【5月7・8日の予想コメント】

【5月7・8日の予想コメント】(日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)

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【日曜メインレース】

新潟大賞典
ワイド 2,190円
ワイド 1,200円
複 勝  290円(40%)
◎ヤシャマル3着(5人気)

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東京11R
NHKマイルカップ(GI) 5月8日(日) 上位拮抗、伏兵馬も多し

3歳馬が争うGI競走で、舞台は東京の芝1600m。

向正面の2コーナー出口からのスタート。箱が大きく、ワンターンのコース。スタートして300mほどは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150m~約900mまでは下り勾配になっている。

下り切ってからは緩い上り坂に転じる。直線に入って残り460m~300mは高低差が約2mある上り坂を上ることに。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。全体の高低差は2.7m。

芝は開催3週目で、Aコース使用3週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「向正面から3コーナー、4コーナーにかけて、内柵沿いに傷みがあります」と発表があった。

土曜の芝のレースを見ると、ダービートライアルのプリンシパルS(芝2000m)が1分59秒0(良)で決着。好位の後ろで脚をタメていたセイウンハーデスが、直線で少し外に動かすとしっかりと伸びて抜けて勝ち切った。2着は最後方を進んで大外から追い込んだキングズパレスで、3着は勝ち馬を追う形で伸びたマイネルクリソーラだった。レースの1000m通過は59秒9で、上がりは11秒2-11秒7-11秒9の34秒8。

高速馬場とまではいかず、それなりに走りやすいといった状態。内から抜けたり、外から差したり、逃げ切りがあったりと好走する形はさまざまで、感覚的には二分どころから三分どころが最もよく伸びる感じだった。

日曜は晴れ予報。メインのNHKマイルカップの前に芝の競走が5鞍あり、それで内が少し悪くなる可能性がある。馬場は“生き物”で難しいところがあり、どこが伸びやすくなっているかは、正直なところ読みづらい。

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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。

【アルーリングウェイ】評価A- 騎手A- 状態A

【インダストリア】評価S 騎手S 状態S

【オタルエバー】評価B 騎手A- 状態A

【カワキタレブリー】評価B 騎手A+ 状態A

【キングエルメス】評価A+ 騎手A+ 状態A

【ジャングロ】評価A- 騎手A- 状態A

【ステルナティーア】評価B 騎手A- 状態A

【セイクリッド】評価B 騎手B 状態A

【セリフォス】評価S 騎手A+ 状態S

【ソネットフレーズ】評価A- 騎手S 状態A

【ソリタリオ】評価A- 騎手A- 状態A

【タイセイディバイン】評価A- 騎手A- 状態A

【ダノンスコーピオン】評価A+ 騎手S 状態S

【ダンテスヴュー】評価A- 騎手A- 状態A

【トウシンマカオ】評価A- 騎手A- 状態S

【フォラブリューテ】評価B 騎手A- 状態A

【プルパレイ】評価A- 騎手A+ 状態A

【マテンロウオリオン】評価S 騎手A+ 状態S

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フルゲートの18頭立て。朝日杯フューチュリティSを勝ったドウデュースは皐月賞に進んで3着に駆け、ここは2着馬と3着馬の名前が見える。上位勢力は拮抗している印象で、伏兵陣も多彩。人気は割れ気味で、展開や差し馬の捌き次第で結果は変わることになる。

ニュージーランドトロフィーを逃げ切ったジャングロ(武豊)がハナを奪う可能性が高い。13番枠を引いていて、内にダッシュのいい馬がいたら、それを行かせるパターンも考えてはいるだろう。好位につけるのは、キングエルメス、トウシンマカオ、アルーリングウェイ、カワキタレブリーあたり。

武豊がペースを作るなら脚を残しつつで平均ペースになりそうで、ただ、ジャングロは油断するとスイッチが入ってしまう気性。後続の動きも含め、どんな競馬になるかは流動的である。

宮田敬介厩舎(美浦)のインダストリアに◎を打った。

リオンディーズ(父キングカメハメハ)×ハーツクライという配合。兄に19年に当レースを2着したケイデンスコールがいる。『サンデーサイレンスの4×3』のクロスあり。4代母がダイナサッシュで、その系統からサッカーボーイ、ステイゴールドなどが出ている。芯が入った母系だ。

新馬戦の2着と未勝利勝ちが府中の芝1800mで、どちらも内にモタれるところがあった。3戦目と4戦目は右回りの中山。ジュニアカップ(芝1600m)では直線で大きく外に切れながら突き抜けて快勝し、弥生賞(芝2000m)は4コーナーで外に弾かれながら5着まで詰めた。

中間は放牧に出され、美浦に戻ってからは意欲的な調整ぶり。1週前に新コンビとなるレーンが跨り、ウッドコースで終いにビシッと追われて66秒1-11秒4で内から先着した。今週はウッドで単走。感触を確かめるような内容だったが、十分に気合が乗り、直線は馬なりのまま回転の速いフットワークでグイグイ伸びた。ラスト1ハロンは11秒3だった(5ハロンは67秒2)。

