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1月28日・29日の予想コメントと的中結果

【1月28日・29日の予想コメントと的中結果】(日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)

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【日曜メインレース】

根岸S
3連複  1,070円
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馬 連 390円(20%)
ワイド 200円(30%)
◎レモンポップ1着(1人気)
◎▲×でヒット

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東京11R
根岸ステークス(GIII) GIの前哨戦、◎○▲は強く、他にも注目馬がズラリ

東京のダ1400mで争われるGIII競走。

左回り。向正面の2コーナー出口からの発走、ワンターンのコース。スタートして200mほどは緩やかな下り坂。残り約1200mの地点から3コーナー途中にかけて小さめの山を上って下る。

下り切って直線入り口までは平坦。直線に入ると、約300mの間に2.4mの高低差がある坂を上ることになる。上り切ってからは平坦。直線距離は501.6m。コース全体の高低差は2.5m。

クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cm。27日(金)に凍結防止剤が散布されている。

土曜は良馬場。3勝クラスのダ1600m戦は、断然人気のコンシリエーレが逃げ切り、勝ち時計は1分36秒8だった。2馬身半差の2着が外から差し込んだ13番人気のドンカポノ。3着は好位の後ろから脚を使ったジョディーズマロンだった。

1勝クラス以下のレースでは、全体の時計とラスト1ハロンがかかるケースが多かった。

日曜は晴れ予報で良馬場見込み。土曜と同じような馬場と考えておいていいだろう。

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GIのフェブラリーS(2月19日)のトライアル競走。1着馬には優先出走権が与えられる。フルゲートの16頭立てで、かなりの好メンバーになった。

オーロラテソーロ(1番)、ヘリオス(2番)、ホウオウアマゾン(3番)の内の3頭は、行く気になればハナを切るスピードがある。ジャスパープリンス(11番)、エアアルマス(15番)あたりも流れに乗せてきそうだ。人気のレモンポップ(13番)は周りの出方を見つつポジショニングすることになる。

田中博康厩舎(美浦)の5歳馬レモンポップに◎を打った。

大型馬で体質は強くなく、5歳でキャリアは9戦。(6.3.0.0)と連対を外したことがなく、府中のダ1400mではオープン特別を4馬身差で圧勝するなど4戦4勝で負けがない。

昨秋の武蔵野Sは中1週という厳しい臨戦過程。ギルデッドミラーにハナだけ差されたが、正攻法の競馬から2着に応戦してみせた。体質が強化されてきた印象である。

武蔵野Sのあとは放牧に出され、この根岸Sを使ってフェブラリーSに挑む予定。ウッドコースと坂路で入念に乗られ、1週前には戸崎圭太が跨ってウッドで65秒2-11秒5の好時計をマークしている。今週の併せ馬でも力強い動きを披露。陣営は「これほど順調にきたのは初めて」とコメントを出している。

ヤネは主戦の戸崎。一完歩目はトモが入らないところがあるが、今のデキならスッと出るか。13番枠から早めに内に寄せられると理想的で、レースが流れた時に無理に好位に持っていくような騎乗はしないでもらいたいところだ。

GI馬不在といっても相手は強力。パサパサの良馬場の中、今まで経験したことのないペースになる可能性もある。それでもGIレベルの力を持っているのは間違いなく、攻め込んで本気で仕上げてきた点にも注目して中心に据えたい。

対抗評価は東の6歳馬テイエムサウスダン。昨年は当レースを早めに抜け出す競馬で勝ち、フェブラリーSでは途中からハナを奪って2着に粘り込んだ。

昨秋は地方の交流重賞を2戦したが、その前に栗東から美浦へと転厩していた。今回は坂路でビシビシと追われており、秋よりも絞った馬体で臨むことができそうだ。

ヤネは岩田康誠からルメールにチェンジする。気性的に難しいところがあるのでテン乗りになるのはいいことではないが、ルメールなら折り合いを重視して持ち味を引き出してくれるだろう。レモンポップと同様にダ1400mはベスト。人馬の呼吸が合えば、好勝負になる。

▲は西の6歳牝馬ギルデッドミラー。3歳時にNHKマイルカップで3着に駆けている素質馬で、5歳になってダートに矛先を変えると、3戦して1着、2着、1着と結果を出した。2走前のグリーンチャンネルカップはレコードの2着で、前走の武蔵野Sでは34秒8の上がりを駆使してレモンポップを差している。

