勝】16番(10%)・5番(10%)
【複勝】16番(40%)・5番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
16→全通り
16→13(×8)
16→5(×3)
16→17(×2)
16→9.10.11
5→全通り
5→13(×8)
5→17(×2)
5→9.10.11
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.16→全通り(16点)
5.16→13(×3)(3点)
5.16→9.17(2点)
13.16→全通り(16点)
13.16→17(×3)(3点)
13.16→3.7.9.10.11(5点)
5.13→全通り(16点)
5.13→17(×3)(3点)
5.13→3.7.9.10.11(5点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
16.5→全通り(96点)
16.5→13(×5)(30点)
16.5→17(×2)(12点)
16.5→9(6点)
【3連単】
13-16-5(×3)・13-5-16(×3)(6点)

━━━━━━━━━━━━━━
【月曜後半レース】

中山12R
3連単  2万9,390円(×2)
3連複    4,850円
ワイド   1,090円(×2)
ワイド    830円(×2)
複 勝    310円(60%)
◎ノーダブルディップ3着(7人気)
※△◎でヒット

──────────────
中山12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスの芝1600m戦。グラニットが主張してハナを奪うことがほぼ確実で、後続はこれを目標にレースを進めることになる。展開がビタリとハマる可能性がある伏兵馬を狙ってみたい。

◎ノーダブルディップは前走で今回と同じ舞台を走って5着。大外11番枠からポジションを取りに行って少しハミを噛み、4コーナーで外から並んで早めに抜け出すという雑な競馬になった。レースは流れて差しが決まる展開になったし、中身の濃い走りだった。

反動が出ていておかしくないが、3日に美浦のウッドコースで65秒6-12秒1という速い時計を楽にマークしている。陣営は「冬場は合う」と話しているし、心配することはないか。

三浦皇成は2度目の騎乗になり、今度は内めの5番枠。前走の競馬を踏まえ、うまく息を入れつつ誘導できれば上位争いが可能になる。人気はないし、狙う価値があるとみた。

○ホウオウプレミアは3代母がエアグルーヴ(その仔にルーラーシップ)、2代母がアドマイヤグルーヴで、日本を代表する名牝系の出。9ヵ月ぶりと休養は長いが、陣営は「パワーアップしたし、スゴくいい状態」と話している。

ヤネは強引に動かしすぎるところがある内田博幸だが、同馬に乗って(1.4.0.0)と馬券から外れていない。いきなりから好勝負になりそうだ。

▲グラニットは2歳時にサウジアラビアロイヤルカップ(GIII)で2着した地力がある。前走では競り込まれての逃げになりながら5着に残った。中1週が鍵になるが、平場の佐々木大輔で1キロ減が利くし、今回は単騎の展開に持ち込めそうなので。

△タシットは中京で1勝クラスを快勝して勢いがあり、※スプレモフレイバーはマイル2戦目で前進があっていい。以下、侮れない勢力が多くいる。

──────────────
◎5番ノーダブルディップ
○13番ホウオウプレミア
▲8番グラニット
△10番タシット
※6番スプレモフレイバー
×11番ジュンブルースカイ
×2番マルチャン
×14番アーレンダール
×12番テラステラ
×9番トゥーサン
×4番ボルタドマール

【単勝】5番(10%)・13番(30%)
【複勝】5番(60%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→6.8.10.11.13
13→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
5→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
5.13→全通り(13点)
8.13→全通り(13点)
10.13→全通り(13点)
6.13→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.13→全通り(78点)
5.13→6.8.10.11(24点)
5.8→全通り(78点)
5.10→全通り(78点)
5.6→全通り(78点)
5.6→11(6点)

━━━━━━━━━━━━━━
京都12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスの芝1600m(外)戦。11頭立てと頭数は少なめで、その中で間隔の詰まっている馬が多い。タフな馬場に対応できるかは大きなポイントに。2頭の伏兵馬を狙ってみることにした。