これまでは少し太い造りに見えるところがあり、GIのここで本気の仕上げをしてきたという感じ。宮田師は「明らかに皮膚感が薄く、これまでで一番の状態」と話している。

過去4戦はペースが落ち着いた競馬で、そんな状況でのGI挑戦というのはマイナス要素になる。ただ、特別に忙しい流れにはならないだろうし、今の気合とレーンの腕があれば対応できるとみた。

11番枠を引き、馬群に入る競馬になるかもしれない。そんな形は新馬で経験していて、ただ、GIでタイトになると違うだろう。レーンは直線の捌きが甘いところがあり、進路を見つけてスムーズに伸ばしてもらいたいところだ。

モタれる点に関しては、ビッシリ攻めて実が入った分で真っすぐに走れていい。末脚をフル発揮しての戴冠に期待する。

相手の筆頭は、西のセリフォス。朝日杯フューチュリティSを2着に好走して疲れが出て、早い段階でぶっつけでGIを走ることを決めていた。普通ならいい話ではないだろうが、中内田充正師は次に安田記念(6月5日)で古馬と戦うことを明言している。評価の高さは相当だ。

栗東に戻って、初時計を出したのが4月6日。同20日にCWコースで65秒5-11秒7の好時計を楽にマークしている。同27日はテン乗りになる福永祐一が騎乗してCWで併せ馬。3頭併せの内に入り、ラスト1ハロン10秒8を出してきた。今週はCW、単走で69秒4-11秒5。動きはパワフルで、体つきも目立っている。

左回りは経験済みで、初の府中にも対応できるはず。福永も攻めで跨って感触はつかんでいるだろう。4番枠でゴチャつく危険性はあるが、捌けば争覇圏に入ってくる。

▲は西のマテンロウオリオン。年初に厳しいローテーションの中でシンザン記念を勝ち、久々だったニュージーランドトロフィーでは、大外をぶん回す競馬でアタマ差の2着に応戦した。攻めでしっかりとやられ、反動もなく上向いている印象。あとは横山典弘が1番枠からどう誘導するかだ。

△は西のダノンスコーピオン。2歳時に朝日杯フューチュリティSで3着に駆け、前走のアーリントンカップでは、少し力んだ走りになりながら力で差して勝利をもぎ取った。府中は共同通信杯で7着に敗れているが、この時はデキがなかったもの。川田将雅が大外の18番枠をどう対処するかが鍵になる。

※は西のキングエルメス。2歳の秋に府中の芝1400mで京王杯2歳Sを勝ち、アーリントンカップを骨折明けという状況で3着に駆けている。攻めを見る限り、反動はなさそう。坂井瑠星が強気に乗ってきそうだ。

以下、タイセイディバイン、トウシンマカオ、アルーリングウェイ、ジャングロなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

前日の23時の段階で、◎インダストリアは単勝が480円、複勝が200円~260円。連勝式は割れているので、手広く買って大きな配当になるのを待つ攻め方でいくことにした。

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◎11番インダストリア
○4番セリフォス
▲1番マテンロウオリオン
△18番ダノンスコーピオン
※5番キングエルメス
×7番タイセイディバイン
×6番トウシンマカオ
×8番アルーリングウェイ
×13番ジャングロ
×16番プルパレイ

【単勝】11番(20%)
【複勝】11番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
【馬連&ワイド】
4-11・4-11・4-11・1-11・11-18
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.11→全通り(16点)
1.11→全通り(16点)
11.18→全通り(16点)
5.11→全通り(16点)
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【3連単】(フォーメーション)
1着:11
2着:1.4.5.18
3着:全通り(64点)
【ボックス】
1.4.5.11.18(60点)

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新潟11R
新潟大賞典(GIII) 5月8日(日) ハンデ戦で高配当待ち

新潟の芝2000m(外)で争われるGIII競走。

2コーナー奥の引き込み線からのスタート。箱が大きく、外回り使用でワンターンのコース。向正面の残り約1350mから3コーナーに入る残り約1000mまでは高低差が1.6mほどある上り坂になっている。そこから4コーナー途中までは下り坂。そのあとは若干の起伏があり、直線に向かう。カーブはスパイラルカーブになっており、カーブは少し急である。

直線距離は日本の競馬場で最長となる658.7m。残り約350mまでは若干の起伏があり、そのあとは完全に平坦になっている。コース全体の高低差は2.2m。

芝は開幕週でBコース使用になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階で、JRAから「この時期は生育途上であるため、部分的に不揃いな箇所が見られますが、芝の生育は概ね良好です」と発表があった。

土曜の芝のレースを見ると、リステッド競走の谷川岳S(芝1600m(外))が1分33秒6(良)で決着。2番手を追走していたウインカーネリアンが直線でしっかり伸びて抜け出した。2着には逃げたベレヌスが残り、3着は少し外から差し込んだジナンボーだった。レースの1000m通過は60秒2で、上がりは10秒8-10秒9-11秒7の33秒4だった。