坂路(栗東)でそう強くやらないのはいつものこと。最終追いは54秒3-38秒6-12秒2で、前向きさが見えたし、動きもパワフルだった。きっちり仕上がっているとみていい。

ダートで底が割れず、折り合い面から1400mはベストの距離。馬群の捌きが鍵になるが、走路が取れればグッと伸びてくる。

△はまったく人気のないエアアルマス。ムラな気性ではあるが、東海S勝ちの実績があって、2走前の室町S勝ちは58キロのハンデであっさり抜け出す強さだった。

ブリンカーの効果があり、ヤネはガッツリ追ってくる横山武史で、揉まれずに運べる15番枠を引いた。昨年の当レースは10着だったが、この時はまだブリンカーを着けていない。噛み合うと激走シーンも。

セキフウ、バトルクライの非凡さを感じさせる4歳の2騎は脅威で、他にもヘリオス、タガノビューティー、アドマイヤルプスなど、軽視できない勢力が多くいる。

午前の段階で、◎レモンポップの単勝オッズは200円前後で動いている。○テイエムサウスダンは800円台の3番人気で、▲ギルデッドミラーは400円台の2番人気。

上位人気馬に重たい印を打っていて、連勝式は配当を合わせるのが難しいところがある。馬連とワイドは◎○▲のボックスの形で。3連複と3連単は絞り込む手もあるのだが、高配当になる目を入れておきたいし、3連複は◎を中心に手広く、3連単は◎と○からの軸2頭マルチでやはり手広く攻めることにした。

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◎13番レモンポップ
○8番テイエムサウスダン
▲6番ギルデッドミラー
△15番エアアルマス
※4番セキフウ
×14番バトルクライ
×2番ヘリオス
×10番タガノビューティー
×5番アドマイヤルプス
×16番ケンシンコウ

【単勝】13番(50%)
【複勝】8番(50%)
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【馬連】
8-13(10%)・6-13(20%)
【ワイド】
8-13(30%)・6-13(30%)・6-8(10%)
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【3連複】(軸2頭ながし)
8.13→全通り(14点)
6.13→全通り(14点)
13.15→全通り(14点)
【3連複】
6-8-13(×4)(4点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.8→全通り(84点)
13.8→6(×8)(48点)
13.8→14(×3)(18点)
13.8→2.4(×2)(24点)
13.8→5.10(12点)
【3連単】
13-6-8(×2)(2点)

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中京11R
シルクロードステークス(GIII) 重たいハンデの勢力多し、伏兵の◎と○を狙い撃つ

中京の芝1200mで争われるGIII競走。

左回り。向正面からのスタート、ワンターンのコース。最初の100mほどは緩い上り坂で、向正面の残り約1100mがコースの最高地点になる。ここから下りに転じ、下り坂は直線に入るまで700m以上も続く。坂の終わりが最も低い地点で、高低差3.5mを駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

直線の残り340m~240mは急な上り坂で、高低差は約2m、勾配は約2.0%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のきつい坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。

芝は開催10日目になり、今週は先週までのAコースからBコース使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「今週からBコースを使用します。柵の移動により大きな傷みはカバーされましたが、3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内側にカバーしきれなかった傷みがあります」と発表があった。

土曜の芝は良馬場。マイルの競馬が2つあり、白梅賞(3勝1勝クラス)はカルロヴェローチェが逃げ切って勝ち時計が1分33秒3、4歳以上1勝クラスはカルタゴが逃げ切って勝ち時計が1分34秒6だった。白梅賞をラップを見ると、1000m通過が59秒1で、上がりが11秒4-11秒1-11秒7の34秒2となっている。

Bコースに替わっても内はボコボコした状態だが、ここを走って好走するケースは多かった。外から差し込むパターンもあり、大きな内外の差はないように感じる。レースの形次第で変わることになるだろう。

なお、クッション値は土曜の朝が「10.2」で、日曜の朝は「10.4」となっている。

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GIの高松宮記念(3月26日)につながる一戦。ハンデ戦になり、トップハンデが59キロ、最軽量が53キロで、6キロという大きい上下差がある。