◎スタティスティクスは現級に上がってからひと伸び欠く内容。ただ、6着だった前走はミルコ・デムーロの騎乗がお粗末で、スムーズなら勝ち負けまであった。

今回は久しぶりのマイル起用。2歳時にGIの朝日杯フューチュリティSを走っていて、向正面で挟まれ、4コーナーで大きく外に出しとロスのある競馬になりながら0秒6差の8着まで伸びた。気性面からも適性はある。

あと、フットワークから少しタフなぐらいの馬場が合っていて、重馬場以上での戦績が(0.2.1.0)となっている。5歳の牝馬、中1週で上がり目は微妙だが、食い込むシーンがあっていい。

ヤネはテン乗りで武豊になるが、脚を残すように慎重に事を運ぶだろう。人気的には少し妙味があるかなという程度。

○コーリングユーは1勝クラスからの格上挑戦。が、京都では芝1400m(外)でエクセトラ(のちにオープン入り)の2着に駆けたことがあり、実力では見劣りしない。

マイルの距離もこなせるし、穴を開けるシーンがあっても。北村友一は同馬に乗って(0.3.0.0)。

▲は2走前に当舞台で好時計勝ちしていて、叩いての上積みが見込めるビヨンドザヴァレー。以下はバトルハーデン、ヒルノショパン、ウインミニヨン、ムーンリットナイトなど。

──────────────
◎6番スタティスティクス
○1番コーリングユー
▲8番ビヨンドザヴァレー
△5番バトルハーデン
※4番ヒルノショパン
×10番ウインミニヨン
×7番ムーンリットナイト
×3番ケイアイオメガ
×2番バーンパッション

【単勝】6番(10%)・1番(10%)
【複勝】6番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→5.8(×4)
6→1.4.7.10
1→全通り
1→5.8(×2)
1→6
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
6→全通り(45点)
1→全通り(45点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
6.1→全通り(54点)
6.1→5(×3)(18点)
6.8→全通り(54点)
6.8→5(×5)(30点)
6.8→1.4.7.10(24点)
1.8→全通り(54点)
1.8→5(×3)(18点)

━━━━━━━━━━━━━━
【日曜メインレース】

フェアリーS
3連複  2万 780円
馬 連   8,250円
ワイド   2,120円
ワイド   2,050円
単 勝   1,260円(10%)
複 勝    330円(30%)
イフェイオン1着(5人気)

──────────────
中山11R
フェアリステークス(GIII) 将来性ある牝馬そろう、複数の伏兵馬狙いで

3歳の牝馬が争うGIII競走で、舞台は中山の芝1600m。

右回り。1コーナー横の引き込み線からの発走、外回りコースを使用。スタート地点はコースの最高地点で、下り坂になっている。200mと少し走って右カーブが来るため、外枠はロスが生まれる。

残り約1450m~残り約1250mは平坦で、そこから少し急な下り坂になる。3コーナー途中までの約550mの間に4mほどの高低差を駆け下りることになる。

残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂になる。

そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差は2.2mあり、最大勾配2.24%はJRA全10場の坂の中で最大の数字になる。残りの70mは緩い上り坂。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。

芝は連続開催の6週目で、先週までのAコースからCコース使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「今開催はCコースを使用します。コース変更に伴い傷んだ箇所は概ねカバーされ全体的に良好な状態です」と発表があった。

開幕初日の土曜は良馬場。含水率は高めで、ただ、朝の段階のクッション値が「10.3」と走りやすいことを示す数値だった。参考までに、昨年の12月28日のクッション値は「9.0」である。

3歳1勝クラスの芝1200m戦が1分07秒6という速い時計の決着になり、3歳マイルのジュニアカップ(L)ではキャプテンシーが1分32秒5で逃げ切った。GIIIの中山金杯(芝2000m)はリカンカブールが差し切って、勝ち時計が1分58秒9となっている。

Cコース(Aコースから6m外に内枠を設置)になったこともあるだろうが、想定していたよりもずっと速い馬場になっていた。内は走れる状態で、レースが流れて外からの差しが決まるケースも見られた。