まだ芝が生えそろっていないという感じ。それなりの時計は出ていたと言っていいだろう。早めにラップが上がり、ラスト1ハロンがかかるという新潟らしい傾向が出ていた。先行決着が複数あったが、内ラチ沿いは少し走りづらくなっているかもしれない。

土曜の夜に少し雨が降る可能性がある。ただ、日曜は晴れ予報になっていて、大きな影響を受けることはなさそうだ。

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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。

【アイコンテーラー】評価A+ 騎手A- 状態S

【アルサトワ】評価A- 騎手A- 状態S

【カイザーバローズ】評価A- 騎手A- 状態A

【シュヴァリエローズ】評価A+ 騎手S 状態A

【ステラリア】評価A- 騎手B 状態A

【スマイル】評価A- 騎手A+ 状態S

【ダノンマジェスティ】評価A- 騎手B 状態A

【トーセングラン】評価A- 騎手A- 状態A

【プレシャスブルー】評価A+ 騎手A- 状態A

【マウントゴールド】評価A- 騎手A- 状態A

【モズナガレボシ】評価B 騎手A- 状態A

【ヤシャマル】評価A+ 騎手A+ 状態S

【ラインベック】評価A- 騎手A+ 状態A

【ラストドラフト】評価A+ 騎手B 状態S

【レッドガラン】評価A- 騎手A+ 状態A

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15頭立てのハンデ戦。トップハンデは57.5キロ、最軽量は52キロで、5.5キロの上下差がある。重賞勝ち馬が3頭しかいないが、実績ある古馬と成長段階にある4歳馬が混在していて、楽しみな一戦だ。当然のように人気は割れている。

アルサトワ(4番枠)とライベック(10番枠)がハナ候補。どちらも逃げにこだわるわけではなく、出脚が速かった方が行くことになりそうだ。好位につけるのは、マウントゴールド、トーセングラン、アイコンテーラー、レッドガランあたりになる。

バックストレッチもホームストレッチも長いコース。平均ペースで流れる可能性が高いが、先行勢の折り合い次第で少し速くなることも考えられる。待機勢もあまり置かれたくはなく、展開を読むのは難しい。

穴を狙って、尾形和幸厩舎(美浦)の5歳馬ヤシャマルに◎を打った。

昨年の9月に今回と舞台が同じ新潟記念を走っているが、この時も中心に指名していた。8番人気と妙味があり、直線で脚を使って見せ場をつくったものの、外からの追い込みが決まる競馬になって4着に終わっている。今年の1月の日経新春杯でも軸の1頭に期待し、9番人気で3着に食い込んだ。

中間は放牧に出され、美浦に戻ってから熱心に乗られてきた。4月13日の段階でウッドコースで66秒0が出ていて、1週前はウッドで終いにしっかりと追われて65秒7-12秒2をマークしている。

今週はウッドで大きく追走する形。機敏に反応するタイプではないので直線で外の格下馬に置かれかけたが、ビシッと追われて豪快な動きを見せて同入している。大型馬でも太め感はないし、いい仕上がりにあるとみていいだろう。

ハンデは前出の新潟記念、日経新春杯と同じで54キロ。前走を見ると、しっかり追ってくる松田大作とは手が合うようだ。中団かその後ろあたりで脚をタメ、直線でうまくエンジンがかかると上位争いに加わわってくる。

河内洋厩舎(栗東)の4歳牝馬アイコンテーラーも注目される存在。

3走前の愛知杯は5着といっても案外な内容だったが、前2走ではスムーズとは言えない右回りで男馬と戦って3着、3着と応戦している。

新潟では内回りと外回りを走って4戦4勝と無敗。回りもいいし、直線が平坦の分で長く脚を使って伸びてくる。

中間は放牧を挟んでの調整で、攻めは意欲十分。1週前にはCWコースで併せ馬を行い、中ほどを通って63秒5-11秒7の好時計で先着している。今週は亀田温心が跨って坂路で併せ馬。できているので無理はせず、それでも53秒4-12秒8で楽に先着した。

得意の舞台に合わせて目一杯に仕上げてきたのは明らか。最軽量の52キロで走れる点も見逃せない。亀田は甘さのあるジョッキーだが、同馬の4勝すべてで手綱を取っていて、手の内に入れている。2番枠で内に押し込められるとイヤなところはあり、その点は慎重に運んでもらいたい。うまく立ち回れば勝ち負けに。

▲は東のラストドラフト(56キロ)。母は桜花賞馬マルセリーナで、デビュー2戦目に京成杯で重賞を勝っている。近走はひと息だが、スムーズさを欠くケースが多く、力を出し切っていない。攻めの動きは相変わらず豪快だし、初めて走る新潟で変わり身がないか。問題はヤネの三浦皇成。

△は東の8歳馬プレシャスブルー(55キロ)。テンに進まなくて置かれるが、体調が良ければ終いにグッと伸びてくる。当レースは2年前に14番人気で3着(ハンデ54キロ)。昨年の秋には府中でパンサラッサ(今年の3月に国際GIのドバイターフ制覇)をアタマ差の2着に追い詰めている。上がりがかかればベストだが、そうならなくても怖い。

