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後まわし

どうも佐久間です

今日は『後まわし』という
お話です


やらなきゃいけない事に関して
面倒くさいなんて思ってやらない
   『後まわし』
という事は、普段の生活の中で
多い事かと思います

・部屋の掃除(かたずけ)
・夏休みの宿題
・急ぎじゃない業務

こんなのが良くされるかと思います

でも、今日お話しする『後まわし』
尊敬する元上司との世間話の中で聞いて
とても為になった話です


元上司が、まだ新人研修の主担当だった頃
一人の新人社員が、入社後1ヶ月経って
『○○さん(上司の名前)、本当に辛いです』
と相談して来たらしいです

詳しく話を聞くと
『自分は昔から、親や周りの人の期待に
 応える様に、有名大学を卒業して
 この有名企業に入社しました
 でも、社会人になって思ったのですが
 本当に自分がしたかった仕事や生き方と
 今の現実が違い過ぎて悩んでます』
という事でした

それを聞いた元上司は
『では今、自分のしたかった事や
 生き方がハッキリわかってるんだね』
と質問した所

『正直、それもよくわかりません』
という回答でした


要するに、その時彼は
一般的に言う『五月病』でした


元上司は、うつ病として一旦休ませる
選択肢もありましたが、まだ入社1ヶ月だし
その後、彼が職場復帰しても更に環境が
悪化するのは目に見えています

でも、このまま無理して仕事を続けるのも
精神的にダメになってしまいます

タイプ的に、社交性が無い真面目タイプの
彼だったようで、ヘタなアドバイスをすると
最悪の方法を取る可能性もありました


いろいろ考えて元上司が取ったアドバイスが
     『後まわし』
でした

元上司は
『今、しないといけないという事については
 ちゃんとやって、いつでも出来る事は
 今やらないといけない事が終わってからの
 後まわしにするのはどう?』
という言い方をして

さらに続けて
『これからの人生、まだまだ時間はあるし
 新人なんだから、ベテラン社員と同じ
 仕事が出来なくて当たり前なんだし
 とりあえず毎日会社に来るとか趣味などの
 比較的し易い小さな事を毎日続けるのは
 どう?』
とのアドバイスをしました

狙いとして、現状の日々の業務や日常に対し
周りや自分の中で作ったプレッシャーから
一旦離れる事をしてもらいたかった様です


それを聞いた新人社員は
『・・・分かりました』
と、礼をして立ち去ったとの事です


その後元上司は、彼の部署の所属長に
事情を連絡し、彼と会社で会えば声掛けし
彼と同期も誘って食事や呑みなど連れてく
など、会社内での彼の居場所を作りました


そんな彼は、その後少しづつ回復して行き
元々持ってたポテンシャルが仕事で開花し
部長まで出世したそうです

人生って、きっかけ一つで
こんなに変わるものなんだなぁ~って
感じたお話でした



まとめですが
後まわし』なんて言葉を聞くと
面倒くさがり屋とかダメ人間なんて
イメージがあるかもしれません

完璧主義の考えの人には、更に大きな
問題に発展しかねない考えだと思います

でも、この『後まわし』をする事で
生き方に余裕というものを作ると
今以上に周りが見える様になり
悩んでいる事や抱えてる問題点などを
第三者的に考えられる方法になります

また記事でも書きましたが、新人社員は
『相談』という行動をした事で
自分に無い、第三者の考えを得られ
結果として良くなった事例だと思います

noteだとコメント欄がそれに該当します

もし悩みや問題を抱えていたら
こんなにたくさんのnoterさんの中なら
自分に合う一番の解決方法が見つかる
可能性が高いです

もしコメントで見られたくないけど
この人に相談したいと思ったら
サポートのメッセージなどを使えば
良いと思います
※お金の事を気にするなら
 正直に『返して』って言えばいいし(笑)


現在コロナで、最悪の選択をする方が
多いというのをニュースで見ています

もしそういう選択を取ろうとしてる人が
この記事の内容を見て、少しでも変わる
きっかけになってくれると嬉しいです


 『いつでも出来る事は後まわし』


この考えでみんなが楽しく生きられる
世の中にしたいですね


以上が『後まわし』でした

予想が参考になりましたら サポートを宜しくお願い致します 後日の感謝イベント費にします