2022有馬記念 大予想


こんにちは。
2022年も大詰めとなってきました。総決算、有馬記念ですよ!
最後是非大的中で締めたいですね!予想していきたいと思います。

イクイノックス

まずは1番人気イクイノックス(ルメール)の動きを考えて見ましょう。
話は6年前、サトノダイヤモンドの有馬記念にさかのぼります。
サトノノブレス(シュミノー)がキタサンブラック(武豊)に絡む無理仕掛けを見ながら私は思ったんです。
「玉砕覚悟でアシストってあるんだな。。しかし下手すぎる。。バレるだろこんなん。。」
同時にルメールは強い逃げ馬を楽に逃がすと中山2500で捕まえるのはとてつもなく大変だと思ったはずです。途中でペースが上がったにもかかわらず着差はクビ。坂上でなんとかといった形でした。
そして2019年。今回と同じ5枠9番、同じ勝負服で大本命アーモンドアイに騎乗したルメールは早め先頭に立つも失速。アーモンドアイの生涯唯一の馬券外という結果となりました。
仕掛けは早くても遅くてもダメ。このコースの難しさを知ったことでしょう。
ルメールはイクイノックスにベタ惚れのようなコメントを連発しています。しかしどう評価してるかは乗り方でなんとなくわかります。
皐月賞。型通り、じわじわと位置を上げる競馬をしたもののジオグリフに差され2着。
これを受けたダービーのポジションは後ろから3頭目。私にはユタカさんの後ろでペースを測ったように見えました。
上手い騎手は武豊を目標とすることを好む傾向があると聞いたことがあります。
驚異的な体内時計によりレース展開の上で最高の位置にいることが多く、また馬を御する技術に長けているため道中フラフラすることがなく、マークしていると楽だということです。
直線腕っぷしでユタカさんを交わすことができれば勝利を得られるという寸法です。
しかしながらダービーの4コーナー、内を回しているのを見て距離不安の評価をしていると思いました。
天皇賞秋、位置は取らず直線だけの競馬でパンサラッサを捕らえました。レースは派手でしたが折り合い不安がありそうな位置取りだったと思いました。
有馬記念の前評判。馬体を高評価する記事が目立ちました。完成形だとかなんとか。やりたいレースに応えてくれそうなコンディションのようです。
ルメール騎手、タイトルホルダーを捕まえられない位置での騎乗はしないように感じます。
天皇賞までのイクイノックスであればとにかく自分の競馬で直線向いたところで絶望的な差をつけられることも覚悟していそうです。しかし今回は自ら動いてタイトルホルダーを捕まえに行く。これが私のイクイノックスの展開予想です。
そして今回、この判断が裏目に出ると予想しています。

タイトルホルダー

続いて2番人気タイトルホルダーを見てみましょう。
2021菊花賞、天皇賞春、宝塚記念とG1 3勝馬です。
菊花賞。ワールドリバイバルのハナを叩いて逃げ、横山武史騎手の腹は決まっていましたね。
2021有馬記念。ここから主戦は横山和生騎手に変更。不利枠16番からパンサラッサの番手。直線沈み5着も、強いぞという印象を受けました。
日経賞。スロー逃げの戦法で勝利。いろんな馬が入れかわり襲ってきてよく逃げきれたもんよと思いました。
天皇賞春。シルヴァーソニックのアクシデントが味方した印象はありますが、7馬身差はバケモノです。
宝塚記念。マジですごかった。ゲート出て促しながらパンサラッサに逃げるならハイペースを要求するのです。岡田スタッドの岡田代表や山田オーナーも1000通過タイム見ながらマジー!?と言ったとか言わないとか。結果はレコード勝ち。敵なしの強さを見せました。
凱旋門賞。勝ちタイム2.35台の極悪馬場で逃げて失速。
本来なら圧倒的1番人になってもおかしくないのですが、、
実際に去年馬券外になっているという事実が人気を下げていますね。この目で見たと言う事実は重く、「購入を確定してよいですか?」にはいボタンを押すのに勇気が要ります。
また見えない疲れパターンも嫌ですね。レースが終わってから関係者談話として出てくるアレです。事前に教えろよーと思うわけですが、レースの極限のところで出てくる微差なのでわからないと言うのが正直な気持ちなのでしょう。
さあ有馬記念、戦法は逃げ。確定でしょう。逃げない前提で予想するのは難しいです。パンサラッサもいないし、ブレークアップはタイトルホルダーの外になった。これが逆ならまた悩ましいところでした。
おそらく13~16の外枠4頭が前を固めることになるでしょう。
逃げ馬はなめられてなんぼ、今年の重賞戦線でもなめられた逃げ馬がそのままゴールするパターンを何度も目撃しました。ベレヌス、ユニコーンライオン。。。
声を大にして言いたいのですが競馬は逃げ馬が圧倒的に有利。なぜならゴールに一番近い状態で直線に向くからです。このシンプルかつ重大な事実から目を背けてはいけません。
さて、今回タイトルホルダーはなめられた逃げ馬になるか?答えはNO、みんなの目標になるのは間違いありません。タイトルホルダーを捕まえられなければ勝利はつかめないと考えているはずです。
そして13番枠。ちょっと距離損があります。16ほどではないですが。
今回タイトルホルダーの評価としては他次第。楽に行ければ勝てる。が、イクイノックスが早めにくるはずなので本命にするのは怖いなあと言うところです。