以下はシュヴァリエローズ、アルサトワ、スマイル、ダノンマジェスティ、ステラリアなど。とても印が回り切らず、そもそも切り捨てていい勢力がいない。

前日の段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が1,400円台、3連複が2,500円台で、3連単は万馬券。すべてが穴馬券のようなものである。

◎ヤシャマルは6番人気ぐらいになりそうで、○アイコンテーラーはおそらく割れた中での1番人気。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。

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◎13番ヤシャマル
○2番アイコンテーラー
▲6番ラストドラフト
△7番プレシャスブルー
※12番シュヴァリエローズ
×4番アルサトワ
×3番スマイル
×5番ダノンマジェスティ
×9番ステラリア
×11番トーセングラン

【単勝】13番(10%)・2番(10%)
【複勝】13番(40%)・2番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
2→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.13→全通り(13点)
6.13→全通り(13点)
2.6→全通り(13点)
7.13→全通り(13点)
2.7→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.2→全通り(78点)
【3連単】(ボックス)
2.6.7.12.13(60点)

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【日曜後半レース】

立川特別
馬 連  750円
ワイド  380円
ワイド 2,110円
単 勝  430円(10%)
複 勝  190円(90%)
◎クリーンスレイト1着(2人気)

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東京10R
メトロポリタンステークス(L) 5月8日(日) 昨年の覇者に期待

◎ゴールドギアは当レースの前年度覇者。ズブさが弱点だが、長く脚を使う長所がある。前走の白富士Sでは、最後方追走から直線で外に持ち出して6着に伸びた。高速馬場で引っ張られたところもあったといえ、2000mを1分58秒0で走れたことは評価できる。

斤量は昨年から1キロ増えて57キロ。先行馬が少なくてペースは落ち着きそうなのが心配ではあるが、それなら手の内に入れている田辺裕信が少し早く動かしていくだろう。好勝負になっていい。

◎4番ゴールドギア

【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
【馬連&ワイド】
4-6・4-6・4-9

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東京12R
立川特別 5月8日(日) 絞れて末脚発揮を

◎クリーンスレイトは3歳時に重賞のユニコーンSで5着に食い込んだ素材。トモが緩いのか末一手で置かれて不発もあるが、昨年の秋に当舞台で2着した時には稍重の中で34秒2の上がりを使った。

放牧に出して立て直し、乗り込みは熱心。太めがあった前2走より絞れているとのことだ。ヤネは引き続き追いに関しては現役トップレベルの横山武史。末脚発揮に期待する。

◎12番クリーンスレイト

【単勝】12番(10%)
【複勝】12番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→2.3.7.9
【馬連&ワイド】
9-12・9-12

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中京10R
橘ステークス(L) 5月8日(日) 好調で差し込み可能

◎デヴィルズマーブルは2走前にメンバーがそろっていた1勝クラスで外に出すロスがあって3着に差し込んだ。続いて重賞のファルコンSに挑み、直線で捌きづらくなりながら4着に伸びている。

少し間隔を開け、栗東のCWコースで切れる動きを披露して仕上がりは良好。リステッド競走でスピードのある実力馬が多いが、末脚がハマるシーンがあるとみた。

◎7番デヴィルズマーブル

【単勝】7番(10%)
【複勝】7番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
【馬連&ワイド】
5-7・5-7・1-7

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中京11R
鞍馬ステークス 5月8日(日) 馬場が速すぎるが…

◎キャプテンドレイクは1200mを使い出してから3連勝。前走は阪神の稍重を外からグイグイ伸びて差し切る強い競馬だった。仕上がりは良好。土曜の競馬を見ると中京は馬場が速すぎるが、上昇度に期待することにした。3番枠からうまく立ち回れば。

○トリプリエースはデビュー時に1200mの小倉2歳Sでクビ差の2着。古馬になってからは、1400mと1600mで高いパフォーマンスを見せている。長欠明けを叩いての上積みは大きいはず。◎と同様に時計が速くなってどうかだが、混戦になれば浮上する余地が出る。人気がなく、穴として狙ってみたい。

◎3番キャプテンドレイク
○10番トリプルエース

【単勝】3番(10%)・10番(10%)
【複勝】3番(50%)・10番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
10→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.10→全通り(16点)

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中京12R
4歳以上2勝クラス 5月8日(日) 伏兵馬狙いで

◎アクセルは福島でダートを使って快勝。道中の走りが楽で、外めから進出して力強く抜け出した。中1週で西への遠征競馬になるのがどうかだが、素質的には通用するし、配当面で妙味があるので狙ってみたい。

○サンライズゴラッソは1勝クラス勝ちの前走が内を割って抜け出す内容。時計も上がりも平凡だが、まだ真面目に走っていない感じがあった。中1週でもビシッと追われていて、昇級しても侮れないムードだ。