スタートが決まればテイエムスパーダが速いが、陣営は好位に控える競馬を示唆している。結局はこれが行くことになりそうではあり、ただ、出脚がついた他の勢力がハナに立つかもしれない。並びやペースは流動的なところがある。

田村康仁厩舎(美浦)の8歳セン馬キルロードに◎を打った。

パワフルな馬体と走りが売り。昨年の高松宮記念では、好位につけて直線で渋太く脚を使い、勝ち切るかというシーンをつくった。結果はクビ+ハナ差の惜しい3着。17番人気、単勝2万2,580円での激走だった。

秋の京阪杯はハンデ57キロで2着。55キロのトウシンマカオには鋭く交わされた。ただ、スタートしてポンと先頭に出ながら外から来られて引いて2番手に下がり、直線で早めに抜け出すという競馬になっての結果。中身は相当に濃かった。

今季はこのレースで始動して高松宮記念を目指す。坂路とウッドコースで乗り込み、1週前と今週は攻め駆けするトランスナショナルと併せ馬で同入。1週前には65秒9-11秒6が出ていて、馬体や動きを見ても好仕上がりに映る。

ハンデは58キロで初めて背負う斤量になるが、体がしっかりしているので問題なさそうだ。中京ではGIで結果を出しているわけで、少し荒れた馬場というのも歓迎できる状況である。

福永祐一は前走に続いて2度目の騎乗になる。外の13番枠を引いたが、少し出して好位につけ、そこで折り合いをつけるような誘導をするだろう。相手はそろっているが、厳しいハンデを課せられた勢力もいる。ソツなく立ち回り、上位争いを演じることに期待したい。配当妙味あり。

栗田徹厩舎(美浦)の6歳牝馬シャインガーネットも注目される存在。

3歳時に重馬場の中で重賞のファルコンSを快勝。昨年の当レースでは、メイケイエールと1馬身差の2着に伸びている。3着が次走で高松宮記念を制覇するナランフレグだった。

昨年12月のラピスラズリSでは2着に好走。そして、中間はウッドコースと坂路で熱心に乗られている。12日には64秒2-12秒2の好時計を楽に計時。今週は坂路に入れて51秒5-38秒0-12秒3をマークしている。今回が引退レースになるが、みっちりと攻め込んできた。しっかりと併せ馬をやれているのはいい。

ヤネはテン乗りで岩田望来。最内の1番枠というのは何とも言えないが、腹をくくって内でタメ、直線で内を捌きにかかるかもしれない。もちろん外に動かす可能性もあり、そのあたりはレースの流れ次第で変えてくるだろう。

ハンデは55キロで、前走と同じ斤量で走れるのは有利な材料。陣営の並々ならぬ意欲が感じされ、ロスなく運んでスムーズに捌いてくると、ラストを飾る勝利をつかみ取るかもしれない。

▲は西の4歳馬マッドクール。未勝利から3勝クラスまで4連勝を決めたが、いずれもが完勝で、時計面でも評価できる。

530キロ級の大型馬。攻めでビシビシとはやられていないが、入念に乗っていて、1週前の坂路でも今週の坂路でもスピード感ある動きを見せていた。

ハンデは56キロで、数字的には前走と同じ。相手は一気に強くなるが、(3.0.1.0)と走り慣れている中京で互角にやれてまったく不思議はない。ヤネは前走に続いて2度目の騎乗となる藤岡康太。1番人気に推されている。

△は昨春に当舞台で鞍馬Sを勝っている牝馬のシゲルピンクルビー(55キロ)で、以下、テイエムスパーダ、グルーヴィット、ショウナンバニラなど警戒が必要な勢力は多い。

ナムラクレア(56.5キロ)、トウシンマカオ(58.5キロ)、ウインマーベル(59キロ)は重たいハンデを考えて印を下げたもの。実力的に軽く見るわけにはいかない。

午前の段階で、◎キルロードは単勝900円台の5番人気、○シャインガーネットは1,400円台の7番人気。どちらも配当面で妙味があり、連勝式は高配当馬券になるのを期待して手広く買っていきたい。

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◎13番キルロード
○1番シャインガーネット
▲8番マッドクール
△5番シゲルピンクルビー
※11番テイエムスパーダ
×3番グルーヴィット
×10番ショウナンバニラ
×2番ナムラクレア
×15番トウシンマカオ
×14番ウインマーベル

