データで攻略するJRA
競馬、どうせやるなら勝ちたい。というか負けたくないですよね。
しかし、競馬には控除率があり、大半の人がマイナス収支になる仕組みとなっています。
プロの予想家も予想を配信しているnetkeibaのウマい馬券のコンセプト(?)は
「選び抜かれた精鋭たちが回収率を徹底追求!」
とのことですが、中央競馬の2021年の年間回収率ランキングを見てみると、107名中95名がマイナス収支です。
もちろん、ウマい馬券の成績と本人の馬券収支は別ですが、選び抜かれた精鋭たちの予想でもこの現状、競馬で勝つのって、本当に難しいんです。
競馬で勝ち組(長期収支がプラス)になるためには、他の競馬ファンと争い、この控除率の壁を越えていく必要があります。
競馬本を読み漁り、レース映像を見直し、過去戦績を分析し、パドックを観察して馬券を組み立て…。
四苦八苦しながらJRAと格闘し、じわじわと控除率に飲み込まれていく日々。
そして私は競馬予想を辞めました😊
正確には、なんかいろいろ考えて馬券を買うことをやめました。
コスパ悪すぎるというか、そもそもマイナス収支ではコスパもクソもありません。
儲かる馬を儲かるように買うだけ買って、あとは大好きな競馬をスポーツとして楽しむことにしました。
そこで目を付けたのが「データ」です。
過去に行われた数万レースものデータ、これを分析して儲かる馬だけを買えば簡単に儲かるのではないか?
…
儲かりました。
正確には、2020年と2021年のデータを基に作成した理論で、実際に馬券に活用しているのが2021年途中からですので、まだぼちぼちです。2019年と2018年は同じ手法がその期間でも通用するのか、テストした結果です。
もっと正確に言うと、今年に入ってからもロジックというかセオリーの見直しをしているので、多少数字が違ってきますが、見直し前も見直し後もマイナスの年はありません。(負け無し、これがめちゃくちゃ大事)
(note推奨馬と同じロジックですが、推奨馬と年内の成績が違うのは1月途中から推奨馬の公開を初めたことと、途中で見直しを行ったことの2点が原因です。)
馬券は当てなくてもいい
多くの、というかほとんどの競馬ファンは予想を組み立てるとき、馬券を買うとき、馬券を当てようとします。
当たり前です。馬券は当たらなきゃ意味がありません。
ですが、私は馬券を購入する時、その馬券が当たる当たらないより、ルール通り買うことだけを考えて購入しています。
ルールに則った馬券を買ってハズれてもいいのです。ルールから外れた馬券を買ってしまったら、それが当たってもハズレても反省すべきです。
競馬で楽してプラス収支にするには、それくらいシビアに馬券を購入する必要があります。
大半の競馬ファンは馬券を当てようとしている。そして大半の競馬ファンはマイナス収支。
的中率重視でプラス収支を達成するのは、非常に難しいです。
儲かる馬、儲からない馬って?
前置きが長くなりましたが、本題です。
この記事を書くかどうか、結構悩みました。
なぜなら、儲かる馬が儲かるとバレた時点で儲かる馬ではなくなるからです。
とはいえpvも少ないし、バレるうちに入らないので書きます。
また、儲かる馬と同じくらい、儲からない馬のデータも大切です。
儲かる馬群Aの中から儲からない馬群Bを消すだけで儲かる馬群Aの価値がグッと高くなります。
というわけで、儲かる馬、儲からない馬のデータを紹介していきます。
データ紹介
原則として2019~2021年のデータ、また単勝オッズ1.0~49.9倍のデータを紹介していきます。
また、データを活用する際は「なぜその結果になるのか」をある程度考察する必要があります。
それができないようなデータは利用しない方がいいです。前走東京ダートで今回5番人気の大外枠の回収率が150%!のような意味のわからないデータに踊らされて、今後大きく下振れする可能性があります。
また、単勝の払戻率は80%ですので、85%程度のデータをプラス評価、75%程度のデータをマイナス評価とします。
◎…儲かる馬
×…儲からない馬
私のnote記事の推奨馬は◎のようなデータを組み合わせて毎週決まったルールで抽出しています。
×単勝50倍以上
単勝50倍を超える馬は回収率が圧倒的に悪いです。
また、勝率が低すぎて収支が不安定になり、他のファクターを精査する際も穴馬1頭の激走で回収率が大きく変わってしまうため、データ競馬には向きません。
次項以降は単勝50倍以上の馬を除いたデータを紹介します。
◎馬番偶数 ×馬番奇数
ゲート内での待ち時間が影響するのか、偶数番の回収率が10%ほど高いです。この傾向は芝でもダートでも大きく変わりません。
×小柄な馬
馬体重439kg以下は勝率、回収率共に低いです。
×人気馬 ◎不人気馬
人気馬は高確率で勝ちます。ただ、馬券としては負けます。
人気と勝率が比例しているあたり、世間の競馬ファンの馬を見る目は確かですが馬券収支となると、別問題です。
多くの競馬ファンと、違う馬を買いましょう。
×ダートの牝馬
これ、有名かと思ったらまだまだ使えます。
無条件で嫌ってもいいレベルの回収率。
逆に芝の牝馬は◎とまでは行かないもののそこそこ優秀。
◎夏の牝馬
これ、牝馬のみの成績です。芝ダート問いません。
「夏は牝馬」、聞いたことある方も多いと思いますが、まだまだ使えるファクターです。
×今走昇級戦
前走1着馬は人気します。人気する割に走りません。
以上のようなデータを組み合わせることで、単勝回収率100%超えの馬は意外と簡単に見つかります。
冒頭に紹介しましたが、
こんな馬を探すのも、割とすぐです。
一度ロジックを作り上げてしまえば、毎週その条件に当てはまる馬を探すだけなので、全レースの予想が数分で終わります。
以下の有料エリアでは、ロジック構築に役立つかもしれない◎×データを更にいくつか(10データ)紹介しておきます。
データ馬券の買い方について伝えたいことのほとんどは無料エリアでお伝えしたので、データを自分であれこれ調べてみたい方は、以下の有料エリアは蛇足かもしれません。支援のつもりでオマケ程度に参考にしていただければ幸いです。
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◎×、どんどん紹介して行きます。
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ファクター研究のモチベーションになります。 いつもありがとうございます。