日曜は雨に降られることはなさそうで、土曜と同じような馬場になっていると考えておいていいだろう。朝の段階のクッション値は「10.2」となっている。

──────────────
フルゲートを割って14頭立て。2勝馬が3頭しかいないが、高い将来性を感じさせる牝馬がそろっていて、楽しみな一戦である。

スティールブルーとキャットファイトに人気が集まっているが、気になる伏兵馬をゴソッと狙うことにした。

高柳瑞樹厩舎(美浦)のテリオスサラに◎を打った。

2戦目に稍重の中山芝1800mを渋太い走りでV。続く1勝クラスは府中の芝1600mで、力んだ走りで直線で早めに先頭に立つという競馬になりながら2着に踏ん張った。このレースで注目すべきはゴールしたあと。息を吐くとスッと脚を使っていて、スタミナは残っていた。さらに、勝ったステレンボッシュは、次走で阪神ジュベナイルフィリーズをクビ差の2着に好走している。相当に中身の濃い走りだった。

中間は放牧に出され、早めに美浦に戻して熱心に乗り込んできた。ウッドコースで長めから乗られ、坂路で速めの時計も挟んでいる。3日の最終追いは、石橋脩が跨ってウッドコースで67秒3-11秒4。エトワールマタン(古馬2勝クラス)を追いかけて内に併せ、楽な手応えで同入した。まだ少しトモの蹴りが弱い感じだが、動ける仕上がりにあるとみていい。

石橋はテン乗り。陣営は「使ってテンションが上がっている」と話していて、当日にイレ込みがないかがポイントになる。土曜の競馬を見ると馬場は速い状態で、「少し噛んで前に行く形になった」という程度なら直線で我慢してくれそうだ。人気は手ごろで、狙い目がある。

杉山佳明厩舎(栗東)のイフェイオンも注目される存在。

母は阪神ジュベナイルフィリーズで4着、阪神牝馬Sで2着するなど、マイル以下で活躍したイチオクノホシ。これまでの2戦はどちらも京都の芝1600m(内)で、新馬戦は大きく脚を残しての3着、そして、2戦目に外から力強く抜け出して1分33秒3(良)で快勝した。

中間は放牧に出され、栗東に戻ってからCWコースと坂路を併用して乗り込んできた。特別に速い時計は出していないが、今週、先週と併せ馬でしっかりと先着していて、態勢は整っている感じだ。

ヤネは引き続き西村淳也。驚くぐらいに落ち着いて的確に乗るジョッキーで、外の13番枠でもうまく対処してくれることに期待したい。相当な持久力を感じさせる牝馬で、重賞でも互角にやれそうなムードだ。配当面で妙味あり。

ニシノティアモ(美浦・上原佑紀厩舎)とジークルーネ(美浦・栗田徹厩舎)には、穴で魅力を感じる。

ニシノティアモはドゥラメンテ産駒で、3代母が名牝ニシノフラワー。府中芝1600mでの初勝利が着差以上の強さで、放牧を挟んで攻めで好調教を連発している。大外の14番枠、ヤネが田辺裕信で外々を回る競馬になった時にどうかだが、素質的には見劣りしない。

ジークルーネは兄にスキルヴィング(青葉賞)がいる良血馬。デビューは府中の芝1400mで、好位追走からしっかりと伸びて勝ち切り、ゴールしたあとで走り足りないという感じでグンと脚を使っていた。最終追いでは古馬オープンのパワーブローキングを煽る動きを披露。飛躍する可能性を秘めている。ヤネはキングスコート。

キャットファイトは阪神ジュベナイルフィリーズ(10着)を使ったあとの中3週という点が問題になるが、攻めで速い時計を出してきた。スティールブルーは線が細くて完成前だが、アルミテミスSを早め先頭から3着したように能力は高い。

以下はマスクオールウィン、キャプテンネキ、ラヴスコール、エリカリーシャンなど。

──────────────
◎11番テリオスサラ
○13番イフェイオン
▲14番ニシノティアモ
△12番ジークルーネ
※9番キャットファイト
×6番スティールブルー
×3番マスクオールウィン
×10番キャプテンネキ
×1番ラヴスコール
×2番エリカリーシャン
×4番メイショウヨゾラ