【単勝】13番(10%)・1番(10%)
【複勝】13番(50%)・1番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
13→8(×3)
13→2.14.15
1→全通り
1→8(×2)
1→2
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.13→全通り(13点)
8.13→全通り(13点)
1.8→全通り(13点)
5.13→全通り(13点)
1.5→全通り(13点)
5.8→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.1→全通り(78点)
13.1→8(6点)
13.8→全通り(78点)
13.8→2.15(×2)(24点)
13.8→14(6点)

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【日曜後半レース】

中京12R
3連単 4,570円(×2)
3連複 1,300円(×4)
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馬 連 570円(20%)
ワイド 260円(80%)
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単 勝 290円(50%)
○セルバーグ1着(1人気)
◎トゥードジボン2着(2人気)
〇◎×でヒット

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東京12R
4歳以上2勝クラス

◎ボーンディスウェイは2歳時にホープフルS(GI)で5着、3歳時に弥生賞(GII)で3着に駆けた実績あり。2勝クラスでは力が抜けていて、久々だった前走では後続に3馬身半の差をつけて2着に好走した。反動もなく乗り込んでいるし、府中も問題ないので決めたいところだ。

相手で有力なのは、セラフィナイト、マイネルクリソーラ、キャルレイの3頭。

◎7番ボーンディスウェイ
○5番セラフィナイト
▲10番マイネルクリソーラ
△9番キャルレイ
※11番ポッドヴァイン
×4番サウンドウォリアー
×8番ミズリーナ
×6番タケルジャック
×3番エクセレントラン
×1番ナックイルシーブ

【単勝】7番(100%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
7→10(×7)
7→4(×3)
7→5.9(×2)
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【3連複】(軸2頭ながし)
5.7→全通り(9点)
7.10→全通り(9点)
7.9→全通り(9点)
【3連複】
5-7-10(×5)・5-7-9・7-9-10(×4)
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【3連単】(フォーメーション)
1着:7
2着:5.9.10
3着:全通り(27点)
【3連単】
7-5-10・7-10-5(×2)・7-10-9(×2)・7-9-10・7-10-4(7点)

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中京12R
4歳以上2勝クラス

◎トゥードジボン3歳1勝クラス勝ちがソラをつかいながら押し切ったもので、続く重賞のアーリントンカップでは内で気の悪さを見せながら6着に応戦した。2勝クラスでは素質が上である。骨折明けでも乗り込んで仕上がりは良く、問題は気性だけ。

○セルバーグは昨秋からの3走でスピード活かして強い相手に強い競馬を見せた。久々でも陣営の感触は悪くないし、引き続き3キロ減騎手で粘り込みがある。

以上の2騎を中心に攻めたい。

◎2番トゥードジボン
○6番セルバーグ
▲3番ジャッカル
△5番タイゲン
※8番エーティーソブリン
×7番サトノペルセウス
×4番ショウナンアデイブ
×1番セイクリッド

【単勝】2番(50%)・6番(50%)
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【馬連】
2-6(20%)
【ワイド】
2-6(80%)
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.6→全通り(7点)
2.6→4.5(×4)(8点)
2.6→7(×3)(3点)
2.6→3(1点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
2.6→全通り(42点)
2.6→4.5(×2)(24点)
2.6→3.7(12点)

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小倉11R
巌流島ステークス

◎ドグマは久々だった中京戦で、内にモタれながら脚力の違いで差し切って勝利した。22キロ増の490キロと、馬体はパワーアップしていた。

3勝クラスをあっさり突破できるだけの素質の持ち主。今回はハミを換えるとのことだし、56キロのハンデで注目したい。ヤネは落ち着いて立ち回る西村淳也。

相手は53キロの伏兵馬カバーガールとしたが、同馬はドグマの1つ上の姉になる。

道悪の中のハンデ戦だし、ヒモが崩れて大きな配当になる可能性がある。もちろんガミの目が複数あるが、大きな配当になるのを期待し、連勝式は総流しをかけたい。

◎12番ドグマ
○6番カバーガール
▲9番カフジテトラゴン
△4番サトノジヴェルニー
※17番ファイアダンサー
×16番タマモティータイム
×14番モンファボリ
×7番コスモアンジュ
×10番メイショウツツジ
×3番ブレスレスリー
×13番フォイアーロート