▲はズブさがあるものの実績は上位のサステナブルで、△は長欠明けでも末脚を軽く見られないメイショウコジョウ。

◎2番アクセル
○3番サンライズゴラッソ
▲1番サステナブル
△7番メイショウコジョウ

【単勝】2番(10%)・3番(10%)
【複勝】2番(40%)・3番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
3→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.3→全通り(7点)
1.2→全通り(7点)
1.3→全通り(7点)
2.7→全通り(7点)
3.7→全通り(7点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
2.3→全通り(42点)
2.3→1(6点)
【3連単】
1-3-2・1-3-2・3-1-2

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新潟12R
4歳以上1勝クラス 5月8日(日) Hペースの激戦に

◎ララシャンドンは気性が強くて折り合いに問題あり。中京ダ1200mの前走では、何とかタメが利いて2着とハナ差の3着に伸びた。

今回はハイペース必至のメンバー。出していかなければ息は入りそうで、ただ、気難しい分で3番枠だと嫌がってやめる可能性がある。そのあたりは乗れる若手の西村淳也の腕に期待したい。スムーズに運べば勝ち負けになる。

○アルマセクメトは前4走が4→2→3→2着。左回りはスムーズで、差す形でも競馬はできる。外めの11番枠というのは悪くないし、抜け出すシーンまで。

◎3番ララシャンドン
○11番アルマセクメト

【単勝】3番(10%)
【複勝】3番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→7.10.11
【馬連&ワイド】
3-10・3-11・3-11・3-11
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.11→全通り(13点)
【3連複】
3-7-11・3-10-11・3-10-11・3-10-11

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【土曜メインレース】

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東京11R
プリンシパルステークス(L) 5月7日(土) 各馬不安を抱えて

3歳馬が争うリステッド競走で、舞台は東京の芝2000m。

1コーナー奥にある引き込み線からのスタート。約130m走って左カーブが来るため、外枠はロスが出る。向正面は中ほどまでが緩めの下り坂。残り約1300mの地点から100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150m~約900mまでは下り勾配になっている。

下り切ってからは緩い上り坂に転じる。直線に入って残り460m~300mは高低差が約2mある上り坂を上ることに。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。全体の高低差は2.7m。

芝は開催3週目で、Aコース使用3週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「向正面から3コーナー、4コーナーにかけて、内柵沿いに傷みがあります」と発表があった。

先週の芝は、土曜が稍重から良に推移し、日曜は逆に雨が降って良から稍重へと推移した。

土曜の府中S(芝2000m)は、メンバーがそろった3勝クラスの戦い。離れた2番手を進んでいたバジオウが抜け出して渋太く押し切った。2着は大外から差し込んだサトノセシルで、3着は馬群を割って伸びたプレイイットサムだった。勝ち時計は1分58秒1(良)と速い数字。レースの1000m通過は58秒7で、上がりは11秒6-11秒8-12秒2の35秒6だった。

ダービートライアルの青葉賞(芝2400m)はディライトバローズが飛ばして逃げて1000m通過が58秒9。タテ長の競馬の中位にいたプラダリアが直線で外に出すとしっかりと伸びて差し切った。2着は2番手から一旦は抜け出したロードレゼルで、3着は馬群を割って追い込んだエターナルビクトリだった。勝ち時計は2分24秒2(良)。レースの上がりは11秒7-11秒9-11秒9の35秒5だった。

全体を見て、芝は走りやすい状態。土曜の芝1600mの未勝利戦は、ペースが特別に遅かったわけではなくて勝ち時計が1分34秒7(稍)で、レースの上がりは11秒6-11秒3-11秒2の34秒1だった。

内は十分に走れる状態。ただ、ジョッキーがスピードが出る馬場を意識した分か、レースが流れて外からの差しが決まるケースが見られた。

今週は先週よりも内が少し荒れている模様。あと、天候は怪しく、曇りのまま我慢してくれるかもしれないし、雨が降る可能性もある。どんな傾向が出るかは、事前の段階では読みづらい。

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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。

【ヴァモスロード】評価A- 騎手A+ 状態S

【ギャラクシーナイト】評価B 騎手A- 状態A

【キングズパレス】評価B 騎手A- 状態A

【グランディア】評価A+ 騎手A- 状態S

【コリエンテス】評価A- 騎手A+ 状態A

【ショウナンマグマ】評価A+ 騎手A+ 状態A

【セイウンハーデス】評価A- 騎手A- 状態A

【セレシオン】評価A+ 騎手A+ 状態S

【ゼンノインヴォーク】評価B 騎手B 状態A

【ダノンフューチャー】評価B 騎手A- 状態A

【ディナースタ】評価A- 騎手A- 状態A

【テーオードレフォン】 出走取消

【ドーブネ】評価A- 騎手A- 状態A

【フジマサフリーダム】評価B 騎手B 状態A

【ブラックノワール】評価A- 騎手A- 状態A

【マイネルクリソーラ】評価A- 騎手A- 状態S

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日本ダービー(5月29日)のトライアル競走。1着馬に優先出走権が与えられる。テーオードレフォン(12番)が出走取消になって15頭立て。2勝馬は5頭だけで、うち1頭がリステッド競走を勝っている。重賞で馬券に絡んだことのある馬はいない。各馬が何かしら不安を抱えていて、焦点を絞りづらい一戦と言える。