【単勝】11番(10%)・13番(10%)
【複勝】11番(50%)・13番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】
11→全通り
13→全通り
14→全通り
12→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
11→全通り(78点)
13→全通り(78点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
11.13→全通り(72点)
11.13→6(×7)(42点)
11.13→9(×3)(18点)
11.14→全通り(72点)
11.14→6(×2)(12点)
11.14→9(6点)
13.14→全通り(72点)
13.14→6(6点)
11.12→全通り(72点)
11.12→6(×3)(18点)
11.12→9(6点)
13.12→全通り(72点)
13.12→6(6点)
14.12→全通り(72点)

━━━━━━━━━━━━━━
京都11R
すばるステークス(L) ◎は1番枠からの逃げがハマるかも、○と▲にも注目を

京都のダ1400mで争われるリステッド競走。

右回り。2コーナー奥の引き込み線からの発走。スタート地点は芝で、150mほど走ってダートコースに入る。そして、向正面の中ほどの残り約1050mから、ダートコースにもある“京都の坂越え”が始まる。

まず、3コーナー手前の残り約850mまで、約200mの間に2.5mほどの高低差がある坂を上る。上り切ってからは一転して下り坂に。4コーナーに入って残り約550mの地点まで、約300mの間に3mの高低差を駆け下りることになる。

坂越えが終わると平坦に。4コーナーを回り切って直線に入り、ゴールまでずっと平坦になっている。直線距離は329.1m。コース全体の高低差は3.0m。

クッション砂の砂厚は従来通りで9.0cm。土曜は良馬場で、1勝クラス以上のダート戦は3鞍あった。勝ち時計は、1勝クラスのダ1800m戦が1分52秒2、2勝クラスのダ1200m戦が1分11秒9、3勝クラスのダ1400m戦が1分23秒5となっている。

少しタフではあるが、オープンにとってすれば乗り切るのが大変という状態ではないかもしれない。日曜は良馬場で進行することが確実である。

──────────────
フルゲートを割って15頭立て。デシエルトが単勝200円台前半の1番人気になっているが、気になる複数の伏兵馬を狙うことにした。

小西一男厩舎(美浦)の7歳牝馬ワルツフォーランに◎を打った。

前に馬がいると追いかけてしまうところがあるが、スピード能力は相当に高く、少し噛んだぐらいの走りなら粘り強さを発揮する。昨年2月の阪神ダ1400mでの3勝クラス勝ちが強く、オープンでは3着と2着に駆けた鞍がある。

前走のギャラクシーS(8着)は競る形で息が入らなかったもの。中間はいつも通りBコースで4ハロン中心で乗り込んでいて、力を出せる状態にあるとみてよさそうだ。

ヤネは同馬をつかんでいる酒井学。最内の1番枠を引き、主張してハナに行かせる競馬をするだろう。デシエルト等からマークされて楽には運べないかもしれないが、競馬だから意外とうまく息が入る展開になる可能性もある。まったく人気がないし、後者になることに賭けてみたい。

長谷川浩大厩舎(栗東)の5歳牝馬タガノクリステルも穴候補に。

昨年の9月に重の中山ダ1200mでオープンを好時計勝ちしていて、脚抜きの良い馬場で高い能力を見せる。ただ、前走のカペラSでは良馬場の中で外から伸びて5着に上がっていて、パサパサの良馬場で走れないわけではない。

中間は坂路で意欲的に乗られていて、カペラSを使っての上積みがありそう。京都のダ1400mには実績があるし、人気がないので魅力を感じる。和田竜二は同馬に乗って(1.1.2.1)。

森秀行厩舎(栗東)の4歳馬メタマックスも注目される存在。

イントゥミスチーフ(ストームキャット系)×ノットフォーラヴ(ミスタープロスペクター直仔)という配合のマル外馬。2勝クラス勝ちと3勝クラス勝ちが強く、重賞初挑戦となったカペラSでは忙しい競馬の中を3着に伸びた。