【単勝】12番(20%)
【複勝】12番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→3.8.9.17.18(×2)
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【3連複】(軸1頭ながし)
12→全通り(136点)
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【3連単】(軸1頭)
1着:12
相手:全通り(272点)

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小倉12R
4歳以上1勝クラス

◎ダノンティアラは単騎逃げが濃厚。3キロ減騎手を起用し、52キロで走れる利もある。まだ力がつき切っておらず、美浦から小倉に輸送した影響も気になるところ。が、牝馬限定戦で相手はそう強くないし、人気もないので思い切って狙ってみる。

○ツッチーフェイスは復帰戦の前走で力んだ走りになりながら終いに脚を使って0秒4差の7着に駆けた。馬体が減っていたのがどうかだが、栗東の坂路でビシッと追われたし、折り合いがつくと上位浮上のシーンがある。

信頼を置けるメンバーがおらずに難解。12頭立てで3連単の1番人気が6,100円台になっている。

◎10番ダノンティアラ
○7番ツッチーフェイス
▲11番テリオスマナ
△1番キタサンシンドー
※3番アールフォルス
×2番シャトンアンジュ
×5番サツキハピネス
×8番エレフセリア
×4番ポルテーニャ
×9番ジェラペッシュ

【単勝】10番(10%)・7番(10%)
【複勝】10番(30%)・7番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
7→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
10→全通り(55点)
【3連複】
2-7-10・7-8-10・2-3-10・2-8-10(4点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
10.7→全通り(60点)

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【土曜メインレース】

伊賀S
3連複  2万2,400円
馬 連   3,190円(×2)
ワイド   1,090円(×2)
ワイド   1,960円
単 勝    490円(10%)
複 勝    220円(40%)
◎サンライズホーク1着(2人気)
◎△×でヒット

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東京11R
白富士ステークス(L) 開幕初日で10頭立て、◎は配当妙味があって狙い目に

東京の芝2000mで争われるリステッド競走。

左回り。1コーナー奥にある引き込み線からのスタート。100mと少し走って左カーブが来るため、外枠はロスが出る。向正面は中ほどまでが緩めの下り坂。残り約1300mの地点から100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150m~約900mまでは下り勾配になっている。

下り切ってからは緩い上り坂に転じる。直線に入って残り460m~300mは高低差が約2mある上り坂を上ることに。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。全体の高低差は2.7m。

芝は開幕週でDコース使用になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「昨年の第5回東京競馬終了後、約1ヶ月間馬場全面をシート養生しました。洋芝の成長は順調で、全体的に概ね良好な状態です」と発表があった。

JRAが公開した馬場の写真を見ると、さすがに緑が薄いところがあるものの、スピードが出そうな状態に見える。なお、昨年の1回東京1日目の朝のクッション値は「9.2」。白富士Sを勝ったのはジャックドールで、1分57秒4という速い時計で走破した。

今週の土曜は晴れ予報で、良馬場で進行することが確実。クッション値を見ると、金曜の朝が「9.1」、土曜の朝が「9.3」 となっている。

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開催初日でDコース使用、10頭立ての競馬。ヒルノダカールが押してハナを奪いに出そうで、ダッシュがつかないようだと他の勢力が行くことになる。展開やペースは流動的。

新開幸一厩舎(美浦)の5歳馬トゥーフェイスに◎を打った。

府中コースでは(4.3.1.3)の戦績。昨年の6月に3勝クラスを勝った時は、正攻法の競馬から抜け出す強い内容だった。相手がそろっていて、勝ち時計は1分57秒7と速い数字だった。秋のオクトーバーS(L)では、馬群を割る形で伸びて0秒2差の3着に健闘している。

重賞の中日新聞杯は17着に終わり、放牧に出して府中のこのレースを目標に乗り込んできた。特別に速い時計は出していないが、長めからじっくり乗り込んでいて、陣営は「いつも通りの調整。仕上がりはいい」と話している。

ヤネは同馬に乗って(1.1.0.2)のミルコ・デムーロ。開幕週の馬場は問題ないし、無理なく流れに乗れそうなメンバーになったのはいい。折り合ってリズム良く運ぶことができれば好勝負に持ち込んでくるだろう。人気も手ごろなので狙ってみる。