1番枠を引いたショウナンマグマがハナを主張しそうだが、13番枠のヴァモスロードが強引に行けば控えるかもしれない。好位につけるのは、ギャラクシーナイト、ブラックノワール、セイウンハーデスあたり。当日の馬場状態も関係してくるし、並びやペースは流動的である。

穴狙いに徹して、尾関知人厩舎(美浦)のショウナンマグマに◎を打った。

父はアメリカで7ハロンのGIを2勝したザファクター(ダンチヒ系)。母系を見ると、BMSがステイゴールド、2代母の父がメジロマックイーン、3代母の父がマグニテュード、4代母の父がリマンドとなっている。父系はスピード型で、母系が豊富なスタミナを潜在させていることを感じさせる。

気性面では若く、2月のきさらぎ賞(11着)は2コーナーで外に逸走して競馬にならなかった。1勝クラスの前走は、ヤネを菅原明良にチェンジし、中山芝1800mの舞台でハナに行かせる作戦。道中は少し気持ち良く走って後ろを離し、4コーナーで後続を引きつけると、直線でグッと離して8馬身差で圧勝した。

良発表でも小雨が降っている状況で、1分48秒4なら時計は上々。ラップを上下させながら最後までしっかりと脚を使った点は評価できるし、菅原とは手が合うようだ。

中間は放牧に出され、美浦に戻ってからは熱心な調整ぶり。1週前に菅原が跨ってウッドコースで併せ馬を行い、66秒5-11秒5の時計で同入した。今週は菅原騎乗、ウッドで単走、中ほどを回して、楽に66秒5-12秒1をマークしている。適度に気合が乗り、動きも力強かった。

引いた枠順が最内の1番枠。行かせたいところではあるが、ヴァモスロードの出方が気になるし、当日は内が厳しい馬場になっている可能性がある。最も重要なのは折り合いをつけて息を入れることで、そこの対処は菅原に任せるしかない。

きさらぎ賞のことがあるし、左回りは得意とは言えないが、初勝利を挙げたのが府中の芝1800mだった。葉牡丹賞の小差4着から2000mは守備範囲で、馬場は少しぐらいなら渋っても問題ない。

ダービーの優先出走権が与えられるのは1着馬のみ。そんな状況でマークされる競馬になるのだから楽ではないが、奥のある素材であるのは間違いなく、噛み合うと穴を開けるシーンがある。

もう一頭、西園正都厩舎(栗東)のヴァモスロードも伏兵馬として注目したい。

エピファネイア×アグネスタキオンという配合で、『サンデーサイレンスの4×3』のクロスを内包している。母系からすると、マイラー色が濃い。

これまでの2戦は阪神の芝1600m(外)。新馬戦は2番手で力んで走って3着に終わった。2戦目はハナを奪ってペースを落とし、33秒5の上がりで押し切っている。直線は少しラチにモタれて遊んでいるところがあり、ゴール板を過ぎてからも走ろうとしていた。

今回は2ハロン延びて2000m、しかも直線の長い府中。遠征競馬は初めてで、左回りも初になる。ショウナンマグマとどう兼ね合いをつけるのかも問題になるし、不安な点は少なくない。

それでも◎と同様に高い能力を隠し持っていると思わせるところがある。そして、陣営は「上昇度は半端じゃない」と。テン乗りになる田辺裕信がコンタクトを取ることに成功すると、粘りを発揮しそうだ。

▲は西のグランディア。母がディアデラノビア(オークス3着、ヴィクトリアマイル3着、エリザベス女王杯3着)で、きょうだいに活躍馬がズラリと並ぶ。ただ、この血統は気難しく、同馬も前走の若駒S(L)で掛かって4着に終わった。仕上がりは良く、スムーズなら勝ち負けに。

△は西のセレシオン。グランディアと同様に優秀な母系で、デビュー後に2連勝して、すみれS(L)で4着と、ここまでの走りも悪くない。攻めからブリンカーを着けていて、その効果は大きそう。有力候補。

※は西のセイウンハーデス。前走の毎日杯(GIII)は周りを気にしたか進みが悪かったが、直線で脚を使って4着で入線した。完成前の段階ながら、いいモノを持っている。

以下、ドーブネ、コリエンテス、ブラックノワール、ディナースタなど、警戒が必要な勢力は多い。

前日の段階のオッズを見ると、◎ショウナンマグマは6番人気ぐらいになりそうで、○ヴァモスロードはまったくの人気薄。高配当馬券が見込めるので、連勝式は手広く買っていきたい。

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◎1番ショウナンマグマ
○13番ヴァモスロード
▲6番グランディア
△14番セレシオン
※8番セイウンハーデス
×2番ドーブネ
×10番コリエンテス
×15番ブラックノワール
×16番ディナースタ
×9番マイネルクリソーラ