中間は坂路で乗り込んできて、最終追いでは4ハロン50秒0の一番時計をマークした。反動がないかがポイントになるが、そう心配することはないか。

1400mに延びれば少し楽に競馬ができそうだし、テン乗りとなる岩田望来も追い切りで跨って感触はつかんでいるだろう。明け4歳馬で成長余力を秘めていて、好勝負になっていい。

デシエルトは骨折明けで1年1ヵ月の実戦だった霜月Sで0秒1差の4着。直線で一旦は先頭に立ち、さすがというところを見せた。巨漢馬で肉体面と脚元の不安がついて回るが、外枠からジワッと流れに乗って、あっさり抜け出すシーンも。

以下はエンペザー、スマートフォルス、サンライズアムール、テーオーステルスなど。

──────────────
◎1番ワルツフォーラン
○7番タガノクリステル
▲6番メタマックス
△15番デシエルト
※10番エンペザー
×14番スマートフォルス
×2番サンライズアムール
×13番テーオーステルス
×8番メイショウテンスイ
×5番クインズメリッサ
×4番プルパレイ

【複勝】1番(20%)・7番(30%)・6番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】
1→全通り
7→全通り
6→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.7→全通り(13点)
1.6→全通り(13点)
6.7→全通り(13点)
1.15→全通り(13点)
7.15→全通り(13点)
6.15→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
1.7→全通り(78点)
1.6→全通り(78点)
1.6→15(6点)
7.6→全通り(78点)
7.6→15(×4)(24点)
7.6→2.14(12点)

━━━━━━━━━━━━━━
【日曜後半レース】

京都12R
3連複  2万4,580円
馬 連 1万5,970円
ワイド   4,050円
ワイド    490円(×4)
単 勝    560円(10%)
複 勝    190円(90%)
◎イラーレ1着(3人気)

──────────────
中山12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1200m戦。ダートはパサパサの良馬場で、タフな状態になっている。

◎バルミュゼットは岡田一族の所有馬で、「ブライアンズタイムの2×4」、「ミスタープロスペクターの3×4」、「ヌレエフの4×3」などのクロスを内包している。狂気的な血統と言っていい。そのせいか気性が悪く、走りが安定せず…。とはいえ、現級で2着が4回、3着が2回あり、脚力的には上位の存在だ。

中間は美浦のウッドコースで65秒2-11秒5を出すなどして意欲的な調整ぶり。中山のダ1200mを走るのは初めてで、気持ちが乗り切らずに大きく負ける可能性があるし、逆に集中して走って好走する可能性もある。ここは後者に出る方に賭けてみたい。ヤネは追いの強い木幡巧也。

○フラップシグナスは現級に上がってから3着、2着、2着、2着と馬券から外れていない。中2週で西からの遠征になるが、しっかり乗っているので問題はなさそう。中山に実績があるし、ルメールも2度目の騎乗になるので引き続き好勝負になるだろう。置きにいくなら本命はこちら。

▲ダークンストーミーは久々で昇級だった前走が0秒9差の9着。少し捌きに苦労していたし、速い時計の競馬だったので、評価していい走りである。中1週でも疲れはなさそうだし、ハマるシーンがあっていい。人気薄。

△はダートを使った前走で3着に健闘したエイシンケプラーで、※はクラス2戦目で前進が見込めるトモジャミ。以下、キングクー、スカイナイル、パルデンスなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

──────────────
◎5番バルミュゼット
○13番フラップシグナス
▲11番ダークンストーミー
△8番エイシンケプラー
※4番トモジャミ
×14番キングクー
×15番スカイナイル
×16番パルデンス
×12番ナイトアクアリウム
×2番ブルーダイヤカフェ
×7番アポロプラネット

【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→13(×4)
5→4.8
13→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.13→全通り(14点)
5.11→全通り(14点)
11.13→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.13→全通り(84点)
5.11→全通り(84点)
13.11→全通り(84点)

━━━━━━━━━━━━━━
京都12R
4歳上2勝クラス

2勝クラスの芝1200m(内)戦。芝は開幕週でAコース使用になっている。土曜の競馬を見ると、芝は特別に速い馬場にはなっていない。外差しもあったが、内を攻めた方が結果は出やすかった。