相手の筆頭は、西の4歳馬ヤマニンサルバム。浜中俊が期待を寄せている素材で、このコンビは(3.0.0.0)、中京で2勝クラスと3勝クラスを連勝してきた。

前走が12キロ増で、中間は大きめの調整。太めが残らないか、あと、極端に上がりが速くなった時にどうかという心配はあるが、充実ぶりに注目したい。

▲は西の5歳馬カレンルシェルブル。アリーヴォとクビ差の2着、セントライト記念(GII)4着、ヴェラアズールに先着などの鞍があり、能力は高い。

前走の中山金杯は、踏み込み切れずの7着(0秒3差)。昨年6月のトゥーフェイスが勝った3勝クラスの一戦は5着だったが、この時は暑さが応えたようだ。末脚に警戒が必要になる。

△は4歳の牝馬サリエラ。体を増やせないのが悩みだが、休養前にローズS(GII)でアートハウスの2着に駆けているように素質は上位と言える。※は西の4歳のドーブネ。課題だった若さが抜け、2勝クラスと3勝クラスを連勝して軌道に乗ってきた。

以下はヒルノダカール、サトノエルドール、スーパーフェザーの順番。

午前の段階で、◎トゥーフェイスは単勝700円台の4番人気。配当面で妙味があり、連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。

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◎3番トゥーフェイス
○2番ヤマニンサルバム
▲4番カレンルシェルブル
△7番サリエラ
※1番ドーブネ
×9番ヒルノダカール
×8番サトノエルドール
×10番スーパーフェザー

【単勝】3番(10%)
【複勝】3番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→7(×5)
3→1.2.4(×2)
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【3連複】(軸1頭ながし)
3→1.2.4.7.8.9.10(21点)
3→1.2.4.7(6点)
【3連複】
2-3-7(×2)・1-2-3・3-4-7(×2)・1-3-4・1-3-7(×4)(10点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
3.2→全通り(48点)
3.2→7(×3)(18点)
3.2→1(6点)
3.4→全通り(48点)
3.4→7(×3)(18点)
3.4→1(6点)

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中京11R
伊賀ステークス ハイペース必至、◎は3連勝中で勢いあり、○は力あって人気は手ごろ

3勝クラスの戦いで、舞台は中京のダ1200m。

左回り。向正面からの発走。ワンターンのコース。スタートして200mほどは上り坂になっている。残り約1000mがコースの最高地点。そこから下りに転じ、下り坂は直線に入る残り約400mまで続く。下り切ったところが最も低い地点で、600mほどの間に3.4mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

直線の残り380m~残り220mまでは勾配1.14%(高低差は1.8m)の急な上り坂。上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。コース全体の高低差は3.4m。

先週の古馬の1勝クラス以上、ダ1400m以下の競馬を見ると、まず、2勝クラスのダ1400m戦が1分25秒5(良)で決着。1勝クラスのダ1200m戦の勝ち時計は1分13秒1(良)だった。

相変わらず時計がかかる状態。スタミナを温存することが重要になり、レースは遅めの流れになりがちである。それでも差しが決まるケースが多く、タフさを物語っている。

ただ、東海S(ダ1800m)ではプロミストウォリアが逃げ切り勝ちを決めていて、重賞を走るようなダートホースとなると話はちょっと違ってくる。

クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cm。25日(水)に凍結防止剤が散布されていて、この影響が出るかもしれない。

東海地方は金曜に雪が降り、夕方の時点で稍重。土曜の朝には良に回復していて、この日は雨または雪が降る可能性は低そうだ。

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フルゲートの16頭立て、除外馬は6頭。エイユーストロング、ラインガルーダが先手を主張しそうで、他にもイスラアネーロ、ヴァガボンド、ムジック、テイエムランウェイなど前で運びたいタイプがいる。コース形態の問題もあり、前半のラップは速くなりそうだ。

牧浦充徳厩舎(栗東)の4歳馬サンライズホークに◎を打った。

昨年の9月に小倉ダ1000mで初勝利を挙げたが、この時は単勝1万5,840円の13番人気。しかし、内容は強く、次走で1勝クラスをクリアし、休養を入れて2勝クラスも勝って3連勝を決めた。

