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#38赤松 真人

どうも佐久間です

今日は、佐久間がオススメする
引退・現役を含めた好きな選手の紹介です

『オススメの映画紹介』の様な感覚で
見てもらえると嬉しいです(笑)


今回紹介するの選手は

  赤松 真人


です


★赤松 真人

生年月日:1982年9月6日
出身地 :京都府
右投げ右打ち 外野手

特徴としては、とにかく守備範囲が広く
足が速い事で、打球の落下地点までの
一歩目が早く、イメージとしては
守備・走塁のスペシャリストです

経歴は、平安高→立命館大学を経て
2004年のドラフトで阪神タイガースに
6巡目で指名されプロ入りしました

赤松-2

背番号は『#52』
入団初年度は二軍で、打率.363・7本塁打
29盗塁で、いきなりウエスタン・リーグの
首位打者・盗塁王・最多得点・最高出塁率の
4冠を達成しました

阪神には2005~2007年の3年間在籍し
一軍登録は合計36試合で、通算成績は
打率.154・0本塁打・1打点・11盗塁
で、主に代走・守備要員として活躍

その後、FA宣言した新井の人的保障で
2007年に広島東洋カープに入団します

赤松-3

背番号は『#38』
この年は、マーティー・ブラウン監督政権で
エース黒田が海外、4番の新井が阪神に移籍
と投打主軸2人が揃って居なくなったという
新しいカープの再編成の時に入団しました


このカープに入団してから、赤松は
いろいろな記録を打ち立てます


まず入団初年度の2008年
開幕こそケガで出遅れますが、復帰した
4/29の巨人戦で1番センターで出場

その第一打席で、いきなりプロ初となる
初回先頭打者HRを放ちました
さらに、翌日(4/30)の試合で
同じく1番センターで出場し、またまた
初回先頭打者HRを放ち、プロ第1、2号が
2試合連続初回先頭打者HRとなったのは
プロ野球史上初
の出来事でした


そして一番印象に残っている赤松のプレーは
2010年8月4日の対横浜ベイスターズ戦で
5回表、ベイスターズ村田の左中間スタンド
への大きなセンターへの当たりを、躊躇なく
フェンスによじ登りキャッチしました

赤松-5

このプレーで赤松の名は海外にも広まり
海外のニュースキャスターが興奮しながら
『日本のプロ野球でマサト・アカマツが魅せた
 このスーパーキャッチ!
 ワンモーションで壁によじ登り見事キャッチ
 スパイダーマンさえ彼には敵わない!
 これは間違いなく史上最高のキャッチだ!』

と、海外メディアからも大絶賛され
『忍者 アカマツ』
なんて紹介されてました

また、この年に自身初の守備で表彰される
ゴールデングラブ賞を受賞しました


その後、若い世代の成長があり
赤松は代走・守備固め要員として活躍
2016年には、自身初のリーグ優勝を経験し
初めて日本シリーズにも出場しました


その2016年のシーズンオフ
奥様の勧めで人間ドックを受診した時
初期の胃がんが発見されました

2017年に胃がん摘出手術を受けましたが
手術後の検査でリンパ節に転移が発覚
辛い闘病生活を経験し見事がんを克服
その後、療養とリハビリの生活を続け
一軍復活を目指して努力を続けました

この様子はテレビでも取り上げられ
『壮絶人生ドキュメント
 プロ野球選手の妻たち』(TBS系列)
で全国ネットで放送されました


2018年ウエスタンリーグ(二軍試合)に復帰
ここで成績を残して一軍復帰を目指しましたが
やはりもう以前の様なプレーは出来ず
2019年に引退をしました

その2019年最終戦に引退セレモニーが行われ
『最高の気持ち(リーグ優勝)から一転して
 本当にどん底に落とされました
「こんなにも好きな野球がもうできなくなるのか」
 と、正直何度も諦めかけました

 (皆さんの)応援は絶大なパワーになりました
 (胃がんの手術後に)一軍に上がれないまま
 引退試合になってしまってすみません』

と赤松らしい引退のあいさつでした


カープでの通算成績

★在籍年数 12年(2008~2019)
★出場試合数 832試合(一軍在籍試合数)
★通算打率  .252
★通算本塁打 21本
★通算盗塁数 125個

生涯成績
★通算打率  .249
★通算本塁打 21本
★通算盗塁数 136個


ちなみに、広島のマツダスタジアムに
向かうJR線沿いにカープロードという
道があり、その鉄道フェンスの所には
成績を残したカープ歴代の名選手や
活躍している選手の紹介が並んでいますが

赤松-6

2019年までありました
※2020年から宇草が#38を引き継いだ為

本人も言ってますが、正直この成績で
引退セレモニーをしてもらえるのも
異例中の異例です

それだけ他の選手やファンに愛された
素晴らしい選手だったと思います

現在はカープの二軍で若手育成の為
外野守備・走塁コーチとして
チームに貢献しています



最後にまとめですが

今回、赤松を紹介した理由は
『あきらめない気持ちで
 最後まで努力を続ける事』

は、大切だと知って欲しいからです

本人も言ってますが、リーグ優勝を
経験した直後に胃がんが発覚して
選手生命も危ぶまれ、命を落とす
危険もあった状況で必死に頑張る

これは、なかなか出来ない事です

そんな素晴らしい考え方を
野球を通じて教えてくれた赤松が
佐久間は大好きです


こういういろんなドラマがある
プロ野球に学ぶ部分がある事を
知ってもらえると、プロ野球が
もっと楽しくなるので、是非
プロ野球観戦に行ってみて下さい

赤松-4


今だ魅せろ君の 果敢な姿を
赤い星を捉え そこで君が輝け



以上が佐久間が好きな選手
『#38 赤松真人』
でした

予想が参考になりましたら サポートを宜しくお願い致します 後日の感謝イベント費にします