12/25有馬記念全頭解説!+平場予想

今年も残すところあと2日。最終週になりました。
有馬記念は今年の古馬中距離G1の勝ち馬が全て出走+ハイレベルの3歳馬、昨年の年度代表馬が入って楽しみなレースになりました。何とか当てたいところですね。
アルファベットは推奨度です。

G有馬記念

展開予想

前  13 15 8 2 3 1
    16 12   10 5 4
     14    7 9   6 11
個人的に隊列イメージとしてはこんな感じです。外枠から各馬がガーーーっと先行していくイメージ。となるとハイペース感が出て道中ペースが緩む。隊列予想してこだわったのは川田ディープボンドが番手。おそらくバテなくてしぶといディープボンドが取りたい場所はこの番手。ブレークアップは鞍上が戸崎なのでそこまで突っ張ってこない。そのままタイトルホルダーと3頭で並走して先行争い。引いた戸崎がインの2列目に入るイメージで
今の差しが決まる中山の馬場なら捲る馬はいない。捲るミルコもいないので3角までの一周、隊列が動くとは考えられない。
そして、まず取ってはならないのはウインマイティーの後ろ
となるとラチ沿いが恵まれたポジションとはならず仕掛け遅れになるだろう。後方各馬は距離ロスを受けることとなり、先行各馬が有利になりそう
従って展開的に恵まれるのは二桁馬番各馬になりそう。


印+全頭解説

◎⑫ポタジェ

今年のG1勝ち馬。完璧や競馬だったとはいえ流石に人気落ちしすぎ。元々キレない馬で出世が遅れた馬。馬のキャラクター的には距離延長は歓迎で、時計のかかる中山も良い。前走も苦手な瞬発戦で着差は0.9差と着順ほど負けておらず、2走前は58キロ、3走前の宝塚記念は最終ポリ追いで上がり12.7の状態不安+外回しで度外視。今回も追い切りは格下に煽られた感じだが、乗り込みは豊富。この人気なら1発あっても

◎⑯ディープボンド

ダブル本命。宝塚記念ではハイペースを3番手先行。3角からは前を捕まえに外3を回る苦しい競馬。天皇賞でも外外を回り苦しかった。昨年の有馬記念は斤量の軽い3歳馬相手に展開が向いたとはいえ2着に好走。枠だけでここまで嫌われているが、元々馬群の中で競馬をするより揉まれない形で競馬をした方が強さを見せる馬。かえって人気しなくなったのでこちらにとっては好都合。

○⑩ジャスティンパレス

前走はうまくインに入れたとはいえ、内から2頭目を先行して4角完全に詰まる競馬。押し上げたいところで詰まった不利はかなり大きい。元々血統構成から瞬発力を求められるレースよりはタフなレース向き。中山2500はベストコース。追えるマーカンドがプラスに出るかは分からないが、外3から頑張ったホープフルSを見る限り外国人騎手との相性も良さそうで。

△③ボルドグフーシュ
菊花賞明けだが追い切りの時計は悪くなく、むしろ上積み十分。特に1週前は圧巻の追い切りで騎手騎乗とはいえ、全体78.2で上がり11.1はさすが。これまでも長距離馬とは思えない追い切りを見せている馬で本質的には中距離馬なのでは?また、強さを見せているのはハイペースよりもスローペースの時。イメージより切れるタイプなので我慢できる鞍上は魅力。
△⑨イクイノックス
前走は圧巻の勝利。使い詰めがダメな馬なので、間隔をあけての臨戦は魅力。初めての右回りとなった皐月賞での2着は実力の証で、早めの競馬を強いられた皐月賞で2着、上がりを求められる天皇賞で勝利と、違う競馬でG1を好走しているのは能力の証。絶対的な能力は認めつつ、1番人気なので。
△⑬タイトルホルダー
宝塚記念はテン33.9で入るかなり苦しい競馬。そこで勝つのだから強い。とはいえ、天皇賞はから馬絡みで後方馬がレースをしづらく展開に恵まれた感があるし、昨年の有馬記念は言うほど展開不利を受けたとは思わない。単騎逃げ濃厚なので切れないが、海外帰りを踏まえれば本命にできるオッズではない。