1勝クラスも2勝クラスも舞台は今回と同じ中京のダ1200m。2勝クラス勝ちは4ヵ月ぶりで12キロ増という状況だったが、好位追走からパワフルに抜けて後続に3馬身半の差をつける快勝ぶりだった。

今回は中1週での臨戦。坂路では57秒0-13秒0と大きめを乗っている。反動がないか心配があるが、陣営は「上積みがある」と。1勝クラスが中1週で小倉→中京だったし、克服できていいだろう。

ヤネは3連勝のすべてで手綱を取っていた国分優作。12番枠を引いていて、周りを行かせ、早めに内に寄せる形が理想である。流れに戸惑う可能性はあり、この点は優作も考えているはずだ。

ハンデは57キロで、数字的には前走から1キロ減。昇級してメンバーがそろった鞍だが、互角にやれて不思議はない。

飯田雄三厩舎(栗東)の4歳馬テイエムランウェイも注目される存在。1勝クラスと2勝クラスの連勝が強く、昇級緒戦の前走で2着に応戦した。

使ってきているが、中間はCWコースでも時計を出し、前走より強い負荷をかけている。1200mで揉まれ込んだ時にどうかだが、阪神ダ1200mでの2勝クラス勝ちで強い競馬を見せていて、スピード的には問題ない。

ハンデは57キロで大丈夫だし、ヤネは4戦連続の騎乗になる岩田望来。スムーズに運べば好勝負になる。

▲は4歳のイスラアネーロ。(3.3.1.0)とダートでは底が割れておらず、2勝クラスを2着した2走前には良の阪神ダ1200mを1分10秒7で走破している。展開は厳しそうだが、能力は見劣りしない。

△はダートに矛先を変えて鋭い末脚を見せているラヴケリー(55キロ)で、※は前走でイスラアネーロを負かして好時計勝ちしたサンライズアムール(57キロ)。

以下、ウォームライト、メディーヴァル、フルムなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

午前の段階で、◎サンライズホークは単勝500円台の2番人気、○テイエムランウェイは単勝800円台の4番人気。ハイペース必至で乱戦になる可能性があり、連勝式は高配当期待で手を広げて買っていきたい。

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◎12番サンライズホーク
○6番テイエムランウェイ
▲5番イスラアネーロ
△14番ラヴケリー
※4番サンライズアムール
×15番ウォームライト
×7番メディーヴァル
×3番フルム
×8番コパシーナ
×11番ラインガルーダ

【単勝】12番(10%)・6番(10%)
【複勝】12番(40%)・6番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→5.6.14.15
6→全通り
6→5.14.15
【馬連&ワイド】
4-12(×4)・4-6(×3)
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.12→全通り(14点)
5.12→全通り(14点)
5.6→全通り(14点)
12.14→全通り(14点)
6.14→全通り(14点)
5.14→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
12.6→全通り(84点)
12.6→4(×4)(24点)
12.5→全通り(84点)
12.5→4(×4)(24点)

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【土曜後半レース】

中京12R
3連複  1万3,520円

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東京12R
4歳以上1勝クラス

◎マリネロは昨春に府中の芝2000mで後続に5馬身の差をつけて初勝利。次走で1勝クラスを3着に駆けた。大敗した前走は荒れた馬場で気持ちが切れた感じ。立て直しを図り、じっくりと乗り込んで緒戦から動けそうだ。日本人離れした横山武史の追いで。

穴で気になるのが○ローブエリタージュと▲マイネルニコラス。以下、エクスインパクト、ナンヨーアゼリア、ダイバリオンなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

◎10番マリネロ
○12番ローブエリタージュ
▲5番マイネルニコラス
△1番エクスインパクト
※8番ナンヨーアゼリア
×7番ダイバリオン
×11番テラフォーミング
×13番ダンディジャック
×4番タミオスター
×9番ヴィブラツィオーネ

【単勝】10番(20%)
【複勝】10番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
10→7(×5)
10→8(×3)
10→12(×2)
10→1.4.5.11
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【3連複】(軸2頭ながし)
10.12→全通り(11点)
5.10→全通り(11点)
1.10→全通り(11点)
8.10→全通り(11点)
7.10→全通り(11点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
10.12→全通り(66点)
10.12→7(×2)(12点)
10.5→全通り(66点)
10.5→7(×2)(12点)