【単勝】1番(10%)・13番(10%)
【複勝】1番(50%)・13番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
13→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.13→全通り(13点)
1.6→全通り(13点)
6.13→全通り(13点)
1.14→全通り(13点)
13.14→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
1.13→全通り(78点)

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中京11R
京都新聞杯(GII) 5月7日(土) 伏兵馬2騎を狙う

3歳馬が争うGII競走で、舞台は中京の芝2200m。

4コーナー奥の引き込み線からのスタート。150mほど走り、急坂を上ることになる。1回目のゴール板を過ぎ、向正面の半ばまで緩やかな上り勾配。残り約1100mがコースの最高地点になる。ここから下りに転じ、下り坂は直線に入るまで700m以上も続く。坂の終わりが最も低い地点で、高低差3.5mを駆け下りることになる。

直線残り340m~240mは急な上り坂で、高低差は約2m、勾配は約2.0%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のある坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。

芝は開幕週でAコース使用になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「芝の生育は順調で、全体的に良好な状態です」と発表があった。

金曜の午前9時の時点で、芝のクッション値は「10.9」となっている。JRAが発表した馬場の写真を見ると、馬場は緑が濃くてキレイ。決めつけることはできないが、スピードの出る状態になっている可能性が高い。

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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。

【アスクワイルドモア】評価A- 騎手A+ 状態A

【アップデート】評価B 騎手A+ 状態A

【ヴェローナシチー】評価A- 騎手A- 状態A

【ショウナンアデイブ】評価A- 騎手A- 状態A

【ストップザタイム】評価A- 騎手A- 状態S

【ブラックブロッサム】評価A+ 騎手S 状態A

【ポッドボレット】評価A- 騎手A+ 状態S

【ボルドグフーシュ】評価A+ 騎手A+ 状態A

【ミスターホワイト】評価A- 騎手A- 状態A

【メイショウラナキラ】評価A+ 騎手A- 状態S

【リアド】評価A+ 騎手S 状態S

【リカンカブール】評価A- 騎手A+ 状態A

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日本ダービー(5月29日)につながる一戦。トライアルには指定されていないが、2着に入って賞金を加算すれば、出走できる可能性が出てくる。

フルゲートを割って12頭立て。2勝馬が4頭いて、オープンを勝っているのは1頭のみ、重賞で馬券に絡んだことがある馬は2頭いる。

逃げにこだわってはいないが、1番枠を引いたメイショウラナキラがハナに行くことになりそうだ。他に前めで運ぶのは、ミスターホワイト、ポッドボレット、リアド、ブラックブロッサムあたり。メイショウラナキラが競馬を作ったとして、そう緩いペースにはならないだろう。後続がどう動くは、当日の馬場次第で変わってくる。

名前が出た南井克巳厩舎(栗東)のメイショウラナキラに◎を打った。

父はキングカメハメハ直仔のドゥラメンテ。BMSは凱旋門賞を勝ったパントレセレブルで、姉に忘れな草賞勝ちのハローユニコーンがいる。2代母は桜花賞4着のユキノローズで、その父はミルジョージ。4代母の父がヒンドスタンで、自身は『ヌレイエフの5×3』等のクロスがある。

2歳の11月に阪神で新馬戦を4馬身差で快勝していて、その時の馬体重が448キロ。2戦目は3歳になって1月の若駒S(L)になり、この時は444キロで3着に健闘した。そこからいずれも中3週で3走して、前走で1勝クラスをクリアしている。

その前走は436キロで過去最低体重。しかし、ハナを切ってスイスイと飛ばし、直線で後続を寄せつけずに4馬身差で逃げ切った。少し走りやすい馬場ではあったが、1分59秒1(良)なら時計も十分に合格点である。

今回は中2週になり、今年5走目。お釣りがなくなっていておかしくないのだが、攻めが意欲的である。1週前にはCWコースで長めから追われて66秒4-11秒6をマークした。最終追いは坂路に入れて55秒3-13秒0。元気のあるところを見せていたし、少し力の要る馬場の中で終いに気合をつけられてしっかりと脚を使っていた。

陣営は「使うごとに力をつけている。カイ食いはいい」と。軽い馬場向きなので開幕週というのは歓迎できるし、あとは秋山真一郎がしっかりと抑え込んで残せるようなペースを作れるかだろう。行きたがるところがあるので、そこは注意してもらいたい。

あと、秋山は追いの弱いジョッキー。馬が苦しくなって凌ぎ合いの展開になったりすると、劣勢にはなりそうだ。配当面で妙味があり、穴として狙ってみたい。

友道康夫厩舎(栗東)のリアドも気になる存在。

ディープインパクト×ティズナウという配合で、上にストロングタイタン(鳴尾記念)、ギルデッドミラー(NHKマイルカップ3着)、ミラアイトーン(芝1200mでオープン勝ち)がいる。