昇級馬を含めて近走で上位争いを演じている勢力が多く、高めのレベルの混戦といった様相である。

◎イラーレは昇級して2戦目から3着、3着。2走前の中山戦は直線で進路ができずに満足に追えなかったもので、スムーズなら1着があった。京都の前走は相手が強く、直線で外に動かすロスがありながら2着とアタマ差に伸びている。

中間はリフレッシュ放牧に出され、栗東に戻ってから坂路で意欲的に乗り込んできた。1月4日には終いにしっかりと追われて51秒0-37秒4-12秒2。追走する形で遅れはしたが、全体の4ハロンは自己ベストとなる数字で、これで仕上がってきそうだ。

幸英明は同馬とコンビを組んで(0.1.5.1)。速すぎない馬場で走れるのはいいし、自身はしっかりと脚を使ってくるだろう。あとは相手次第。

○グランツベリーは札幌で未勝利、福島で1勝クラスと、逃げて連勝を決めた。特に前走は1000mを56秒1で通過し、1分08秒6(良)の好時計で押し切る強さだった。同日の1勝クラスのもう1鞍が1分09秒8。翌日で馬場の荒れ方が進んでいた感じだが、オープン特別が1分09秒6の決着だった。

久々でも栗東のCWコースと坂路で乗り込んで仕上がりは良さそう。2キロ減の田口貫太起用でも斤量が前走から3キロ増えることになるが、大きく割り引くような材料にはならない。3番枠から単騎逃げの展開に持ち込めそうだし、京都も合うはずなので注目したい。

▲エールレヴリーは左回りを中心に使われ、新潟で1着、1着、2着。外を回る形で力強い末脚を発揮していた。中間はリフレッシュ放牧を入れ、坂路(栗東)でペプチドナイル(オープン)を煽るぐらいの動きを見せて51秒4をマークしている。

右回りを走るのは久しぶりで、56キロを背負うのも初だが、デキの良さで脚を伸ばしてくるだろう。

△は中京で2着に駆け、4キロ減騎手の河原田菜々を起用してきたテンジュイン。以下、アンフィニドール、バレリーナ、スマートルシーダなど、侮れない勢力は多い。

──────────────
◎5番イラーレ
○3番グランツベリー
▲9番エールレヴリー
△8番テンジュイン
※2番アンフィニドール
×1番バレリーナ
×7番スマートルシーダ
×12番ガリレイ
×6番ベンガン
×10番ビッグボーンリタ

【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→3(×6)
5→2(×3)
5→1.7.9.12
【馬連&ワイド】(ボックス)
1.2.3.5.8.9
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
5→全通り(55点)
【3連複】(軸2頭ながし)
3.5→全通り(10点)
【3連複】(ボックス)
1.2.3.5.8.9(20点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.3→全通り(60点)
5.3→2(×5)(30点)
5.3→1.7.9.12(×2)(48点)
5.3→6.8(12点)
【3連単】(ボックス)
1.2.3.5.8.9(120点)

━━━━━━━━━━━━━━
【土曜メインレース】

京都金杯
3連単  5万4,810円(×3)
3連複    7,910円(×3)
馬 連   4,720円(×2)
ワイド   1,540円(×2)
ワイド   1,200円(×2)
ワイド    720円(×2)
単 勝   1,650円(10%)
複 勝    410円(40%)
◎コレペティトール1着(8人気)
◎▲○でヒット

──────────────
中山11R
中山金杯(GIII) 3連単の1番人気が万馬券、◎はきっかけをつかんで55キロ、○は岡田一族で渋太さ注

中山の芝2000mで争われるGIII競走。

右回り。正面直線の4コーナー出口からのスタート、内回り使用でコーナーは4つ。スタート地点は軽い下り坂で、100mと少し走って急坂を上ることになる。ゴール板の地点から1コーナー途中までは少し急な上り坂で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。

2コーナーに入って下りになり、下り坂は向正面を走り切って3コーナー入り口まで続く。下りの距離は500m強で、4.6mほどの大きな高低差がある。下りが終わると平坦になり、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂。

そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差は2.2mあり、最大勾配2.24%はJRA全10場の坂の中で最大の数字になる。残りの70mは緩い上り坂。直線距離は310m。コース全体の高低差は、10場の中で最大となる5.3m。

芝は連続開催の6週目で、先週までのAコースからCコース使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「今開催はCコースを使用します。コース変更に伴い傷んだ箇所は概ねカバーされ全体的に良好な状態です」と発表があった。

昨年の最後の開催だった12月29日(木)は良馬場。含水率は高めで、クッション値は朝の段階で「9.0」だった。

2歳GIのホープフルS(芝2000m)は、牝馬のレガレイラが2分00秒2(良)でV。ゲート内で落ち着きがなく、体がしっかりしていない分もあって、ヨレて出て後方の追走に。道中でルメールはじっくりと脚をタメることに専念していた。4コーナーに来て前が広がって待つことに。直線で大外に出して追い出すと、強烈な伸び脚を繰り出してあざやかに差し切った。

レースの1000m通過は60秒0、上がりは12秒4-12秒0-11秒5の35秒9。レガレイラが使った上がりは35秒0で、ラスト1ハロンを10秒9前後で駆けている。

3勝クラスの芝1600m戦は、ボルザコフスキーが1分33秒2でV。クルゼイロドスル(2着)が飛ばして逃げてタテ長の展開になり、道中は中位の少し後ろでなだめてタメる形に。4コーナーに来て外に出していき、直線でグイグイ伸びて差し切った。

レースの1000m通過は57秒7で、上がりは11秒8-11秒5-12秒2の35秒5。ボルザコフスキーが使った上がりは34秒0だった。

今週の土曜は、晴れて良馬場で進行するのが確実。朝の段階で、含水率は高め、クッション値は「10.3」となっている。

Cコース使用で、Aコースから6m外に内柵を設置。芝が荒れていた部分が隠されることになる。もちろん展開にもよるが、ラチ寄りを走った方が好走しやすいという状況になるかもしれない。

──────────────
フルゲートの17頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが58.5キロ、最軽量が53キロで、5.5キロの上下差がある。牡牝混合の古馬の重賞を勝っているのは、カテドラルとマイネルファンロンの2頭のみ。

年明けの開催からCコースに替わるというのが大きなポイント。人気は見事に割れていて、午前段階で馬連の1番人気が1,300円台、3連単の1番人気が1万1,000円台となっている。

牧光二厩舎(美浦)の5歳馬ボーンディスウェイに◎を打った。

3歳時に弥生賞でクビ+半馬身差の3着に健闘。勝ち馬はアスクビクターモア(菊花賞)、2着がドウデュース(ダービー、有馬記念、朝日杯フューチュリティS)で、GIホースと差のない競馬をしたことになる。

ふたたびオープンに上がってくるのに時間を要したが、中山芝1800mの前走で3勝クラスをV。初めてチークピーシズを着け、好位でハミを取って進む形になりながら持ち前の渋太さを発揮して勝ち切った。

中間はウッドコースと坂路を併用して熱心な調整ぶり。12月31日に坂路で53秒7-12秒6で追われ、明けて3日にウッドコースで67秒5-11秒6でベストリーガード(オープン)と同入した。気合が良く、力強くて推進力ある動きを見せ、いいデキにあるのは間違いない。

ヤネは引き続き追える木幡巧也。8番枠というのはいいところで、無理なく好位につけることができそうだ。チークピーシズを着けると行きすぎる感じがあって、折り合いには気をつけてもらいたいところ。ただ、追われてスパッと切れるわけではなく、この2つのバランスを考えないといけない。