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中京12R
4歳以上1勝クラス

◎レッドベルアームは昨年の1月に3歳重賞のシンザン記念で3着に健闘している。掛かる気性で乗り難しいが、陣営は「休養中に心身ともに成長した」と。乗り込みは順調だし、緒戦から注目したい。

○ポーカーは昇級してから4着、3着、2着、3着。久々でも仕上がりは良く、相性の良い中京で上位争いになる。

▲はアンフィニドール。前走は行きたがってチグハグな競馬になっての4着で、マイルに縮めての変わり身に期待したい。

以下は、エリカフェリーチェ、キタサンシュガー、ゴルトファルベンなど。

◎13番レッドベルアーム
○11番ポーカー
▲6番アンフィニドール
△3番エリカフェリーチェ
※2番キタサンシュガー
×4番ゴルトファルベン
×5番レオンバローズ
×8番ロードリライアブル
×7番ルヴァンノワール
×9番ザウリ

【単勝】13番(10%)・11番(30%)
【複勝】13番(60%)
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【馬連&ワイド】
11-13(60%)・6-13(20%)・6-11(20%)
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【3連複】(軸2頭ながし)
11.13→全通り(11点)
6.13→全通り(11点)
6.11→全通り(11点)
【3連複】
2-11-13(×5)(5点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.11→全通り(66点)
13.11→2(×4)(24点)
13.11→6(×2)(12点)
13.11→3.4.5(18点)

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小倉11R
周防灘特別

◎アラモードバイオは昨年の夏に函館でクビ+アタマ差の3着。大型馬でトモの入りが遅いものの、終いは脚を使ってくる。休養を入れ、CWコースと坂路で意欲的に追われて仕上がりは良好。道悪がどうかだが、人気はないし、穴として狙ってみたい。

○ウインモナークは3歳時に重賞の葵Sで2着とハナ+クビ差の4着。復帰戦ではハナ差の2着に駆けて2勝クラスでの地力上位を示した。中1週でも滞在して気配は良く、力でねじ伏せるシーンがある。

以下は、トーセンサンダー、ブッシュガーデン、ワンダーカタリナ、トーホウラビアンなど。

◎11番アラモードバイオ
○14番ウインモナーク
▲8番トーセンサンダー
△5番ブッシュガーデン
※4番ワンダーカタリナ
×17番トーホウラビアン
×16番ダテボレアス
×7番エナジーグラン
×18番メイショウイジゲン
×13番アルムファーツリー
×1番メイショウハボタン

【単勝】11番(10%)・14番(50%)
【複勝】11番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
14→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
11.14→全通り(16点)
8.11→全通り(16点)
8.14→全通り(16点)
5.11→全通り(16点)
4.11→全通り(16点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
11.14→全通り(96点)
11.14→5(6点)
11.8→全通り(96点)

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小倉12R
4歳以上1勝クラス

◎イラーレは昇級後の2戦が3着、2着。12着の前走は、17番枠と道悪が影響した感じだった。中1週で再遠征でも坂路(栗東)で51秒6-37秒4-12秒4の好時計が出ている。今回も渋った馬場になるのがどうかだが、3キロ減騎手を起用して52キロで走れるのは大きいし、内が荒れている状況で15番枠からうまく立ち回れば。

○プリモカリーナはスピードの絶対値が高い。中間は坂路(栗東)で50秒6-36秒9-12秒2の好時計をマークしている。展開面が問題になるが、相性の良い小倉で先行粘り込みがあっていい。

以下は、トーホウジュナール、センドハーマイラブ、ダノンカオス、ショウナンアメリアなど。

◎15番イラーレ
○5番プリモカリーナ
▲9番トーホウジュナール
△14番センドハーマイラブ
※4番ダノンカオス
×12番ショウナンアメリア
×1番トーホウデュラン
×2番テンジュイン
×13番タイニープライド
×7番ユナイテッドハーツ
×17番プラソン

【単勝】15番(10%)・5番(10%)
【複勝】15番(40%)・5番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
15→全通り
5→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
5.15→全通り(16点)
9.15→全通り(16点)
5.9→全通り(16点)
14.15→全通り(16点)
5.14→全通り(16点)
9.14→全通り(16点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
15.5→全通り(96点)
15.5→1.4.9(18点)

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