①アカイイト
状態は上がっている印象を受ける。昨年はかなり外外を回ったので仕方がない。各馬がタイトルホルダーを目標に早仕掛けになれば届いても。他力本願の馬なので展開破綻を予想するなら馬券に入れても。
②イズジョーノキセキ
おそらくラチ沿い4列目。ラチにこだわるしか勝機はないのでラチにこだわるだろう。あくまで展開待ち。
④アリストテレス
展開待ち。枠は絶好だがさすがに…。
⑤ジェラルディーナ
ここ2走はトラックバイアスに恵まれてのもの。夏から使われて8月に小倉、9月に中山、11月にタフな阪神雨馬場を走り、中山のタフ馬場。血統的にも中山2500はさすがにタフで厳しく、ここは消しで大丈夫。
⑥ヴェラアズール
前走はこれ以上ない完璧な騎乗。ここまで上がり最速を出し続けているが、展開不向き+4角外を回しすぎたとはいえ中山でのサンシャインSを見ると適性は東京や阪神のような直線勝負に徹することができる競馬場。上積みはない。
⑦エフフォーリア
昨年の勝ち方は強かったし、持っている力は強い。とはいえ、12/18の日曜に坂路とウッド追い、12/20にも坂路追いを敢行。さすがにこの調整過程は順調とはいえない。立て直しに必死の調教師の努力は認めつつ…。
⑧ウインマイティー
足りない
⑪ラストドラフト
流石に厳しい。2500も長い。
⑭ボッケリーニ
前走は外回しで度外視できるが、ここでは能力が足りない。
⑮ブレークアップ
前走は54キロと強いテーオーロイヤルが大きな不利を受けていたのが大きい。メンバーレベルも低い中での勝利で評価できない。

というnoteを書いた後に、高速道路の積雪通行止めの影響で栗東調教馬の到着が遅れたとのニュースが。
そんなのタイトルホルダーとエフフォーリアで決まりですね
勝負度合いはかなり下がります。結構有馬記念、オッズ的な妙味もあって自信あったんだが…


平場予想
B阪神2R
◎⑧サブエガ

前走はハイレベルのデルマソトガケ戦。スタートダッシュはメンバー1でハナを切れる勢いだった+ラスト止まっていたので短縮は良さそう。内隣のマイネルフォーコンが前走逃げたことから先行もしやすい。すんなりついていきラスト交わすだけ。

C阪神5R
◎⑥スリーケイエヌ

ここはかなりの低レベル戦。植野の引退レースなので応援したい気持ちはあるが、オッズ的にこちらを。長休明けで障害2戦目だったシャイニーズラン戦では、ここで植野が乗って人気するアスタースウィングに先着。休み明け初戦から走るタイプなので、ここは初戦から勝負。
○⑨ティートラップ
障害2戦目+単騎逃げ濃厚で
△③アスタースウィング
インの先団で運ぶことが濃厚なので。

B阪神7R
◎⑨エグモント

前走は揉まれて終了。2走前は2.3.4.7着馬が既に勝ち上がっているレースで5着。揉まれなければこのクラスで通用する力は見せている。弱点がわかっているので、やることは決まっている。外枠を引いた今回はスムーズに先行するだけ。8枠のムルバザエフだけパスできれば。強気にくるようなら行かせて外2で大丈夫。そこが未知なだけにB推奨
△⑫⑪

A阪神8R
◎⑬ナムラフランク

ティントリップを行かせて番手についていくだけの簡単なレース。未勝利勝ち時は1勝クラスと同じ勝ち時計、その後もハイレベルの世代限定1勝クラスで連続3着と能力を見せている。スムーズに運べば負けてはいけない馬。
△⑮メイショウヒメゴゼ
不器用さがあったので阪神替わりはプラス。大外枠からスムーズに運べば、混合戦でも1発あっても。

C阪神10R
◎⑩アウスヴァール

気性が危うい騸馬らしく、休み明けでは2-0-0-1、叩き2走目は0-0-0-3。前走は叩き2走目で情状酌量、2走前は競走中止馬の煽りを受けて仕方ない面があった。逃げたい馬が他にもいる点は不安だが、スピードは上位なのでペースを作って押し切る。
△②①⑤

C中山7R
◎⑮トロワシャルム

去勢されたのが園田から中央に転入する昨秋なので、去勢から1年経って初の出走。去勢明け初戦では休み明けながら逃げて東京の差し決着を4着。騸馬らしく休み明け初戦が良い。2走前のどん詰まり、前走の芝で人気を落としての出走が濃厚なので、外目スムーズに先行していけば押し切りがあっても。メンバーレベルも低いので。

E中山10R
栗東馬が輸送に遅れているのなら、関東馬だけのボックスを買うだけでオッズが取れるのでは?関東馬5頭の馬券で

C中山12R
◎⑬スズノヤマト

前走は内枠から2列目と最高の競馬だったがハイペースで先行馬が垂れてきてどん詰まり。結果的にかなり苦しい競馬となってしまった。2走前は行った行ったの競馬を後方から不利あり、3走前はどん詰まりと不利ありの競馬を続けている。逃げ馬多数のここは展開的にも恵まれるので、中団あたりから外目を回って差し切る
○③ルミナスライン
前走は内からも外からも張られ中途半端な苦しい競馬に。着順以上の評価ができる。1発あっても。
▲⑥サイヤダンサー
前走は前残りだったとはいえ、輸送競馬で早めにアクセル踏む競馬で決して楽な競馬とはいえない。現級上位の力は見せているので。

明日はG1デー中山でもあり、平場に買いたいレースが少ない感じですね
二場開催なので仕方のない面もあります
有馬記念は雪の感じで買えないレースに個人的にはなってしまいましたが、グランプリ楽しみたいと思います

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