天皇賞(春)ラップ傾向で見るコース形態

1.コース形態

京都3200m
引用元:西風馬券道(https://bakendo.com/kyotorc/kyoto3200t/)

スタート地点は向正面の中間点よりやや2コーナー寄り。外回りコースを1周半する。3コーナーまでの距離は約400m(Aコース時)。3コーナーにかけては上りで、4コーナーへかけては下り坂。4コーナーを回った最初のホームストレッチではいかに折り合いをつけられるかがポイント。当コースは天皇賞(春)のみで施行されており、ホームストレッチではスタンドの大歓声を受ける。ここで取り乱すことなく冷静に走りたい。そして1コーナー、2コーナーと回り、バックストレッチへ。そして2回目の3コーナーへ向かうところで、高低差3.9mの坂を再び上り、4コーナーにかけて下る。最後の直線は平坦で、Aコース時が403.7m、B、C、Dコース時が398.7m。

引用元:JRA-VAN(http://next5.jra-van.jp/appli/crs/explain/08/crs08t3200out.html
)

2.ラップ傾向

天皇賞春京都開催時ラップ傾向
Sペース時好走脚質傾向
Mペース時好走脚質傾向

初角までの距離が約400mとそれなりなことと、コーナーに入ってすぐ上り坂なことからテンのペースは落ち着きやすいので、後傾ラップ(Sペース)になることがほとんどで、前傾ラップ(Hペース)になることはほぼ0と言っても良さそう。長距離戦なのでスタミナ温存したいという思惑と、位置取りは道中である程度どうにかなることも影響しているか。3コーナーの坂の影響で仕掛けどころはラスト5F、4F辺りになり、ロングスパート戦になることがほとんど。下り坂で勢いがつきながら直線に進入でき、直線が平坦なこともあってか先行馬が有利な傾向となっている。


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