ハンデは55キロで、前走から3キロ少ない斤量で走れるのは大きい。重賞で相手は強くなるが、スムーズな走りができれば好勝負になる。

武市康男厩舎の4歳牝馬ゴールデンハインド(54キロ)も注目される存在。

3歳の春に府中でフローラSを逃げ切って快勝していて、続くオークス(11着)はハミを取らずに本気で走っていない感じだった。

今回は軽度の骨折などがあって7ヵ月半ぶりの実戦。しかし、牧場からしっかりと乗り込み、美浦に入厩して12月10日に早くもウッドコースで68秒2-12秒を乗っている。1月3日のウッドコースでの本追い切りでは、66秒0-11秒7で余力十分に同入した。体全体を使って躍動感があり、太め感もなくて、動ける仕上がりにあるとみていい。

ゴールドシップ産駒で、岡田一族の生産馬・所有馬らしい根性と持久力がある。短い距離を使ってきたホウオウアマゾンの出方が気になるが、リズム良く、そして、集中して走ることができれば粘り強く食い下がるだろう。

▲マイネルクリソーラ(55キロ)、△リカンカブール(56キロ)は、ともに5歳馬で着実に力をつけている。以下、エピファニー、マテンロウレオ、アラタ、ククナなど、警戒が必要な勢力は多い。

──────────────
◎8番ボーンディスウェイ
○11番ゴールデンハインド
▲15番マイネルクリソーラ
△3番リカンカブール
※4番エピファニー
×10番マテンロウレオ
×2番アラタ
×7番ククナ
×9番サクラトゥジュール
×16番サトノエルドール
×17番エミュー

【単勝】8番(10%)・11番(20%)
【複勝】8番(70%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
8→4(×5)
8→3.10.11.15(×2)
8→2.7.9
11→全通り
11→4(×2)
11→3.10.15
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
8.11→全通り(15点)
8.15→全通り(15点)
3.8→全通り(15点)
4.8→全通り(15点)
8.10→全通り(15点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.11→全通り(90点)
8.11→4(×3)(18点)
8.11→10(×2)(12点)
8.11→3(6点)
8.15→全通り(90点)
8.15→4(6点)
8.3→全通り(90点)
8.3→4(×2)(12点)

━━━━━━━━━━━━━━
京都11R
京都金杯(GIII) 3連単の1番人気が万馬券、勢いあってハンデ利がある3騎を狙う

京都の芝1600m(外)で争われるGIII競走。

右回り。2コーナー奥にある引き込み線からのスタート、外回りコースを使用。バックストレッチは約700mと長く、その途中の残り約1200mの地点に達すると京都名物の“坂越え”を迎える。

3コーナーに入って残り約850mまで上りが続き、約350mの間に4mの大きな高低差を上ることになる。上り切ると下りに転じ、4コーナー手前の残り約700mまで約150mの間に3m強の高低差を一気に駆け下りる。

急な下り坂は4コーナー手前で終わるが、そこからも緩めの下り坂が続く。4コーナーを回り切り、直線は若干の起伏があるものの、ほぼ平坦になっている。直線距離は403.7m(Aコース使用時)。コース全体の高低差は4.3m。

芝は開幕週でAコース使用になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「芝の生育は順調で概ね良好な状態です」と発表があった。

2023年の第3回京都競馬(11月26日まで)以来の開催。芝の張替えは行っていない。開幕初日の土曜は良馬場で進行することが確実で、朝の段階のクッション値は「9.4」となっている。

──────────────
◎2番コレペティトール
○4番トゥードジボン
▲11番セッション
△14番アルナシーム
※1番メイショウシンタケ
×18番アヴェラーレ
×17番フリームファクシ
×12番ビューティフルデイ
×13番マテンロウオリオン
×15番ドーブネ
×7番タイムトゥヘヴン

【単勝】2番(10%)・4番(30%)・11番(20%)
【複勝】2番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
4→全通り
11→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
2.4→全通り(16点)
2.11→全通り(16点)
4.11→全通り(16点)
2.14→全通り(16点)
4.14→全通り(16点)
11.14→全通り(16点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
2.4→全通り(96点)
2.4→1.14.15(18点)
2.11→全通り(96点)
4.11→全通り(96点)
4.11→14.15(12点)

━━━━━━━━━━━━━━

騎手、調教師、馬主、エージェント、専門紙の記者などとのコネクション強化を図ります。有益な予想をお届けすべく、全力で取り組んでまいります。