2歳の秋に阪神の芝1800m(外)で新馬戦を勝ち、2戦目は若駒Sに挑んで2着(1番人気)。3戦目の毎日杯(GIII)は5着に終わったが、道中で力んでいたし、稍重が影響したか躓くようなところがあった。

その後は放牧に出され、このレースを目標に乗り込んできた。追い日はCWコースでやられ、2週前は動くフライライクバードと併せて67秒3-11秒1でほぼ同入。1週前もフライライクバードと併せ、68秒4-11秒4で食い下がった。今週は大きめの併せ馬で、67秒1-11秒8で内から同入している。なお、1週前と最終追いは川田将雅が跨っていた。

問題は2200mの距離。母系と体型、気性を考えると、1800mあたりがいいだろう。デキがいいのは確実で、実戦に行って元気良く走りすぎてしまうかもしれない。軽い馬場で息が入るようなら克服できるはずで、川田の腕に期待することにした。

川田は62勝で全国リーディング1位(2位は岩田望来で51勝)。勝率は.288で断トツの1位で、ルメールが.216となっている。昨年の当レースをレッドジェネシスで勝っているし、不気味なムードだ。

▲は1番人気が確実なレーン騎乗の関西馬ブラックブロッサム。中京で新馬、1勝クラスを連勝していて、前走は重馬場の中で後続を8馬身も離した。

速い馬場への対応、あと、道悪で走った前走の反動がないかが鍵になる。攻めを見る限りでは、デキは良さそうだ。

△は西のボルドグフーシュ。中京では1勝クラスの芝2000m戦を2分00秒2の3着に駆けていて、阪神芝2400m(外)の前走は33秒3の上がりで突き抜ける強い競馬だった。少し緩さが残る印象だが、食い込める切れ味を持っているので。

※は西のショウナンアデイブ。初勝利を挙げるのに時間がかかったが、強い相手と戦っていた。前走の若葉S(L)は真面目に走っていない感じの7着。勝ったデシエルトが離していて、2着とは0秒5差だった。初ブリンカー着で大きく変わる可能性がある。

以下、ヴェローナシチー、ポッドボレット、アスクワイルドモア、ミスターホワイトなど、軽視できない勢力は多い。

前日の段階のオッズを見ると、◎メイショウラナキラは単勝1,200円台と人気がなく、○リアドは3番人気になりそう。高配当馬券が見込めるので、連勝式は手広く買っていきたい。

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◎1番メイショウラナキラ
○7番リアド
▲10番ブラックブロッサム
△9番ボルドグフーシュ
※8番ショウナンアデイブ
×11番ヴェローナシチー
×12番ポッドボレット
×3番アスクワイルドモア
×5番ミスターホワイト
×4番ストップザタイム

【単勝】1番(10%)・7番(10%)
【複勝】1番(30%)・7番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
7→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.7→全通り(10点)
1.10→全通り(10点)
7.10→全通り(10点)
1.9→全通り(10点)
7.9→全通り(10点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
1.7→全通り(60点)
1.7→10(6点)

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【土曜後半レース】

谷川岳S
3連複 5,960円
馬 連 1,130円
単 勝  300円(20%)
複 勝  160円(80%)
◎ウインカーネリアン1着(1人気)
◎○でヒット

新潟12R
馬 連 4,310円
ワイド 1,440円
ワイド  340円
単 勝  300円(10%)
複 勝  140円(90%)
◎トミケンルーア1着(1人気)

鞍ケ池特別
複 勝 120円(90%)
◎スズカトップバゴ3着(1人気)

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東京10R
立夏ステークス 5月7日(土) 伏兵馬狙いで

◎4番ゴールドパラディン

【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
【馬連&ワイド】
4-6

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東京12R
4歳以上2勝クラス 5月7日(土) 実績馬+伏兵馬で

◎5番ブルーシンフォニー
○9番アオイカツマ

【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
9→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
5.9→全通り(7点)

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中京10R
鞍ケ池特別 5月7日(土) 中1週クリアなら

◎6番スズカトップバゴ

【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)

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中京12R
4歳以上1勝クラス 5月7日(土) 伏兵馬2騎を狙う

◎10番ドローム
○3番ジュノエスク

【単勝】10番(10%)・3番(10%)
【複勝】10番(50%)・3番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
3→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.10→全通り(8点)

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新潟11R
谷川岳ステークス(L) 5月7日(土) ヒモ荒れがあれば

◎7番ウインカーネリアン
○1番ベレヌス
▲11番スーパーフェザー
△4番サクセッション

【単勝】7番(20%)
【複勝】7番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
7→1.2.8.10
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.7→全通り(9点)
1.7→2.8.10(3点)
7.11→全通り(9点)
4.7→全通り(9点)

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新潟12R
4歳以上1勝クラス 5月7日(土) 混戦でヒモ荒れ待ち

◎12番トミケンルーア

【単勝】12番(10%)
【複勝】12番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→10.11.14.16
12→14.16

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騎手、調教師、馬主、エージェント、専門紙の記者などとのコネクション強化を図ります。有益な予想をお届けすべく、全力で取り組んでまいります。