ジェラルディーナ

3番人気ジェラルディーナも見ていきましょう。正直こんなに売れるとは思っておらず。。母子制覇のロマン派の後押しもあるでしょうか。
実はあまり評価していないんですよね。重賞連勝中ですがうまくいきすぎ感を感じています。
オールカマー。内有利のトラックバイアスの中、直線でバビット横山典が息子のために進路を空けたように見えました。話はそれますが、2022秋開催の中山は開幕週の京成杯AHが外の11-12-13、開催が進んだオールカマーが1-2-3で極端だなあと思いました。エアレーションという作業の影響と理解しています。4月に中山での競馬が終わった後、芝が根を張りやすいように地面にでっかいフォークみたいなものでぶっ刺して空間を作っていくんです。鶏肉の下ごしらえみたいな感じです。クリスマスですねぇ。。これをエアレーションというそうで、園芸用語ですね。これをやるとフワフワの馬場になり、固めていくことで後半ほど内有利になります。芝がはげて外が走りやすいと言う常識の逆ですね。
エリザベス女王杯。雨の降る極悪馬場を外から差しきりました。ライラックやアカイイトと言った後方勢台頭の結果から見ても、トラックバイアスが有利に働いたという印象です。
なんとなく今回も展開が向きそうな気がします。我慢した馬に展開が向くパターンに感じます。

展開予想

いよいよ展開予想していきます。
逃げるのはタイトルホルダー。1000通過は60.3。今の中山は60を切ったらその時点で終わりくらいの重い馬場になっています。それでも1周目3コーナーでハナを取るには一旦11秒台で出す必要があり、ギリギリの入りになるかなと思います。和生騎手はタイトルホルダーを信じたレースをすると思いますので強気に乗るんではないでしょうか。
向こう正面、タイトルホルダーが一旦ペースを落とします。まずしかけるのはジャスティンパレス(マーカンド)またはイクイノックス(ルメール)。5枠2頭のうち後ろにいる方が勝負権のある位置を求めて仕掛けます。呼応するようにディープボンド(川田)も早い流れに参戦するでしょう。3コーナー~4コーナーが見ごたえのあるレースになります。
直線、先に仕掛けた組が苦しくなり、内の後ろで足をためていた組が内を突いてきます。何頭もひしめき合う感動のレースになるはずです。

本命

◎6ヴェラアズール。
この秋最大の上がり馬。3月に初めて芝のレースを走ってからあっという間に京都大賞典、ジャパンカップを制しました。6戦連続上がりは最速。
2戦の上がりの質の違いが魅力的です。
京都大賞典はどこまでも追い続けるパターン。このレースだけでなく開催中の上がり最速。この末脚に魅せられますねえ。
ジャパンカップは馬群を割る競走。ラスト1ハロンでシャフリヤールの1馬身半後ろから逆に3/4差をつけてのゴールはキレの鋭さも見せました。
ジャパンカップ4倍台は競馬ファンのうまさに悶絶しました。
実績を上げたにもかかわらず今回オッズが上がっています。中山適性、一旦放牧に出した調整過程、馬体重維持と言ったコンディション面が理由かと思います。
もちろん展開が向く必要があるとは思うのですが、考察してきたとおり、前にマークが向くと予想します。
内の後ろで足をため、直線はじけると思います。

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